S3 ぼっちdeロック 8月24日
――アルカディア王国 アルカディア紅葉ギルド――
▶Yoloしくが目覚めると、1Fの酒場が非常に騒がしいように感じます。どうやら、銀河高原が騒いでいるようですね。珍しく、お酒は飲んでいないようです
銀河高原「ってかよ、毎日毎日毎日毎日生理的にきっついゴブリンばっかしばく生活もう無理なのよ。4年近くゴブリンだけ退治して生きていく生活本当に無理」
花崗「そうなのですね。私は醜悪なゴブリンがこの世から減るのは楽しいのですが……」
花崗「私はついでに身体を動かせるので毎日のラジオ体操の感覚でやっていました」
銀河高原「それをやる程私等初心者じゃねえのよ。4年やってるバカ私等だけよ」
白銀 「ゴブリン退治も社会貢献の一つとは思いますが」
銀河高原「安酒ばっか飲みたくねえのよ。オジロエールとか豪勢にキメたいわけ?わかる?」
スカレア「確かにな……地道な鍛練ももちろん必要だろうが、このままでは我の封印も解けないだろう」
白銀「お酒を飲む方は時々わからないことをおっしゃるのです……」
銀河高原「で、こんなPTに恵まれない使えない人間共も寄せ集めればなんかセットとして扱われてんのよ。あんたらと違って私は寄生先が消えて困ってんのよ」
オルター「ぷはっ! じゃあもう少し強敵のクエストを受けに行くかい?」
花崗「新しく何か殺しに行きますか?」
白銀「人狩り行こうぜ!ですね」
銀河高原「まあ待てや社会不適合者共。ゴブリン以上しばきに行くには足りねえもんがあるんだわ」
銀河高原「それがこれよ」
▶銀河高原は赤いコインをチャラチャラと机の上に雑に放り投げます
花崗「スーパーマリオ64でしょうか」
銀河高原「あんたらは見たこと無いと思うんだけど、これポキっていう通貨なのよ」
スカレア「ほお、赤色か。良いな……赤ワイン、血、そして我の名の色だ」
花崗「ポキ、ですか。ふふっ、なんだか可愛らしい響きですね」
銀河高原「仮でいいから私を旗本にしてPT組んで、PT専用購買所でクロウカードを買おうって魂胆なの」
白銀「NHKでございます」
オルター「クロウカード? 装備とは違うのか?」
銀河高原「そうよ。この辺だとクロウカードって呼ばれてんだけど……川雪後頼んだ。面倒になった」
川雪「は?俺も巻き込むのか……」
▶隣の席で酒を飲んでいた川雪が頭を抱えてこちらにやってきます
川雪「よろーくんもせっかくだし聞いていくといい」
川雪「クロウカード、まあ他所だと洗脳装置とかわざマシンとか言うんだがな」
川雪「特定の技能を選んでベルで購入する。購入できるのはギルドの代表者だけだ。更に購買所をオープンさせるには実績とポキが必要になる」
川雪「これを寝る前に枕の下に置く。起きたらその技能が何故か使えるようになってる代物だ。人間に対する悪影響はない、って言われてる」
Yoloしく「便利なもんだね」
オルター「つまり、プリティガールズのギルドを結成したいってことか?」
銀河高原「そういうこと。まあ寄せ集めだから名前もなければ出入りも自由だけどね」
銀河高原「これで戦力増強して、まだ見ぬ敵を殺してガッポガッポってことよ」
花崗「いいと思います。私はある程度自由にさせて貰えるのであれば特に誰がリーダーであっても構いませんし……」
オルター「なんだ、ギルドの名前も決まってないのか」
銀河高原「白銀、候補出せ」
白銀「えぇ。わたくしがでございますか……」
銀河高原「考えとけ。で、戦力増強するためにはポキがいるのよ。ポキを手に入れるためには労働して貰える報酬をポキに変換させる必要があるの」
花崗「ギルドポイント……みたいなものと考えてよろしいのでしょうか?」
銀河高原「そうね。今日中に500ポキはほしいわ。設立資金ね」
銀河高原「だからあんたら全員で稼いでもらおうかなって」
花崗「構いませんが……ベル換算でどのくらいになるのですか?」
オルター「川雪はギルドには所属してないのか?」
