第027匙 なんと! ハーフ・サイズもありなんだ:ターリー屋神田西口店(神田駅西口商店街) 

 都内でよく見かけるインドカレーのフランチャイズ、それが『ターリー屋』で、店の公式ホームページを参照してみると、二〇〇二年の五月に第一号店が西新宿で開店した後、二〇二四年九月現在、四十二店にまで増え、関東以外では大阪が二店、そして関東では、茨城が一店、神奈川が二店、千葉が三店、東京が三十四店と、やはり、都内を中心に展開している事が分かる。

 ちなみに、千代田区内では、霞が関、大手町、九段下、神田に在り、この日、書き手が訪れたのが、神田駅西口商店街に位置している「神田西口店」であった。


 店名になっている「ターリー」、すなわち、銀色のステンレス製のお盆の上に料理が載せられており、それが〈定食〉スタイルな分けで、公式ホームページを参照すると、ナンとライスが付いた「ターリー屋定食」、タンドーリーチキンが付いた「タンドーリ定食」など、品数がモリモリな定食もあるが、カレーが一品の「インドカレー定食」、二品の「2色カレー定食」、三品の「3色カレー定食」といった、お盆に置かれるカレーの品数が異なる定食もある。

 そして、神田西口店には、上記の五種の定食に加え、「キーマカツカレー定食」といったライスカレー・メニューも見止められた。

 ちなみに、定食に付くカレーは五種類のカレーから選ぶスタイルで、この日の「本日のカレー」は、プラス一一〇円の中辛が「バターチキン」と海老の「ジンガマサラ」、無課金が、辛口のチキンの「キーマ」、中辛の「ダル」、マイルドの「ベジタブル」であった。


 そして、この時の書き手は、シンプルに、「インドカレー定食」を注文した。その内訳は、「カレー1種+ヨーグルト+ナンorライス」で、主食はナン、カレーは五種の中から「キーマ」を選んだ。

  

 なるほど確かに、『ターリー屋』は、焼きたてのナンの食べ放題が魅力の一つなのだが、この日の書き手は、カレー店連荘ゆえに、ナン一枚でも多いくらいであった。お腹を摩りながら、提供までの待ち時間に店内の掲示を見てみると、〈なん〉と「ハーフサイズ」も注文できる事を知ったのだ。


 ライスを少な目で注文はした事があるが、ナンを小さ目にするという発想は無かったので、今後はそういった注文方法も検討に入れてみよう、と書き手は思ったのだった。


〈訪問データ〉

 ターリー屋神田西口店:神田駅西口商店街

 二〇二四年八月二十九日(木)十二時半

 インドカレー定食(ナン、キーマ);八八〇円(現金) 

 カード27「ブラックホール」(五枚目)


〈参考資料〉

 『公式ガイドブック』、三十九ページ。

〈WEB〉二〇二四年九月十日閲覧

 『神田駅西口商店街』

 「会社概要」「店舗紹介」「メニュー」、 『インド定食ターリー屋』

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