　魔王城に魔法陣で連れてこられた勇者様と私ポミ。私達は魔王の娘と三幹部に捕まっていた。

　ユナ・G・ロゼロ。魔王の娘。ピンク髪のボブカット。メンヘラ、ロリ、メスガキの元気っ子。

　ニーナ・G・ロゼロ。魔王の娘。青髪のロングヘアー。優しめで知的なお姉さん。

　ラナ・G・ロゼロ。魔王の娘。オレンジ髪のショートカットツインテール。いつも慌ててる。

　ギニー・K・バーニング。魔王三幹部の一人。赤髪鳥頭、オーガ種。オス。破れた戦闘服。長袖長ズボン。緑の肌。大剣エクスカリバーを使う。剣技のギニー。荒々しい。

　ファニエール・B・カンパーニュ。魔王三幹部の一人。青髪。人間種。メス。ロングヘアードリル髪。青のドレス、ネクロマンサー。魔術のファニエール。仕事の出来るお姉さん。

　エネキネ・C・タンタンタン。魔王三幹部の一人。カッパー色髪。人間種。メス。カエルの帽子。緑の作業服。開発部。博士ちゃん。レガシーのエネキネ。変わり者の女の子。

　私と勇者様は魔王城の玉座の間で取り囲まれていた。

　勇者様は目覚めない。ユナに何か盛られたか？？　私は話しかける。

「私達をどうしようというのですか？　魔王は死んだのでしょう？？」

　魔王の娘ユナは言った。

「キヒヒ、お前も夢の中へ送ってやる。まだ時間が必要なんだ。私達には。ニーナやれ。」

　ラナ。

「まだ、お姉ちゃん達がモンスター集めて無いもんね。サルッサ王国は落とさないと。」

　ニーナ。

「もうユナちゃんは意地悪なんだから！！　ラナは黙ってなさい！！　エイッ！！　スリープ！！」

　私は娘達に眠らされた。スリープの魔法のようだ。魔王の女達に甲高い笑い声の中。私は勇者様の夢を見た。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

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