川雪「ああ。特定の奴らとずっとつるむのは面倒でな……。出入り自由ならいいかと思っている」
オルター「ああ……自由はいいよな。わかるぞ、兄弟」
川雪「そういうわけではないんだがな……」
銀河高原「盗賊ギルドで100ベルとかで1ポキとか10ポキとかだったはず。だから最初からポキ稼ぎに行ったほうが安いのよ」
スカレア「戦闘でなく労働か……どんな内容だ?あまり複雑なものは我は出来んぞ。この通り封印されているのでな」
銀河高原「そんなの知らないわよ。晩までに稼いで私に貢いで来なさいな」
Yoloしく「そこも含めて足と体で稼いでこいって話ね。ジブンらも利益しか無いし、喜んで受けるよ」
花崗「まさに銀河様の手足、ということですね。私には手足は無いですけど。ふふふ」
銀河高原「白銀、ギルド名」
白銀「我々、ぼっち共の集まりですので、『ぼっちdeロック』等いかがでしょう」
銀河高原「センスないわね。じゃあそれで登録準備してくるわ」
▶銀河高原は気怠げに立ち上がり、タテワキの方へ歩いていきました
オルター「ストレートもいいがロックもいいな……」
スカレア「我が名前を考えてやってもよかったが、一晩はじっくりと考えたいからな」
白銀「なるほど。素晴らしい名前をお待ちしております」
川雪「はぁ……。じゃあこっからは自由行動だ。誰が一番使えない奴なのかがはっきりするな。おすすめは普通に働くか、適当に拾ってきて行商人に売るのがおすすめだぞ」
▶川雪も弓を携えて店を出ていきました
――
▶アルカディア王国から東に行った場所にある、平原と雪原に近い場所です。粉雪が降っていますね。Yoloしくは門番に挨拶をして外に出ました。声をかけてくる騎士がいるようです。紫髪の眼鏡の少女ですね
少女「こんにちは。この辺は最近危ないので1人で外に出るのはおすすめできませんよ」
Yoloしく「こんにちは。昔新大陸に採集に行こうとして止められたことが合ったけど、もしかしてそれ関連かな?」
少女「いいえ、最近はここら辺でも魔物が出るので1人だと止めることにしてるんです。小銭を稼ぎたいのなら城郭の近くの野草を取るのがおすすめですよ」
Yoloしく「ベルじゃなくてポキ稼ぎの場合もそっちの方がいいかな?」
ゼルフィ「ああ、なら私達フラミー騎士団のお手伝いをしてください。私はゼルフィ。今は治療用の薬草を集めているんです」
Yoloしく「渡りに船とはこういうことを言うんだね。Yoloしくだよ、ぜひともよろしく。実をいうと一人だと少し心細かったんだ」
ゼルフィ「ええ。フラミー騎士団の手助けということにすれば、クエスト?という扱いになるので、タテワキさんから報奨が出るはずです」
▶Yoloしく ローカル知識[レポート]
成功
▶薬草をそこそこ集め、ゼルフィに手渡しました
ゼルフィ「ひ、ふ、み……。はい確かに。これだけあれば私も大助かりです!タテワキさんに報告しておきますね」
Yoloしく「お役に立ててよかったよ。また機会があったらお手伝いさせてもらおうかな。だいたい紅葉酒場にいるから、その時はよろしくね」
ゼルフィ「その際は是非」
――アルカディア王国 ギルドハウス「美少女を愛でる会」――
▶白銀がギルドハウスに入ると、むぎが返り血を落としているところでした。こちらを見据えると、アイスピックを構えます
むぎ「んんー?道場破りかなあ?しかも知らない娘だしー?リスキルなんて生易しいことはしてあげないからね」
白銀「落ち着いてください。銀河高原さんとこの者です。先日はお世話になりました。少々お尋ねしたいことがありまして」
▶両手をひらひらして敵意がないことをアピールしましたが、むぎの眼光は更に鋭くなります
むぎ「ふーーん?本当のこと言ってるか私にわかんないこと言って煙に巻こうとしてんだあ?とりあえず目ん玉抉ったら本当のこと喋っかなあ?」
シロコダイル「そこまで。あの酒カスのパシリだ。俺が保証する」
むぎ「はい」
