悲しき過去?

「去る前に少しだけ話をしないか」


俺はロードレスにそういわれて少しだけ立ち止まり話をすることにした


「クローンは素体となるものがいる元は普通の人間だったがそこに山田さまの超能力のちからを入れた」


「それはまあそうだよな」


納得する他ないだろだってそれ以外考えられなかったし


「そしてわちしたちは大体の人がボスに拾われ身だ」


「おうそうか」


くそどうでもいい身の上話なんてされても


「わちしは家事で家族全員燃やされてわちしだけ助けられた」


それはボスが行ったのではと思ったが言わないことにした


「山田さまにも悲しき過去があるだがそれを忘れてしまっているだけだからそれを思い出した仲間になりたくなるはず」


「いやなんでやねん」


思わず心の声が漏れてしまうぐらい意味不明なことを言われてしまった


「だからわちしに記憶操作をさせて」


「いやそれではいそうですかとはならんのよ」


そんなツッコミをしている間にロードレスが俺の頭を掴んでくる


そして思い出させられる俺の忘れていた悲しき過去


俺は思わず頭を抑える


そして、ロードレスの腕を振りほどく


少しだけしか思い出せなかったがそれでも十分嫌な記憶だった


「さあこれでわちしたちの仲間になりたいと思えただろ」


俺は少しだけ考えるしばらくして口を開く


「俺に悲しき過去があろうとなかろうとそんなもの関係ないんだよ俺はただ前を向くだけだ」


俺はみんなを守るもう離れないとそう決めたのだ


「だから俺はみんなが待つ生徒会に帰ることにする」


「そうか残念ですよ」


ロードレスが右腕をあげると敵兵がたくさん現れる


なるほどな俺と話をしたのは時間稼ぎだったわけだ


俺は敵を全てなぎ倒していく


敵は全て未来に強制送還された


強制送還されるときに地面に黒い渦状の物が現れてそこから無数の手が出る


その手に捕まり敵たちは黒い渦状の物に引きずり込まれていく


さあこれで俺の勝利だ


よく考えたら八崎メルルが敵に回ることになっているよな


……あれこれ相当ヤバめなのでは


強いとか強くないとかではなくあまり手を出したくない


物語的にもヒロインが敵になる形だから相当悲しいぞ


それも悲しき過去持ちの合法ロリだからな


合法ロリは関係ないか

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