限界30代、寝ぼけ眼で「なにものでもない自分」を探す

帰省、小学校、キャンプ

関西なつかしー！！

今日から18日までおやすみなので、昨日新幹線で新大阪まで移動、小学校の友達と飲み、お宅に泊まらせてもらってます。

今回の帰省の目的は今日、明日で西宮でのキャンプです。小学校の友達と当時の担任の先生とキャンプしてきます。

帰省と行っても、僕はもう神戸に実家がないので、帰省する時は地元ではなくて大阪にホテルとるのが常で、もう普通に旅行感覚ですね。

今日だけは一緒に移動することもあり、昔から知ってる仲良い友達の奥さんに挨拶して、お土産を渡し、新居に泊まらせて貰ってます。あいつが結婚か……という感慨もありますし、大阪に帰るという不思議さもあります。

いや、みんな成長したな。俺だけ童心のまま変わらないと言われるんだけど、フリーレンの気分です。君たちの小学校の記憶は僕が未来に連れてってあげるね。

めちゃくちゃ普通の公立小学校なんですが、友達とも運ガチャだよな、と話していました。僕らはたまたまその場所、その時代に生まれ、小学校に通った。そして、勝手に成長して、みんな京大、京都工芸繊維大、大阪府大医、神大医、防衛医大とかに行った。

キラキラ港区、世田谷区ならまだしも、エレベーターもない5階建て団地出身のみんながだ。正直、裕福なエリアではないけど、学校は荒れもせず、たまたま集まった代。僕らより後の代はそこそこ荒れて有名だったらしい。

僕は暴力と恫喝が本当に苦手だし、支配という男らしさは皆無なので、昭和のヤンキー文化に生まれなくて良かったと心から思ってる。その意味でたまたまそこに友達がいて、それがみんな優秀で、今でも遊べるってのはラッキー以外のなにものでもない。

僕はよく、全ての記憶を持って人生をやり直したいと思う。それも小学生から。僕がしっかりしてれば、母が仕事やめることもなかったし、両親の離婚も早めに決断出来たし、彼女も出来たし、株でお金持ちにもなれたろう。でも、唯一引っかかるのが友人関係。

友情はリセットされ、部活も違うのを選ぶから関係も変わる。僕は仲の良い友達の感覚だが、向こうはただのクラスメイトということもあるだろう。タイムリープはこの喪失感との闘いになるんだろな。

もちろん、上手くやれば元の関係も築けると思うけど、自信はない。だから、やっぱり自然にできた、この学生時代の友達は貴重なんだと思う。

もちろん全部変わっている。結婚すると会えなくなる。それも事実。

でも、この幸運さをずっと感じていたいし、仲良くして、バカして、思い出話に花を咲かせていたい。

身体が動かなくなるまで。懐かしいと感じなくなるまで。