技術名「ギャグ」
鷹山はあまりギャグは得意ではないのですが……
それでもまあ、語れることはそこそこにはあるので語っていきたいと思います。
〇非常識キャラが、常識キャラを振り回す
割とこれがギャグの基本になります。下記に語る技術もここをベースにしています。
ギャグを行う場合、常識側と非常識側を意識するといいですね。
リアルの人間でも、普通の人でも何か一つぐらい、非常識な一面があったりするものです。
ギャグをメインでやりたい場合、キャラごとに「非常識部分」と「常識部分」を設定するといいでしょう。
その非常識な部分で、常識人たちを振り回せば笑いになります。
その常識人たちも、またある側面では非常識側に回り、常識側を振り回したりする。
そういう感じでバリエーションをつけるといいかな、と思います
〇発想の飛躍の仕方
ギャグは発想の飛躍が命です。
ここが鷹山は超苦手です。
やったかなどはその発想の飛躍をせずに読者を驚かせる技術なので、そのあたりからも察していただければ幸いです。
で、ギャグが得意な作家さんにどうやったら飛躍した発想が出来るんですか?
それはもう何人にも聞きました。
返ってきた感想で多かったのは、「斜め上の発想をすればいい」でしたね。
それができねえから聞いているんだよ!!!!
って話であります(笑)
まあ、でもできないなりに色々考え、観察に観察に重ね、技術的に論理的に発想の飛躍をする方法を二つ発見したので記しておきます。
・死や破壊につなげる
唐突に死や破壊につなげれば、飛躍している! と読者に思わせることができます。
・音やイメージで2回発想を飛ばす。
3+3=という問題があったならば、答えは6なわけですが
音に着目するなら、「さんさん」です。
さんさんという音でパッと思いつくのは、サンサンたいそう(1回目)
さんさんたいそうと言えば、アンパンマン(2回目)
なので、3+3=アンパンマン! と言えば、「変な奴」になります。
3回飛躍して、バイキンマンと飛ばすのもありでしょう。
イメージに着目するなら
3は尻の形ににているなー
なら、尻と尻でお知り合い、とか言う風に発想をし、
3+3=お知り合い
と回答したりします。
イメージで飛んだ後に、音で飛ばしたり
音で飛んだ後にイメージで飛んだり
こういうの2~3回繰り返し、その思考過程を見せず、最後の結果だけを見せることで、疑似的に読者に発想が飛躍していると認識させることができます。
次からは具体的なギャグの型です
〇やったか
技術の最初に語ってたやつですね。
実はこれ、ギャグでも使えます。
これを多用していたギャグ作品が、「バカとテ〇トと召喚獣」ですね。
メシマズキャラがお弁当を用意してきた。
それを押し付け合い、なんとか主人公はそれを食べるのを回避した!(A)
からのデザートもありますよー(B)
という二段落ちとかですね。
まず、最初のAという落ちを読者に見せることで、ここで終わったと思わせ「心のハードル」を下げさせて、本命のBを不意打ち気味にぶつけることで笑いを取ります。
〇八行天丼
ラブコメなどでよくありました。
最初の4行でぼけつっこみでわざと滑らせます。
で、5行6行目でちょっと外して
7行目8行目で発想を飛躍させることで笑いを取るテンプレです。
「猫が寝ころんだ」
「つまらん」
「布団がふっとんだ」
「やっぱりつまらん」
「布団が大爆発した!」
「もはやダジャレですらない」
「その爆発で家まで吹っ飛んでさ」
「いったい何があった!?」
みたいな感じでしょうか。
すみません、鷹山はギャグが苦手なので、
「まよ〇キ!」などを参考にしてください。お上手です。
〇ブーメラン
最初に、キャラAが、したり顔なのでキャラBに何かを教えたり、指摘したりします。
その後、いろいろあって、キャラBがキャラAに対してそのまったく同じ言葉を投げ返すことで皮肉が効いて面白い、という型です。
丸〇史明先生などがお上手です。
「かぐや様は〇らせたい」などでも多用されてますね。
〇手のひら返し
それまで言っていた言葉をその場で180度ひっくり返したら面白い、と言う技術です。
具体的には、Vチューバ―のフレン・〇・ルスタリオさんと、「手のひらドリル」で検索すれば出てくるでしょう。
同じく、紫〇シオンさんと、ナゲットで検索しても、この「手のひら返し」はこうやるんだ、というのがわかりやすいと思います。
漫画だと、前述の「かぐや様は〇らせたい」なんかでも頻繁に使われている笑いです。
うん、やっぱり鷹山はギャグが苦手ですね!
途中からもうサンプルを作るのも嫌になって省きました。ごめんなさい。許してください。
他にもギャグの型はあるんですが、苦手なことを語るのも恥ずかしい!
というわけでこの辺にさせて頂きます。
次回に続く!
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