第3話ブレインコーヒー

コーヒー淹れた。

高まるハゲタカの奇声にたじろぐ身じろぐ身を繕う

何回目かの思考の後に、至高の存在、ぞんざいな。

荒々しくあられが降って、ぶって欲しいと干し芋が嘆く

サディスティックな微笑から、美少女の露わな臀部に、蹴り飛ばした明日の疚しさが、恭しく神々しいまでの、ストライクアンダー

飲み干した琥珀の液体に、無様な言葉、蔑んで、泣き続ける昨日に、別れを告げる五次元崩壊

野草を食って、食いしばった食いしん坊の、意地汚い頬についた荒らしたあとの静けさに、何度目かの飽き足りた満ちない月もの、来たら、衣服が乱れて、散々な下駄箱、引っ張り出したデッキシューズにクリームを塗って、シュークリームを食った、女の靴に、合わせるように、赤い絵の具を落書いた。

コーヒーに浸したマシュマロ、麿はいい気だと言って、扇子を払う、匂い香の淫らな香りに、コーヒーは消えない、傷跡は消えない乙女のはらわたに、琥珀色の液体を垂らして、笑う、サディストは、サウスポーの拳を入れた、呻く声に快楽が寄って、眉間によるしわを数えて、いと哀れ。

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