限界30代、寝ぼけ眼で「なにものでもない自分」を探す

人は愚か。頭痛い。

めちゃくちゃ二日酔い。もうすでにモーニングページという概念が破綻している気がするけど、お昼に起きたのでしょうがない。今日はランチページです。

ちょっと前に、アメリカでお世話になった九州の先輩が東京に遊びに来ました。「英語喋りたい」って言われたんで、新宿のHUBに連れて行ったんです。HUBって目と息子がギラギラした男ばっかりであんまり好きじゃないんですけど、その時はジャマイカ系アメリカ人とフィリピンハーフの日本人と一緒の卓になって、呂律も回ってない先輩の英語を肴にビールが進みました。

昨日、そのお二人と改めてHUBに行きました。８月２日はハブの日。ということで全品お酒が半額。３００～４００円台でお酒が飲める、かつオリンピックということでそれはもう男臭かったです。

英語を喋る機会って普通に過ごしていると本当に少ないので、新宿のHUBはとても良いですね。容赦なく浴びせられる英語はビールと共に身体をすり抜け気付いたら終電を逃し、２時頃にタクシーで移動。家の近くのバーで飲み直して６時に寝ました。

もう分かってるんです。タクシー降りたあとそのまま寝たほうが良いって。

でも、気付いたらバーの扉を開いているんです。アルコホルは人の判断を鈍らせるといいますが、僕はあと何回そもそもない判断力をすりつぶすのでしょうか。

人は愚か。私も、あなたも、彼も、彼女も。みんな愚か。

愚かだから生きていけるんです。これ、本当に。お酒弱いのに飲んでしまうのは、酔いたいからであって、人とつながっていたいからであって、ずっとバカでいたいからなんです。

「日本人は偏見って言葉をよく使うけど、それって普通に人種差別だから」って黒人アメリカンが言っていたのはやっぱ重みがあるよなぁ。人は愚か。でも、彼もとりあえず日本語しか喋れない女の子に英語で話しかける度量はすごい。めっちゃバカ。バカが好き。

来週のお盆休みに地元に帰ってキャンプ行くので、今日はいい感じのパンツと手触りの良いシャツを探し、切れて来たShiroの香水を求めてまた都会の雑踏に繰り出します。そして、夜はこれまた別のバーで知り合ったお兄さんと小料理屋で飲みます。あぁ、愚か、愚か。