シロコダイル「お前らに聞かれるようなことはないはずだが?」
▶シロコダイルがむぎの頭をぽふぽふと撫で、後ろに下がらせます
白銀「ポキを稼いでくるようマスターから指示を受けたのですが、私が酒場に行くことをマスターは嫌うのです。そして私には情報を収集できるような交友関係がありません……。先日の一件であなた方が日々巡回警備をしていることを学びましたので、この王国内、あるいは周辺でポキに変換できるような、稼げる場を教えていただきたいのです」
むぎ「ふぅん、殊勝な奴隷精神持ってんだ。風俗行けばいいんじゃないの?」
むぎ「あんたみたいなド淫乱ならそれでいいでしょ」
白銀「マスターはそれも嫌うのです……」
シロコダイル「まあ、あいつならそうだろうな……。今ならうちの警備のバイトやってるからやるか?知ってると思うが、巡回して街の人に声かけるやつだ」
白銀「アルバイト…渡りに舟ですね。数日間かと思いますが、頑張らせていただきます」
――アルカディア王国 大通り――
▶白銀 哨戒
失敗
▶花崗 剛力
失敗
▶Yoloしく アクティビティ[卒論]
成功
▶巡回をして街の人に挨拶をしていた白銀は、見覚えのない女が悪質なナンパをしているのを見かけます。声をかけようと近づくと、女は一目散に逃げ出し、労働が終わった2人を突き飛ばし逃げていきました
花崗「あいたたた……手足が取れるかと思いました」
Yoloしく「危ないなあ色々と。大丈夫だったかい?」
白銀「治安維持の役目は果たせているものと思います」
▶暫く巡回した後、バイトの途中経過を聞いたむぎはブチギレて全員1回ぶん殴ってから逃げた女を追いかけていきました
むぎ「てめーらの事情とか知らねえんだよバカ!怪しい奴らは全員とっ捕まえろってバイトしてんのにそんなこともわかんないの!減給だかんね!」
▶合計で135ポキ手に入れました
――アルカディア王国 アルカディア紅葉ギルド――
▶オルター 生命抵抗
失敗
▶スカレア 生命抵抗
失敗
スカレア「労働するのはまぁよい、だがまずは赤ワインを飲んでからでないとな……暫く飲めていないからな」
おじさん「青りんごの少女よ、もう一杯いかがかな?」
スカレア「う、む……久方ぶりの酒は、やはり、クる……な……ウッ……」
オルター「プリティガール……もう一杯どうだ……」
おじさん「ふふ、青りんごの娘は酒に弱くていいね。さあ、介抱してあげるからこっちへ」
ときがね「まあ待て。その女は俺のもんだぞ余所者。なんだったら武力で勝負してやってもいいんだぞ風俗狂い?」
おじさん「けっ……お手付きだったのかよ。ついてないなあ……」
▶吐き捨てるようにおじさんは去っていきました
ときがね「なんで知らん人相手に酒飲むかね。未成年がよ」
スカレア「だから、我は、未成年ではない、2000歳だと言って……ッ……」
ときがね「はいはい。これからは知らん人とお酒飲んじゃダメだからな。そこのおっさんも潰れてる暇あんならガードしてやれよなー」
オルター「プリティグランマだな……ハハハ。ん……どこかで聞いた声だと思ったら、ときがね。兄弟じゃないか!」
ときがね「誰に対しても兄弟言うのきめーからやめろっつってんだろおっさん。こんなロリに酒飲ませてどうすんだよ。大人としての責任もねーのか」
オルター「日本人は見た目と年齢の申告じゃわからんのでな、さて……すまなかったな」
オルター「プリティガール、仕事の時間だ。シャキッとするか」
ときがね「返事になってねーだろうが。お前のせいで風評被害来てんだよ」
オルター「すまないついでで悪いが、ときがねは赤いコインの『ポキ』というのを知っているだろう? それをいくらか用意しなければならんのだが、なにかいい仕事はないか?」
ときがね「あー?なんだ?ついにギルド組んだのか。まあ、そうだな……。割がいいなら掘られるか、盗賊ギルド行くか、騎士団から依頼受けっかのどれかか」
オルター「助かる。俺は少し盗賊ギルドに興味があるが……さて」
