第7話 双子の王女ルビーとサフィー
双子の王女が私ポミを取り合っていた。
「にゃー。」
「にゃー。」
ここはサルッサ王国。エメラルディア王女より勇者ダンと私ポミは王国に呼び出されて勇者様は王様に謁見するのでした。
勇者様が王様と謁見してらっしゃる間私、ポミは両側に双子の王女を従えエメラルディア王女の部屋でモジモジ……。
「にゃー。」
「にゃー。」
両隣の王女様。ルビー・F・サルッサ様とサフィー・F・サルッサ様。エメラルディア王女の妹でルビーとサフィーは双子である。
「にゃー、この子可愛い。」
「にゃー、この子飼って良い??」
ルビー王女は赤髪短髪ツインテール。
サフィー王女は青髪短髪ツインテール。
二人は人間年齢14歳。
エメラルディア王女は私の前に仁王立ちして私を睨みこう言った。
「ルビー、サフィー!! やっておしまい!!」
「「はーい!! お姉様!!」」
私、サキュバスコウモリのポミは二人の王女に抱きつかれてアレやコレやされてしまう。
勇者ダン様は何か王様と難しい話をされてましたし、ここは私が王女様を分からせないと。
「ジャジャーーン。」
「ジャジャーーン。」
私はホワイトタイガーの毛皮を着せられ可愛くポーズさせられていた。
「私は白の精霊!! ホワイトタイガー!! 永久凍土より凍らせてやる!! タイガぁぁぁぁーーーー!!!! びーぃぃぃぃーーーむぅぅぅぅ!!!!」
人間年齢推定12歳魔物少女ポミが腰を突き出し前屈みでビームを繰り出すのです。
「わー!!」
「わー!!」
私は王女達に遊ばれていた。
続く
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