少女との出会い
俺は記憶消去をしてから少女について行った
「なあきみはなにものなんだ」
「ええわたしわたしはね何者なんだろうね」
「いや俺が質問をしているんだけど」
「だってわたしはわたしと言う存在を知らないからね」
「それはどういう意味なんだ」
少女は泳いでいる魚を見ながらこう口にする
「生きとしいきるものは全てのことを知っているかと言われたら知らないでしょそれと同じだよ知っていることもあれば知らないこともある自分の気持ちすらも曖昧になるときがある」
「それはそのとおりだな」
「でしょ今のきみだって去ることが本当に正しかったか分かっていないんでしょ今この歩いているときでさえ悩みながら歩いている」
「……ああそうだよ」
「そういえば自己紹介をしてなかったねわたしの名前は八崎(はちさき) メルルよろしくねお兄ちゃん」
「……はっお兄ちゃん?なんの話だそれ」
「うんはなそうかすこしだけわたしが誰でどんな存在なのかをわたしが知っていることを」
話し出したその情報は俺にとって少し理解に難しいことででも分からなくもないそんな情報だった
「わたしは山田太郎きみのクローンで未来から来たんだ」
「クローン?そもそもなんで俺なんだ」
「だって山田太郎きみは超能力者だろ世界を守ることが出来るくらい強い同時に世界を壊すことも出来る」
「ああ悪い科学者たちに捕まり世界を壊す力をクローンとして大量に作られたきみはそのうちの一人だったということか」
「うん正解だからわたしは山田太郎きみが傷つかないために生徒会から離れさせたんだ」
「本当に予想外の情報だなでも生徒会と離れることどう関係があるんだ」
「そりゃきみが超能力者として人助けをしていくことで超能力者であることがバレていくことになるからだよ前までは隠そうとすらしていなかったでしょ」
副生徒会長と出会ったときの過去回想で道場破りと戦うときに人前で使ったりしたことを思い出して俺は
「うんそうだな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます