⑥《六星巡り》と《ロクリエの祈り》
その細い階段から続く部屋は本来、地下通路の中継と緊急時の避難所を目的としている。脱出経路としても機能するこの場所を、しかし利用する者はほとんどいなかった。
「ミガシ団長。ウルア大官の言ってたこと、信じてもいいんでしょうか。」
こつん、こつんと前を行く少年の後を、がしん、がしん、と大男がついていく。簡素な階段は今にも壊れてしまいそうだ。
「なんとも、な。教皇の腰巾着だが伊達に歳は取ってない男だ。突如現れて雲を掴むような話をされては寄る辺もない。傀儡のまま踊るのはもちろん癪だが、ここより目の利く景色で答えの断片を探すよりしようがないな。・・・ふふ。」
見下されて自嘲するような男ではなかった。だから、ハユも気になってしまう。
「なにか?」
わずかな期間だがその多くを二人で過ごしたこともあり、ミガシもずいぶん気さくな一面を見せるようになっていた。
「いや。・・・利用されるということは、利用しなければならない事由を持ち合わせているからかもな。・・・ふ。今は聞き流せ、ハユ。」
よくわからなかったが、はい、と応えて即席の収容室へと足を向ける。
そしてかち、かち、と外からの錠をはずして戸を開けると、そこでは気弱な灯りがひとつ燈る部屋の隅に無作法なユクジモ人が横になっていた。
ツタの葉に覆われた古樹のように顔までが毛に隠されていて、残念ながら眠っているのかすらも読み取れない。
「失礼します。ユクジモの翁、モク。」
立会いに付き合うだけのミガシは何も言わず、積んである木箱に腰を下ろす。本題への興味やハユの護衛というより、何か駆り立てられる必要性をこの場所に感じたためだ。
「おっきいのは不躾なのかの。着いて幾らも経たずに偉いモンから下のモンまでやってこられてはたまらんわ。ちっこいの、用は手短にの。」
まるで戸惑った様子もなく、もさもさと口の辺りを動かしてモクはしゃべった。
あの日村で見たその老ユクジモ人のふてぶてしさに奥歯を鳴らしながらも、ハユは頷く。
一時の感情で事を台無しにはできないのだ。未熟なハユに託された責任は、そのまま期待を表している。だからこそ分別ある行動を取らなければならなかった。
「キョウシュクですが、あなたの返答しだいです。わたしはヌイ族のハユ。証明するものは今は何もないものの、あなたの目的の一部は聞いてます。我々に協力する方があなたにとっても都合がいいことじゃないでしょうか。」
台本があったわけではない。しかしここへ来てからの勉強で言葉遣いと小難しい単語は使いこなせるようになっていた。自分の感情のコントロールもある程度は。
「証明はかまわん。よもや教皇以下のウツケどもが急ごしらえで役者を仕立てるとも思えんからの。
だがの、坊主。何を吹き込まれたかは知らんが自分を特別な存在だとは思うな。体のいい駒を見つけたからと使われているだけなんだからの。
違うかおっきいの? おヌシらが思い至らぬ考えの上役どもに首尾よく操られているだけだとまだ気付かんか?」
モクは横になったまま背中をぼりぼりと掻いて余裕を見せる。冷静を乱す古典的な挑発だったからかミガシは腕を組んだまま黙って座っていた。
「話してるのはわたしです。そしてわたしは駒であってもいいと思ってます。ヒトビトの平和のためにする悪のハイジョ。そのためならやれます。」
その部屋の暗さが、燈す火の色形が、闇に燃える村の光景を呼び覚ました。
それでも目の前のユクジモ人それ自体に罪はないのだと言い聞かせ、声を震わせてハユは背筋を伸ばす。
「のう、おっきいの。おめでたい子どもを犠牲にしてまで得たいのか?
何も知らぬ子どもを踏み台にしてまで進みたいのか?
裏切られる子どもを裏切ると知ってなお情を分けた猿芝居を続けるつもりか?
それほどまでに手を汚して掴みたい理想か?
それほどの価値ある理想か?
犠牲を――――」
「うるさいっ!・・・お、お、おまえは何をしたっ! オレたちの村で何をしたっ!
偉そうなこと言って奪った命をどう償うつもりなんだっ! おまえはおじーを・・・お、・・・くそうっ!」
詰め寄ろうとするハユを手で制するに留め、モクの返答をミガシは待った。
少なくともこの無遠慮な叫びだけはハユの本心そのものだったから。
「履き違えるな坊主。ワシはあの青ザルどもと違ってキレイゴトで民衆を欺くマネはせん。
手段も選ばず覚悟も決めず、己ばかり安泰に過ごして成果を渇望するタワケどもにかしずいた無知で無学なおヌシの手など借りるつもりはないぞぃ。」
「青ザル」が何を考えているのかまでは分からなかったが、いま隣にいるミガシまでを愚弄したことは許せなかった。
「おまえらユクジモ人たちが村を―――――」
「憐れだな、モク。三神徒に数えられた者の末路がこれか。
お前が焦っているのは肌でわかる。だが助けは来ない。ウチの小隊を既に向かわせた。抵抗すれば軽傷では済まないだろう。」
モクの息の乱れをミガシは見逃さずに畳み掛ける。
「向かったのはジアートの丘の拠点だ。山のように資料を持ち帰ってくることになるだろうな。
お前の組み上げた結論に我々が至るのは時間の問題なのだ。不要になって捨てられてしまえばお前の意思を汲む者は途絶えてしまうぞ。
生きている今、我々に必要とされている今、協力し摺り寄るほうが賢明ではないのか。たとえその信条に反しようとも無に帰すよりは利口な選択のはずだ。」
『ヲメデ党』の拠点を言い当てたのが決定打だった。
そこでようやく観念したようにモクは座り直すと、顔を改めてこちらへ向ける。
「噂より弁が立つの、ニタ家のミガシ。自己弁護にも聞こえるが、ま、それが妥当かもしれん。
だがのミガシ、その先を見据えて手を打たねば「守った」ことにはならんぞ。
・・・まぁとにかく証明できるものを持ってこい。その時点で判断する。なに、どんなに文字を集めたとて繋ぐ知恵がなければ答えは紡ぎ出せん。安心して頼ってこい。はっはっはっは。」
悔しいが諭すように話すモクには在りし日の後光が射していた。
そのためか冷静を取り戻したハユの肩に、ミガシはひとつ手を置いて部屋を後にする。
がちゃん。
「ミガシ団長・・・取り乱して、すみませんでした。」
ハユはそう素直に先の失態を詫びた。
肝心のモクとの接触にしても結局はミガシの説得に応じたように見えたから。
「反省を活かせばそれで帳消しだ。しかしなハユ。お前があっての話だった。約束を取り付けたと決まったわけではないが、お前が手許にあることを確認しての話だったのだ。
ハユ。お前は捨て駒などでは決してない。俺がさせない。・・・戻るぞ。」
怒鳴られ殴られても良かった。
『スケイデュ』から追放されても文句の言えない失敗だった。
ただ、それを許されたことよりも、
ずっとずっとうれしかった。
岩のような男のやさしさが、父をよく知らないハユには心強く、温かかった。うれしかった。
「ひゃいっ!」
ぬくもりに声を震わせてしまうハユのだらしない返事に、背を向けたミガシはそっと口元を緩める。
争いと悲しみが繋いだ糸の、切ない物語が二人を結ぶ。
虹の中にいる者は――――
そんな言葉がふと心に浮かぶミガシだった。
よく馴らされたナマコ馬を引き、手綱を幹に結う。
霞に包まれる神殿が見える位置まで近づいたものの、そこには常緑の地衣類がびっしりと敷き詰められていた。
「ふう。やっと着きましたかね。」
そう漏らす風読みは法衣から厚紙を取り出し一筆書き下すと、両翼で空を渡る紙舟を折り始める。そして破音紙に水を含ませ、紙舟に挟んで投げ飛ばした。
つぅぅー・・・・ぱぁぁーんっ。
水に触れてしばらくすると大きな音を立てる性質なのだろう、紙舟は神殿の近くに着地して弾けた。
それが合図と分かっていたのか、いくらも経たないうちに妙な面をつけた者が足早に風読みのところまでやってくる。手に同じような面をもうひとつ抱えながら。
「「これはどうも。よもやこの時期に風読み様がいらっしゃるとは。さ、どうぞ。がすますくです。この型しかありませんが・・・」」
それはよほど顔の大きな者でなければ覆える面で、口元には拳ほどの袋が垂れ下がっている。
「「いえいえ。災難とはいえ聖職外の者に製造は依頼できませんからね。仕方ありません。」」
そうして二人ががすますくをつけてシダの中を進んでいくと、辺り一帯を霞ませていたものが白い粒子であることが分かる。
「「申し訳ありません。本式、と云われた物より呼吸がしづらくて。そういえば盗んだ者たちはどうなったのでしょう。もう数十円も経ってしまって気にも留めていませんでしたが。」」
決して長くはないシダ地帯を抜けて神殿の庭に着いても、二人はがすますくを外さなかった。