スカレア「騎士団依頼以外ろくなものではないな……」
ときがね「別に悪い仕事じゃねえけどな。ま、青りんごちゃんには風俗ははえーだろうけどな」
スカレア「ふん、せめて我の封印を解けるような相手でないとな……」
オルター「騎士団は一度行ったことはあるが……盗賊ギルドへは紹介とかは必要か?」
ときがね「そういうのはねーが……、場所が場所なんだよな。もしかして、スカレアちゃんも連れてく気か?」
オルター「一人で行くつもりだったが、プリティガール次第だな?」
スカレア「我はまぁいいと言えばいいが、不足の事態が起きても対処できんぞ、封印されてるからな。覚悟はあるのか、オルター?」
ときがね「ま、いいか……。自己責任だしなこのゲーム。今から行ったところに行くと辿り着くよ」
▶ときがねは地図を書いてくれます。字が汚いですが、結構わかりやすいですね
オルター「頼りになるぜ兄弟。今度一杯奢らせてくれ! まぁプリティガールは常時こんな感じだし、俺では齢がよくわからんのだ!」
――アルカディア王国 エリー地区――
▶言われた通りの場所に行くと、キャバクラやコンカフェなどが立ち並んでいます。公式で立ちんぼが許可されており、大量に過激な格好をした女が立ち並んでいます。路地から嬌声が聞こえてきており、匂いもかなりきついです
オルター「プリティガール、とりあえず俺のマントに隠れておくか?」
スカレア「う、むぅ……。そうだな、心遣い、感謝する」
▶裏路地に入り、立ちんぼの女ににちゃついた顔をされ、カップルの邪魔をしながら奥に進んでいくと、こじんまりとした建物が見えてきます
――アルカディア王国 エリー地区:盗賊ギルド――
オルター「ふう……ここが盗賊ギルドか?」
???「よお。オルターさんや。盗賊ギルドなんて物騒な場所じゃねーんだし、そういうことを大っぴらに言うのはやめてくんねーかな?」
▶長屋の住居に入ると、フードを被った爆乳で姿勢の悪い女が話しかけてきます
オルター「おっと、すまない。これは申し訳ないことをした」
▶頭を下げ、100ベルを握らせると、女は心底気持ち悪いものを見たような目を向けてきます
???「うちはそういう場所じゃねえんだが、貰えるもんは貰っとくか。嘘フカれても困るし一応説明してやるか。そっちの色に弱い青りんごの嬢ちゃんも来な」
オルター「ついゲームだと思って口に出てしまうな? 気をつけないとな」
スカレア「……我も姿を表すか」
▶女は奥の部屋に首で指し示し、先に入っていきました
――アルカディア王国 エリー地区:盗賊ギルド 奥の部屋――
▶入口とは違い、そこそこお金のかかってそうな空間です。事務室のようですね
オルター「失礼する」
ごまプリンオルタ「さて、初めまして。飲酒ギルドの方々。俺はごまプリンオルタ、情報ギルド「らむねふろーと」の下っ端だよ。ここは盗賊ギルドなんて物騒なことはしねえの」
オルター「! 驚いた、もう新しいギルドの情報を掴んでいるのか」
ごまプリンオルタ「情報を売ってもらって、情報を買ってもらって経営してんだわ。あの自警団とかとも提携してる。こんな場所に未成年連れてくるってことは、未成年でも売って金稼ごうって魂胆か?」
オルター「オルターだ。ギルドを掴んでいるということは俺のことも知っているだろうか、彼女はスカーレット……スカーレットレア? すまない、名前何て読むんだったか?」
スカレア「スカーレッド・ドラグレアだ、そして我は未成年ではない、そして姦淫にもまったく興味はない」
オルター「まあともかく、金というかポキというのが必要なんだ。それに身体を売るのならさっき通ったところの方がいいのだろう?」
ごまプリンオルタ「はあ、話通じねえのか。自己紹介とかその辺とかわからないわけがないだろう?」
ごまプリンオルタ「まあいい。情報を求めているんだろう?それならいい話がある」
