第14話 ロッテンマイヤーヤケクソになる
ロッテンマイヤーさんは服を着て身だしなみを整えました。
まだ、頭のことは気づいていません。
「メガネは、、。」ロッテンマイヤー
「ここよ、ロッテンマイヤーさんメガネしたまま寝ちゃったから。」ハイジ
ハイジはメガネを渡しました。
「アーデルハイド、お礼を言いますわ。」
ロッテンマイヤーさんはメガメをしました。
「さぁー、朝ご飯にしよう、みんな早く降りておいで。」オンジ
「おじいさまをお待たせしてはいけませんよ。
さあさあ、行きましょう。」ロッテンマイヤー
ロッテンマイヤーさんはきどって下に降りてきました。
そして、テーブルにつきました。
おじいさんは、ロッテンマイヤーさんの頭を見て驚きました。
なんじゃ、頭にくるくるを付けておるが。
うーむ、まだ酔っ払ってあるのだろうか?
ロッテンマイヤーさんはおじいさんが自分をジロジロ見てるのは下着姿を見られたからだと
思い焦りました。
「あたしく、昨日は少し酔ってしまいましたわ。おかげで、しくじりました。
反省しております。おじいさま。」
ロッテンマイヤー
「いや、そんな事はいいんですぞ。
それより、その、あの、その頭はなんですかな?」オンジ
「はぁ?頭?」ロッテンマイヤー
「あのね、昨日の夜ね、アンがねロッテンマイヤーさんの髪の毛をカールしたの。
ロッテンマイヤーさんの髪の毛はとても
綺麗なんだって。」ハイジ
「アーデルバイド、何ですってぇー!
あたくしに何をしたんです!」
ロッテンマイヤーさんは急いで、トランクから手鏡を出しました。
そして、頭を見ました。
「まあ!!何て恐ろしい事をしたのです。
アーデルハイド、貴方は全くとんでもない事ばかり!」ロッテンマイヤー
「あら?ロッテンマイヤーさん、それをやったのは私ですのよ。
ロッテンマイヤーさん、私と神に誓った約束を
お忘れではありませんよね?」アン
「アンさん、この事だったのですね。
なんて、小賢しいんでしょう!!こんな恥をかかされるとは思いませんでした。」
ロッテンマイヤー
「恥なんかじゃありませんわ。
ロッテンマイヤーさんはご自分の髪の美しさに気付いてらっしゃらないのよ。
ああ、私の髪が貴方のような漆黒の黒髪だったら私の人生は変わっていましたわ。」アン
「え?あたくしの髪の毛はそんなに美しいんですの?一度も褒められた事なんてありませんでしたのに。」ロッテンマイヤー
「なーんて、勿体ないんでしょう!
神がお与えになさったものを、、。」アン
ロッテンマイヤーさんはまんざらでもありませんでした。なんせ、容姿の事で褒められた事がなかったからです。
「ねぇ、ロッテンマイヤーさん、私に任せていただきたいの。
カールした黒髪が風に靡くの。
ああ、人魚のようなの。女神のようなの。」
アン
「ロッテンマイヤーさん、ここには静養にきたんですから、少し今までとは違うこともしてみたてはいかがかな。」オンジ
ロッテンマイヤーさんは下着姿でうろついたし
この際、なんとでもなれーっと思いました。
そして、アンの申し出を受けることにしました。
おじいさんは、ロッテンマイヤーさんの
人魚姿を想像すると胸焼けがしてきました。
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