青春と郷愁
キャンプ場からおはようございます。
綺麗な朝です。
キャンプ場の朝ってなんでこんなに気持ちが良いんでしょうね。
朝霧、冷えた空気、青い空、爽やかな日差し。朝の散歩は最高に気持ちがいい。
キャンプサイトでは朝露に濡れた椅子、ぬるいビール、花火の跡と片付けにどんよりするのもキャンプの醍醐味ですが。
お昼から集まって2時半くらいまでグダグダ食べて、飲んでしてました。みんなの近況、先生の息子さんがYouTuberやってる話、子供作りを人工授精した話、副業で300万くらい稼いで1,000万プレイヤーになってる話、昔のバカ話、昔の好きな人、今の好きな人、魔法使い(童貞)の卒業と現在、離婚と再婚、無駄に多いとうもろこし、キムチとチーズとバジルを入れた大量焼きうどん&そばの三国同盟(残飯処理)はイタリア圧勝など、この数時間で尽きないくらい話題が豊富でした。
キャンプというのは時間を楽しむ行為ですね。
普段とは異なる環境にいき、わざわざ不便を感じる。蜘蛛の巣にかかる。仮設トイレの中に虫がいないかビクビクしながら入る。小さい椅子に引っかかって転げる。
そうすることで、普段向けない意識が五感がちょっぴり敏感になる。
鳥と虫の音、薪の燃える匂い、大雑把なBBQの味、竹林を抜ける涼しい風、空に瞬く星。
僕は友達と話しながら少し意識を手放してこの自然の中にいる不思議を感じるのが好きです。アルコールはそれを手助けしてくれる。
「話聞いてんの?」
と言われて、またふっと意識が戻る。ごめん、飛んでたって言いながらまた一杯煽る。その無駄に見える行為が僕にとっては最高の贅沢なんです。
大切な友達との会話、この状況までかかった道のりの偶然さ、それ以上に続いて来た山々。今ここにいる不思議と非現実感。
やっぱりキャンプは良いですね。
みんなが起き出して来ました。1人で潜り込む時間もここまでとしましょう。この1人から複数人を行ったり来たりする時間もキャンプ独特ですよね。
それでは。
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