ごまプリンオルタ「こないだ、アーテルが殺された事件があったのは知ってるか?恐らく知っているとは思うが、原因はカンターレの名前を偽装した悪質ギルドによる裏社会での覇権拡大を狙った抗争が原因だ」
オルター「ああ、それならわかる。俺も容疑者として疑われた。汚名は晴らしたがな」
オルター「偽ギルドはカンタールとか言ってたなたしか」
ごまプリンオルタ「最近、コアクリスタルというものが市場に出回っていてな。それを取り扱ってるのがそいつらってことだ」
ごまプリンオルタ「どうやって精製してんのかは知らないが、このコアクリスタルを枕の下に置いて寝ることで身体能力を向上させることが出来る、らしい」
ごまプリンオルタ「ただ、適応が出来ない場合は心臓が破裂し、そのまま結晶化して死ぬような代物だ。また、化け物を誘引する効果もあるようでな。防衛が大変なんだわ」
オルター「おいおい、物騒だな……」
ごまプリンオルタ「だから、アルカディア王国ではカンターレと提携して偽物は全員ぶち殺すことにした。これは王位が絡んでいるから街全体のルールでもある。今日、それの売人が2人確認されている。1人は既にむぎが始末したようだが、もう1人潜んでるんだ」
ごまプリンオルタ「そいつを殺して、血か死体を持ってきてくれれば800ポキ渡そう。どうだ?」
スカレア「力には興味はある……が、そのようなあまりにもリスクを伴う力には興味ないな」
オルター「なるほど、そいつが最悪そのコアクリスタルとやらを使えばヤバい相手になるってことでその報酬か」
ごまプリンオルタ「実質薬物のようなものだからな。それでどうだ?」
オルター「プリティガール、これは俺たちでクリアできそうなもんか? 他のメンバーも誘った方がいいかもしれんが……そうだ、これはうちのギルドの連中にも知らせていいのか?」
スカレア「銀河の要求は確か500だったか……。危険はあるが一発で要求数を満たせて尚余りあるな」
ごまプリンオルタ「構わない。どれだけ人的資源をかけてもらっても構わないが、必ず夕方までにぶち殺してくれ」
スカレア「我が万全ならば余裕だろうが、残念ながら封印されているのでな……協力を要請した方が良いだろう」
オルター「わかった。そいつの特徴とかはどんなだ?」
ごまプリンオルタ「女だ。売女のフリをしていて、買おうとした人間に代金の代わりに被験体になることを要求する」
オルター「ということは、さっきの通りに潜んでいるかもしれんな……」
オルター「そうだ、ギルドを組んだのは最近なんだが、メンバー同士で呼び出したりとかはできるもんなのか?」
ごまプリンオルタ「まだ出来ない。ギルドを組んだらギルド通話が出来るからそれで可能だ。今、お前らのツレは自警団にいるようだから、俺から連絡しておこう」
▶ごまプリンオルタはそう言うと、もう姿はありませんでした
――アルカディア王国 アルカディア紅葉ギルド――
▶シロコダイルに呼び出され、全員が酒場に集められます
銀河高原「コアクリスタルとかいうのをバラ撒いてるクソ女を捕まえたら800ポキらしいな。こっちでもある程度情報を集めていてなあ、なあ?」
オルター「『売女のフリをしていて、買おうとした人間に代金の代わりに被験体になることを要求する』と情報屋から聞いたぞ」
花崗「その方を捕まえるか殺せばよろしいんですね?」
シロコダイル「まあ、そうだな。むぎの報告によるとお前らが追わなかった怪しいクソ女がコアクリスタルとかいうのをバラ撒いていたらしい。あいつは今エリー地区の「名案内イヤン」という店に逃げ込んだらしい」
Yoloしく「ああ、あの理不尽に殴られた……。前に実験台を探してるっていうクエストを見たことがあるけど……、さすがに今回のとは違うかな」
スカレア「丸ごと吹き飛ばしたいな……。封印さえされていなければな……」
白銀「それはそれは、珍客にでくわしたのですね」
銀河高原「てめーが最初から働いておけば二度手間にならなかったんだよ。反省しろ」
シロコダイル「あいつは他の奴らをアイスピックで抉ってるだろうから、いろんな意味で近づくな」
