6話

「みんな今日もおはよう」


「お、おはよう蒼真くん」


みんな名前呼びしてくれた、嬉しいなー。


昨日なんて話しかけただけなのにみんな顔を赤らめてたし、まあ、今もみんなの顔は赤いけどね。俺の心臓もバクバクだけどな。


「今日もよろしくね。高橋さん」


「う、うんよろしくね蒼真くん」


高橋さんは昨日挨拶を返してくれた金髪ツインテールの美少女だ。


こんな美少女と隣の席なんて最高だ。あっ先生が来た


「はいみなさん今日はいきなりですが、魔法の訓練がありますよー」


「この学校のメインといっても過言なので頑張ってくださいね」


そんなこんなで今はみんな校庭にいる。


「今日は簡単な身体強化や魔法から始めます。」


「では、みなさん今日は二人組でやって貰います。余ったら先生と組みましょうねー」


誰と組もうかな、桐花とかかな。


「蒼真くん一緒にやりませんか」


「あっえーといいよ」


桐花と組もうと思ってたんだけどまあいいか桐花も友達同士組みたいはずだしね。


「はいみなさん組めましたね、あっ如月さんが、余りましたか、先生と組みましょうねー」


桐花友達いなかったのか。


まあ、昔から人間関係とかは苦手だったもんな。なら組んであげればよかったかな。


蒼真私と組んでくれると思ったのに高橋さんと組んでるし、ああいう子がタイプなんだね。


「とりあえずみなさん身体強化を発動してくださーい」

みんな「はーい」


えーとどの属性の身体強化を使おうかな、あっでも試験で使った風属性でいいか、一番得意だし。


「身体強化(風)」


「やっぱり魔法使えるんですね、蒼真くんは風属性ですか私はちなみに雷と光ですよ」


へー雷属性ってあんまいないって聞いたから珍しいな。


「では、身体強化(雷)」



続々とみんなが身体強化を発動すると先生が


「みんな出来たみたいですね。それなら授業を始めましょう」


初めての対人戦か。怪我させないようにしないとか。それに一応試験のときやったんだけどね。あれは相手も手を抜いてたしノーカンでしょ。



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