「「ヒトが集い、大きな組織をいくつか築いていることはご存知ですね。その中のファウナ系人種の団体が今、暗足部という組で用いているようです。
ただ私は裁く者ではありませんので、知っていても咎めることはできないんです。ふふふ、つくづく無力ですね。」」
相手も黒いがすますくの中で笑っているらしい。目の部分が透き石とは違う透明な素材で出来ていたため、目の利く者であればそれがよく分かっただろう。
「「世間を歩くあなた様がそうおっしゃっては我が陽読みもかたなしです。ふふ。」」
そんな談笑を交えながら二人はそのまま神殿の中へ入っていった。
動物たちも近くにはいないのか、足音や衣ずれの音以外、何もないところだ。
「「そろそろ大丈夫ですよ、風読み様。」」
そう呼びかけてがすますくを外した従者は端正な顔立ちのシム人だった。若くはなかったが柔和な笑顔がよく似合う男だ。
「よい、しょ。と。ああ、懐かしい匂いですね。」
神殿のそこここには外に生えていたシダの干草がお香のような煙を立てている。鼻が疲れるような甘さではなく花畑のそれに近い淡さでその香りは漂っていた。
「古のヒトの知恵といいましょうか、自然の英知といいましょうか。各神殿でも同じように草花の力を借りて守っていると聞きました。我々はみな、この世界の力の一端を借りて生きているのですよね。改めて、そう思います。」
それぞれ神殿の環境によって異なるものの、《ロクリエの祈り》と呼ばれる草やシダなどに囲まれた一帯によって聖域は守られていた。
「ふふ、確かに。ヒトビトの中には《膜》と呼んでその不可侵を喩える者もあるほどですから。
このあたりの《ロクリエの祈り》は強い眠気や頭痛、吐き気などで済みますが、他の神殿では死者も出たといいます。ゆめゆめ管理を怠らぬようお願いしますね。」
白い粒にしか見えない外の霞がその体調異変を引き起こすのだろう。
そしてそれら地衣類を、拡がりすぎぬよう、また無くならぬよう管理して、そこに寄生する菌類・微菌類を絶やさぬよう手入れするのも神殿に仕える者の勤めだった。
詰まるところ、そのようにして保たれてきた《ロクリエの祈り》もしくは《膜》とは、対処する知識や抗体を持たない動物やヒトを遠ざけるための古来からの知恵だったのだ。
また菌類・微菌類の棲むシダを乾燥させて燃やした煙にそれらを跳ね除ける性質があるというのも、伝承されてきた秘密の一つとなる。
「そうですか。それは気の毒な・・・さ、陽読みは奥におられます。」
そう言うと従者は扉を開けて下がった。
風読みはそれに礼をして中へと歩み出していく。
そして。
「こんにちは。ご無沙汰ですね、陽読みさん。」
そこは水の流れる音だけが行き交う静かで暗い場所だった。
鳴らした足音も響かせた声も、ひんやりと敷き詰められた石壁に呑まれるように消えてしまう。
「相も変わらず陽気だな風読み。こんな時期に訪れたということは《六星巡り》が始まったということか。・・・世が、乱れているのだな。」
祭壇の上からダゴン族の神官がそう憂うように言葉を吐き出し、入り口にぽつんと立つ風読みに体を向けた。
代々の神官がそうであったように陽読みもシム人から選ばれ、風読みのような法衣に身を包み聖布で目から上を長く高く覆っている。
その背後には仄かに光る粘菌を纏った歴代の霊像が累々と、しかしひっそりと躯体をたわませ、腐らせながら湧き出る水路に浸っていた。
「平安は間もなくやってくるでしょう。」
神像と短刀を取り出し、風読みは近づく。
「そう願いたいものだな、ハハ。その言葉、冥土の土産にするとしよう。・・・チッバーミ!」
ひとつ笑うと陽読みは従者を呼びつけた。
「は・・・はい。陽読み様。」
そうして突然呼ばれた先の従者が何事かとおそるおそる部屋の扉を開けて入ってくる。
「チッバーミ。今日よりその名を捨て、陽読みとして生きるのだ。」
何を言ってるのかよくわからなかったのだろう、チッバーミはあたふたとしながら暗がりの中で風読みに助けを求める。
「霊像を「生き霊像」にする儀式はもう知っていますね。
ただ、この度は《六星巡り》という特別な儀式を兼ねた巡礼になります。きちんと、あなたも見定めなさい。次代の陽読みさん。」
チッバーミも知識としてなら文献で出会うことはあった。
ただ、それを目の当たりにしなければならない日が来るとは思ったこともなかったのだ。
「案ずるな。悲惨な顔などせぬさ。もう「血」に体力を使い続けてきたためだろうかな、痛覚は退化してしまっているのだ。
ハハ、この異常ともいえる免疫機能や代謝能力があってこその神官なのだから、皮肉なものだな。」
