土佐まはりのドサ回り日記！

第25話 20XX年9月15日

　今週末は中牟田杯の関東予選が、先週と同じく白子で開催されているのだけど、残念ながらも私は出場していません。

　この夏で私の実力がこんなにも一気に伸びるだなんて、私自身もそうだしお母さんもコーチも思っていなかったから、中牟田杯の関東予選には登録してなかったんだよね。

　ほら、中牟田杯ってU-15の大会だから、早生まれの高一と中三の選手がメインの大会じゃん。

　だから、まだ中一の私の実力では、お呼びじゃない大会レベルだと思っていたんだよ。

　日本のジュニア大会のエントリーの締め切りって、大抵の場合は大会が開催される一ヶ月前ぐらいに締め切っちゃうんだよね。

　今回の場合は、私がタイのホアヒンでバカンスを楽しんでいる時が締め切り日でした。

　関東ジュニアのランキングポイント的には、関東予選に出場できるポイントは持っていたのだから、失敗したかもしれない。

　中牟田杯の本戦は64ドローで行われるから、関東の枠も10以上あるので、予選でQFまで進出すれば本戦出場は確実だっただろうし。

　ホアヒンのプールで龍馬と遊んでいる場合ではなかったよ！

　もっとも、強豪選手が多い激戦区である関東予選で、年上の選手を相手に私がQFまで勝ち上がれたのかどうかは、未知数ではあるんだけどさ。

　そして、中牟田杯に出場しない代わりに、中牟田杯の本戦が開催されているのと同じ週に、台湾の高雄でITFジュニアのJ30大会が開催されるので、その大会に出場する予定にしています。

　でもその前に、川口でITFジュニアの大会と、RSK選抜ジュニアの本戦が岡山であるんだった。

　でも、RSK本戦もオムニなんだよなぁ。

　ちなみに、出場しないけど中牟田杯も、砂入り人工芝での開催になります。

　それも主催するのが、日本のテニス協会の中で一番偉い協会なんだよ？

　ワールドジュニアやジュニアデビスのアジアオセアニア予選を、砂入り人工芝で開催しているのであれば、また話は別なんだろうけど、違うよね？

　21世紀も半ば近くにまでなって、信じられない……

　協会の偉い人の頭の中は、昭和か平成前期で時が止まっているのかな？

　もしかしたら、オムニ信者の人の方が自治体に働き掛ける圧力が強いのかもしれないけど。

　砂入り人工芝のコートを存続させろとか、ハードコートから砂入り人工芝に戻せとかの話題が、テニス関連のニュース記事にも載っていたしね。

　書いているうちに思い出して、段々とオムニ信者の連中に腹が立ってきたぞ。

　地方自治体の公営テニスコートだったら、せめて砂入り人工芝とハードコートを半々にしないと不公平な気がするのは、私だけかな？

　税金を払っているのは、ハードコートでのプレイを希望している人も同じなんだしさ。

　私は子供だから、まだ税金払ってないけどｗ

　誤解なきよう言っておくと、私も砂入り人工芝のコートを全面的に否定しているわけではありません。

　健康のためにテニスをしている、砂入り人工芝でのプレーを希望する中高年のカジュアルプレーヤーの方も大勢いることですしね。

　だからこそ、無用なトラブルを未然に防ぐ意味においても、棲み分けって大事だと思うのですよ。

　こうなったら、私たち養分から徴収したワンコインで、硬式テニス専用のハードコートを整備してよね！

　そう愚痴の一つでも言いたくなるよ。

　ワンコインだけでは、全然足りなさそうではあるけどｗ

　こんなこと書いていると、そのうちハードコート整備協力金(強制徴収)とか出来そうな気がしてきたぞ。

　それか、ワンコインはワンコインでも、100円玉から500円玉に値上げするとかあるかもしれない。

　本当にやりそうで怖くなってきたよ……

　((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