18話

今日は短めです



「桐花、凛今日勝ったんだよ凄くない!ねぇそう思わない?」


「凄いハイテンションだね、蒼真くん」


「そりゃ前にほぼズルみたいな勝ち方したし、それに今回で実質学年で最強なのは俺なのではと思ってる」


「蒼真は元々風属性だけでも強いのに全属性使えたらもっと強いに決まってるじゃん」


「でもむやみやたらに全属性使うわけじゃないしね」


その後気分良く授業を受け気持ちよく放課後を迎えた。


放課後桐花と凛と帰ろうとしていると教室のドアが勢いよく開けられた。


「蒼真今日は一緒に帰らない?」


「今日は桐花と凛と帰りたいからごめん、今度は一緒に帰ろう」


そう言うと


「分かった次は一緒にね」


桜花悲しそうな顔してたけど今日は桐花と凛と凛の家の訓練所で特訓する約束だったからな。


「桐花、凛行こう」


「皇さん誘わなくて良かったの?」


「それはそうかもだけど今日は俺達三人で訓練したかったからさ」


「ならすぐ行きましょう。たくさん訓練したいですしね」



「相変わらず豪邸だな凛の家」


「凛の家初めて見たけどこんなレベルだったんだ」


「そんなことより訓練所に行きますよ」


「話には聞いてたけど凛の家やっぱりやばいよ蒼真」


「そりゃそうだろうね、だってこんな訓練所が家にあるんだもん」


「じゃあ早速始めよっか」


「うん今日は私と凛対蒼真でいいんだよね」


「あぁ本気で向かってきてくれ」


「なら遠慮なく行きますね」


凛がそう言うと2人はフル身体強化を発動し、


「第二魔法雷弓」


「第三魔法闇刀」


「なら俺も身体強化(水光)」


今日はあまり使わない水と光属性を使おうかな


「第三魔法ファイアランス」


「じゃあやろう!」


その頃桜花は


「蒼真やっぱり私より彼女達の方が大事なんだ。それは当たり前か」


家の帰路につきながら私はそんなことを呟いていた。


蒼真とはもっと親密度を上げないと付き合うなんてもってのほかだろう。


だから頑張らなきゃね。母様のために。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る