1.死の罰 罪の人

結局 死んでしまうのは 何かの罰なのだろうか

罰なら罰で 受け入れるべきなのだろうが 罰でないのなら 受け入れがたい


死ぬのは 本当にくだらないことだと思う

死には悪いが 生意気なことを言うようだが はっきりとくだらないと言える


苦痛はむしろ歓びである 当然そうだろうと考える

胸は苦しいし 心は痛むが 歓ばないわけにはいかないのである 


結局 生まれてしまったことが 罪なのだろうか

罪なら罪を なかったことにできないだろうか ――罪なるは人 人であることが罪・・・

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「詩集 永劫」(令和1年~) 舞原 帝 @kotobauri

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