他の人種には感染症として重篤な症状を引き起こす《ロクリエの祈り》への抗体を持った血液は、異族であっても同じシム人であれば順応し体内で共生させることができた。
一方、〈契約〉を結んだ真正の鉄打ちにより作られたニビの木の像は、そんな神官の血を受けて新たな酵素を作り出す。それが水路に乗って流れ出し、神殿の傍のシダや草木に吸収されることで《ロクリエの祈り》という毒の領域を保つことができるのだ。
こうしたサイクルを支えるため主要な「シム人」と「ニビの木の像を作る[打鉄]屋」を分けて絶えぬようにと風読みも尽力してきたのだが、時に流れてモノを忘れてしまうヒトビトにはうまく作用しなかったようだ。
「・・・っと、いえ、確かに伝承の書物には生き霊像の儀式より《六星巡り》の方が多量の血液を要求していますが、なにも命に関わるほどまで――――」
《ロクリエの祈り》の植物や菌類のサイクルを守り育むための「生き霊像」の儀式では、チッバーミの言うとおり「ある程度」の量で充分だった。
しかし巡礼として長期間を要する《六星巡り》ではそうもいかない。
「この際だから話しておきましょうか。
《六星巡り》による「生き神像」を作り出すためには各神官の抗体と養分を水分を保ちやすいニビの木に含ませ、酵素を作りながら各神殿を巡らねばなりません。
水と空気は定期的に巡礼する私が供給させますが、このような整った環境に神像を常におけるわけではないのです。
私にも理解できませんが、それぞれの抗体が順を追って神像の中に取り込まれることで《六星巡り》が成立するのですよ。とても大変ですが、だから我々神官はそれを「生き」る「神像」と呼ぶのです。
そして従者チッバーミ、あなたは新たな陽読みとして彼の血を飲み込み、《ロクリエの祈り》の循環を担う抗体を取り入れなければなりません。この陽読みさんが倒れてからでは遅いのです。
だからこそ、命の危険を冒してまでこの陽読みさんは神像とあなたに、血を払うのです。」
美しいほどに、理屈が通ってしまう。
「し、しかし・・・」
わかりたくない理屈に、頭が頷いてしまう。
だがそれを悩む時間はチッバーミに残されてはいなかった。
「神に、神殿に捧げるのだチッバーミ。この時を誇れ、新たな陽読み。」
そう言って陽読みは二人に近づき、風読みの差し出した短刀でその首を切り裂いて倒れた。
「ふぐ・・・」
その噴き出る血を風読みは神像に含ませ、新たな陽読みは口をつけてすする。
「う・・・・うぅ。」
死というものへの恐怖や、仕えてきた者がいなくなったことへの悲しみ、獣のように血をすする己の姿へのおぞましさ、とにかく様々な思いが交錯した。
そんな破裂してしまいそうな感情は押し退けても嫌がっても、留まることを知らぬようチッバーミの体に詰め込まれていく。その避けられない大いなる意志によって。
「問うてはいけません、新たな陽読みさん。ただ、立ち続けなさい。」
こんなもの、こんな慣例、問い始めればやがて狂ってしまうだろう。
この風の神官は、あるいはそんな経験をしたことがあるのかもしれない。
「ふぁ・・・ふぁい。」
しかしそんな風読みの言葉がそれでもありがたかった。じゅるじゅると血をすするその男は、これから自分が見てきた陽読みのように毅然と立たなければならなかったから。
そして流れ続ける血が木の像とシム人に吸い尽くされるまで、狂宴は続いた。
「「ここで結構ですよ、陽読みさん。」」
抗体が体内に定着するまでは時間が掛かるうえ、免疫を手にしたとしても無防備に《ロクリエの祈り》に入っていけばアレルギー反応が出る。
神官となったから無敵、というわけにはいかないようだ。
「「そうですか。・・・では手配のほう、よろしくお願いいたします。どうかお気をつけて。」」
従者がいなくなった場合、多くは周期的に神殿を巡る風読みに教会への依頼を託していた。神官と従者が同時期に急逝することも可能性としてはあるが、幸いそういった出来事は過去に事例がないため現時点では具体的な対策は想定されていない。
「「了解しました。それでは。」」
そうして風読みはがすますくを外し繋いだナマコ馬の元へと歩を進める。
馬の足があっても悠長にしていられない風読みはまたがるとすぐに陽の落ちた森の道を急いだ。
そんな立ち去る風の跡に一枚、ひらりと舞った紙を闇に紛れて拾う男の影が茂みをがささと鳴らす。
九つの菱形で影を模した紋章が胸にあるその男は辺りを伺い蟲を飛ばしたが、それに気付いた者はいなかった。
闇に忠実であることが、その者たちの任務だったから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます