猫と檸檬

れんらくが途切れた

もう知らないよ

ん?なんてあどけない顔をする君は

いつまでも傍にいると思わないで

ろくな人間なんかじゃないもの

のら猫みたいに自由だって

ふう船みたいに自由だから

いつまでも傍にいるわけじゃないのよ

るびーの美しさ

たーこいずの美しさ

のどに詰まる

かた想いなんて単語

かたっぱしから屑籠に捨てて

つたない故の過ちだもの

たった今は

おもっているよりも早く

もう過去にしてしまおうよ

いくつになったって忘れられないから

でも君はそう思わないよねなんて

はく昼夢の中で願ってた

きみなら僕を猫みたいだと思わないって

みんな言うんだ

をかしな子って

きみは思わないと思ってたんだ

らんぐどしゃを知らなかった君は

いったでしょ僕は愛することはできないよって

にんげんみたいに恋できないよって

すきって君に伝えることさえ

るーれっとでランダムに選んでしまいそうだから

いい?本当だったよ

いつだって本気だったよ

わかれの春のあとの夏

けれど今日もどこかで

にゃあと気まぐれで寂しげな猫がなく


レモン色の フィルタのかかった 思い出は 君を嫌いに する言い訳に

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