第13話 宇宙戦闘
艦名輸送艦ベンチャー1は個人所有惑星エルトリアに向かって航行中だった。
艦内に居るのは溜め込んだ電子書籍を消化中の艦長のクリスと艦を制御している電子生命体の称号を持ったAIであるイリスの2人だけだった。
そしてその2人は
宇宙海賊に遭遇するまでは...
宇宙海賊は非正規のパーツで改造された戦闘用TSを射出。
敵TSの数およそ3機
その全てが高速で接近中だった。
『マスタークリス!敵襲です!』
「うぇええ!?仕方ないか...ストライダーの準備は?」
『ストライダー宇宙戦仕様に換装済みです、いつでも発進可能。』
「了解、無人機体を射出し時間を稼げ。ストライダーで迎撃する」
『了解。シーゴースト射出、迎撃開始』
無人機三機を射出し迎撃に移らせる。
『続いて、ストライダー発進準備、カタパルト接続、リニアカタパルトボルテージ、230から520に上昇、機体をカタパルトに固定完了、射出タイミングをマスタークリスに譲渡します。発進どうぞ』
「ストライダー、クリス・エンフィールド、出撃する!」
カタパルトで加速した後、ブースターを点火
先行させた無人機はすでに撃破されたのがモニターで確認できた。
「無人機がやられたか...今日は赤字だな。」
無人機一機当たり
「イリス、敵の種類は」
『敵艦の編成は装甲突撃艦1コルベット3及び不明艦1合計四隻と旧型の戦闘用TSが3機です。』
「雑兵か....不明艦が気になるが...落としてしまえば関係ない!!」
「「さぁ!闘争の時間だ!!」」
「敵艦、無人機及び有人型TSを射出!数合計4!」
海賊の装甲艦のオペレーターは迎撃に驚きを隠せない船長に報告する。
「報告と違うぞ!TSを積んでいないんじゃなかったのか1?」
海賊が事前に得ていた情報には
「コルベット3隻轟沈!TS全機撃墜された模様!」
「なにぃィ!?バカなッ...」
対艦バス―カを打ち込んだ。
装甲突撃艦は轟音を立てて爆発した。
『敵艦、残り一隻です。対処をマスタークリス』
最後に残った不明艦を撃沈しようとした瞬間
レーザー警報と共に背後からレーザーが通り過ぎる。
レーザー砲を持った所属不明機は不明艦の前に降り立つ。
「ふむ...ただの護衛任務だと思ったが...どうやら面白い動きをする奴が居るようだ。」
「さぁ...楽しませてくれよ?」
クリスに向かって襲いかかる。
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