お手軽編追加 才能がない事を受け入れよう
なかなか刺激的なタイトルだな、と我ながら思います(苦笑)
まあでも、才能があるんだったら、こんなの読んでなくて、とっくの昔に、公募で受賞するなり、なろうやカクヨムで高ポイント叩き出して書籍化していると思うんですよ。
実際、世の中には処女作からアニメ化して、しかもそれが覇権アニメで、億単位で儲かったライトノベル作家なんていっぱいいるわけです。
それこそ何作も書いて、でもデビューもしてないってことは、なんとなくで作家になれる天賦の才はないってことなんですよ。
これを書いている鷹山も含めて、ね。
でも、絶望することもないなって思います。
世の中には『無知の知』なんて言葉がございます。
あるいは、『ダニング=クルーガー効果の曲線』というものもございます。
実際にその曲線グラフをご自身でググって調べてもらいたいのですが、
自分には才能があるはず、とか思っているのは、まだね、大半のケースにおいては
少しの知恵を得て調子づいてるだけの「バカの山」にいる状態なのです。
ちゃんと学ぶと、知恵の深さ、物事の奥深さに気づき、「絶望の谷」に落ちます。
だいたいの人は、この絶望の谷に落ちることを嫌います。
自分には才能があるはずなんだ、と馬鹿の山にしがみつこうとします。
あるいはそこで絶望して辞めてしまいます。
実にもったいなことです。
でも現実は皮肉なもので、真なる成長は、この「絶望の谷」の先にあるんです。
自分には才能がない!!
そう痛感した時が実は、「本当の成長のスタート地点」なんです。
天狗の鼻をへし折られてからでないと、他人の話ってやっぱ聞けません。
自分には才能がないって痛感しないと、人は本気で努力はできません。
つらく地道な訓練とかやる気になれません。
自分なら
だから――
自分に才能がない! と認めるのが嫌な方。
怖いかもしれませんが、才能がないからって作家になれないわけではないです。
これは断言します。
そこまで怖がるほどじゃありません。
全くないとまで思う必要はありませんが、
けっこうな努力しないといけない程度には才能がない、ぐらいがいい塩梅かと。
そこは成長のスタートラインです。
プロ作家でもこういう感覚の人いっぱいいます。
まずスタートラインに立ちましょう。
そこで辞めちゃう方、
もうちょっと頑張ってみましょう。
俺にはできないって、この壁は越えられないって痛感してるんですよね?
ええ、わかります。自分もそうでした。
でも、それって「今の自分」で計算してませんか?
あるいはめちゃくちゃ遠く感じているのかもしれません。
でも、やるべくことをちゃんとやって一歩一歩着実に成長していけば、意外とその壁って越えられないほどのものじゃないケース、多々ありますよ。
さすがに売れっ子作家とかはともかく、
書籍化ぐらいだったら、「才能」がそこまでなくてもなれるなー、って断言できます。アマチュアが思ってるほど、そんなに難関ではないです。
じゃなかったら、僕は一〇人近くデビューさせていません。
その人のやる気次第ですが、こいつ本気でやる気あるな! って思った人でデビューできなかったひと、今ん所いないんで。
自分に才能がない! と落ち込んでいる方。
そこまで落ち込むことはありません。
あなたはちゃんと成長のスタートラインに立っています。
才能がないと痛感しているのならば、嘆くのではなく、
プロ作家だって実は、才能だけでやってけてる人なんて、ほとんどいないんです。
むしろそういう才能がない人間なりの戦い方をしている人のほうが大半です。
同じです、同じ。
重要なのは、才能任せの戦い方をしないこと、才能がないことが前提の戦い方をする、です。
だって僕たちには才能がないのですから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます