第14話 やらかした奴
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「いやもう気にしてないから顔上げてくれ真菰」
「何でもするから、何でもするから許して…」
「女が何でもするなんて言っちゃいかんよ。自分大事にしなさい」
「私は必要ないの?」
「え?」
「私には何も求めてくれないの?受け取ってくれないの?そんな傷をつけて、殺して…そんな私に何もさせてくれないの?私のことが嫌いなの?ごめんね殺人犯がこんなこと望んじゃって、こんな許しなんて望んだらいけないのに。ごめんね?ごめんね?ごめんね?」
ヘラっちゃってる…やばい…えっこれなんか命令しないとダメな奴?
ルカと同じ臭いしかしないんだけど
「えっ命令…?うーんあってか今上裸だし俺の家で喋らん?ちょっと待ってな」
(なぁシロ、家に繋がる門出して貰える?)
『大丈夫だよパパ、早速近くに出すね。はい!』
「おっ出た出た。じゃこれ通ったら俺の部屋着くからそこで話そうや」
「うん…」
「ただいま」
「おかえりパパ…ん?」
「ダーリンが女を連れてきた…ショック…泣いちゃう」
「説明させてくれ頼むから」
───説明後
「抱くしかないよダーリン」
「男を見せようよパパ」
「お前らそればっかだなおい」
どんだけ俺に男見せようとするんだよ
「すまんな真菰こんな奴らの言葉は置いといてくれていい…ぞ?」
「え?」
「何で脱いでんだお前」
危ねぇ。全部見ちまう所だった
えっ何?本気にしたの?辞めて?
歯止め効かなくなっちゃうよ?
舐めたら行けないって男子高校生の性欲
「ダーリンの初めては私が貰うから順番ね。私が最初でシロが2番目で貴方は最後」
「分かりました」
「えっ私も?」
「シロも折角人間の体得てるんだからやってみたらいい」
「えぇ…」
やべぇ何か勝手に意見纏まってる
いやまぁ冗談だろそんなことする訳ないない
大丈夫だよな!
───翌朝
「知ってた」
朝の陽射しを浴び目覚めた俺の周りで一糸まとわぬ美少女たちが丸まって寝ている
ふっ
やっちゃったぜ
「とても満足、他の女とまぐわってるダーリン見るの凄い興奮した」
「危なくない?その性癖」
「恥ずかしい///」
起き上がってからまたおっぱじめようとする2人をなだめ服を着させ恥ずかしさで縮こまってるシロに服をかける
裸の付き合いをしたからか真菰とルカの打ち解け具合が凄い
「じゃあ真菰は第3夫人…私が第1夫人でシロが第2夫人ね」
「えっ私も入ってるの?」
「やなの?」
「やじゃないけど…」
「正直になろうよシロさん!」
「そーそー」
本当に…打ち解けてるなぁ…
「じゃあ真菰は魔法少女って奴なんだな」
「そうそう、怪人って呼ばれる元人間を救うために日々頑張ってるよ」
「あぁ昨日のあの老人だかガキだか分かんねぇやつも怪人なのか」
「そうだね。あれは人への嫉妬を際限なく増幅させられてしまった怪人だね」
「色々あんだねぇ…」
「色々あるはご主人もじゃない?何なの世界のバグの消去と残機制って」
「寿命なくなってもいい事なさそうだけどなぁ…まぁルカもシロも居るし気が狂うことはないかな」
「私が死んでも忘れないでね?」
「忘れるわけないだろ舐めんな。後死んだ時のこと今考えんなよ、縁起でもあるまいに」
「んふふ…ありがとう」
「ねぇご主人」
「んー?」
「また何かあったら助けてくれる?」
「おう、いつでも助けてやるぞ親友。辛くなったらNINE寄越せよ。辛い時は助け合いだぜ?」
「……うん!」
助け合いは大事だべさな
「てかご主人って何?」
「昨日いっぱい命令されたし///」
「求めてきたのお前とルカじゃねぇか!」
進んで命令したみたいに言うのは辞めてくれない?後半ちょっとノリノリだっただけじゃん!後お前のがやばい性癖…性癖?持ってただろうが!
「あれ?てか今日学校じゃない?」
「…………今何時?」
「13時だよダーリン」
「休むべ!」
ゲームしよゲーム
「これどうやってとったら良いの?」
「あぁこれはここのボタンを」
「食らえ真菰」
「執拗に狙わないでよルカ!いや狙いたい気持ちは分かるけど!」
楽しかったです、まる
「じゃあまた明日ーばいばーい」
「おつかれー」
「ばいばーい」
「さよならー」
帰っていく真菰を玄関で見送ってから部屋に戻る
「楽しい人だった。私を見ても対応が変わる訳じゃないのがグッドポイント」
「真菰は見た目で色々言われてた時期あったからそれでかな。まぁ仲良くしてくれたようで良かったよ俺は。しっかりとシロとも仲良くなってたっぽいし」
「話しやすい人でしたね」
「これからは3人でダーリンを支えていくね」
「おうもうどうにでもなれ」
ちゃんと責任取らんとな全員
何円するんだろうね指輪って
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カァッ(モチベに繋がるので感想や星ください)
カァッ(ネタが出なかったので短めです)
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