化け物すぎる

俺は柊結香の身体能力が化け物過ぎると実感するのだった


「それじゃあこれ返すよ」


俺は柊結香にカバンを手渡しする


その時柊結香の左手にタコがあることを気づく


タコが出来る理由は漫画を描いているからなんだろうとなんとなくわかる


そのタコは努力した証拠


「かっこよくてすごいと思うよ」


「なんの話ですか?」


「いやタコが見えたんだけどたぶんたくさん努力したからタコができたんだろうと思えてさ」


「それはまあ事実ではあります」


「そうかなら正解だったんだ」


「ええよく分かりましたね」


「おうよいつもよくみているからな」


「そんな恥ずかしいことをなんでそんなに真面目に言えるんですか」


「恥ずかしいなんて思うかよ俺が思っていることを言っているだけだぜ」


その言葉を聞き柊結香はえっみたいな口が開いた状態になり少しだけ考えた仕草をしたあとしゃべる


「それは確かにそうかもしれません」


「だろだから俺はエロ漫画家であることを応援するぜ頑張れよ俺も頑張るからさ」


「実はそのわたしは同人作家なんですけど会社から少年漫画を描いてほしいと言われているんです」


「へえおめでたいじゃん」


「だからお願いがあります」


「おう俺に出来ることならするぞ」


「わたしのことを壁ドンしてくれませんか」


「………うん?」


「少年漫画でやろうとしているのがラブコメでどんな感じでやれば良いのか分からないから思い浮かべやすくするためにやりたいんです」


「でも今時壁ドンってなんだか古くさくないか」


「わたしも古いとは思いますでもやりたいんです」


俺はその熱意にやられて柊結香の隣にドンッと言う音と共に右手で柊結香を押し倒す


柊結香は押し倒されて壁に寄りかかる状態になる


「あごかっくんをやってはくれませんか」


満足できなかった柊結香は俺にお願いをしてくる


俺はアゴを持ち上げてキスするみたいな体勢にする


柊結香の目を見ると真面目にやっていることがわかる


その熱意に出来るだけ答えたい

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