銀河高原「私もついてってやるから、ちゃんとしばけよ」
花崗「襲撃しに行くのであれば、準備はしていかないといけませんね。……回復薬、飲んでおいたほうがいいでしょうか」
銀河高原「飲んどけ飲んどけ。私は心のケアしかしねーからな」
スカレア「……む?どこか痛めたか?ならば我が回復してやろう。感謝するがよい」
▶スカレア 治癒絆創膏 白銀花崗
22回復
花崗「ふう……助かります」
銀河高原「私が教えたんだ。そこそこ筋いいだろ?」
オルター「それが回復の術か、俺も使えたらな……」
スカレア「むぅ……。白銀の方は治しきれんか……。やはり魔力もかなりの封印をされている……。万全であれば常に完全回復状態を保てるのだがな」
▶オルター 回復薬G 白銀
白銀「もう少し、もう少し欲しいものです。えぇ、ちょうどそこの回復瓶がちょうどいいと思います」
銀河高原「今ちょっと好感度稼いでもマイナスからちょっと増えてもマイナスだけどな。じゃあ行くぞ」
オルター「我らがリーダーは厳しいな?」
――アルカディア王国 エリー地区:名案内イヤン――
▶エリー地区は騒然としていました。むぎが呪いと思われる魔法で動けない人間に、アイスピックで人間の目玉や脊椎にぶちさし、拷問をしています。不意打ちしようとする人間もいるのですが、そいつらは弓で射抜かれているようです
川雪「遅いな?ギルドが金出してくれるみたいだからな。早くお前らも雉撃ちに参加しろ」
銀河高原「そのつもりよ。白銀、室内のバカを殺しなさいな」
白銀「白銀、―‐巡ります」
オルター「汚れ役を買って出るつもりだったんだが……こりゃ悠長にしてられない感じだな。背中から撃たないでくれよ兄弟!」
▶店内に突入した君たちを見た女は覚悟を決めた顔をして、胸元に埋め込まれているクリスタルから鎖に繋がったドロドロの人間を生み出します
女「レギオン……行くよ!」
▶戦闘前行動 花崗 ハニリイト
▶戦闘前行動 オルター レベルインストール
▶戦闘前行動 Yoloしく メイキングレイナ
オルター「あれがチートアイテムってやつか!?」
銀河高原「こんなゲームにそんな便利なチートアイテムなんてあるわけないでしょ。このゲームにわか発言やめな」
[プロテクター][マジックプロテクト]
[はじまりの季節へ:夜明けに珈琲を]
[メイキングレイナ:煌めく夜へエスコート]
▶白銀 通常攻撃
[ムーブアサルト]23ダメージ
失敗
[レギオンシュート(敵の攻撃行動を見た時、割り込み。自分の味方を移動させる。その後、通常攻撃)]
[ムーブアサルト]23ダメージ
▶防護コア 通常攻撃
▶白銀 回避判定[夏彩フレア]
▶白銀 導引
成功
[はじまりの季節へ:未来のどけき梅の園]Yoloしく
15回復
[メイキングレイナ:夜明けに珈琲を]
▶Yoloしく オーシャンティア
▶女 輝きは幻想に スカレア
[チェインバースト(主動作を見た時、割り込む。味方が攻撃行動を1回行う。)]
[アイスブレス(氷。アイテム攻撃判定。全体に18ダメージ)]
18ダメージ
『ユニゾン』
▶女 フィールドプロテクト
▶防護コア アイスブレス
[花崗:薄い本]
[はじまりの季節へ:涼やかなる夢想の可能性]
[メイキングレイナ:鋼の白衣]
[ヒール]Yoloしく
9回復
▶防護コア アイス オルター
14ダメージ
『ユニゾン』
▶女 ヒール
12回復
▶防護コア アイス スカレア
23ダメージ
▶花崗 逝ってよし
[ムーブアサルト]57ダメージ
[エアダッシュコトリ[ベルメランエリー]]
成功 60ダメージ[京極]49ダメージ
成功 94ダメージ[京極]53ダメージ
[ハニリイト:ピネトレイン]75ダメージ
『ユニゾン』
▶オルター 安物コールドスプレー
▶花崗 迫撃砲
[まじかるナース:引くこと覚えろカス]
[ハニリイト:ボコボコにしてやんよ]
花崗「憑け、『デッドマン・ウォーキング』!私の剣は重いですよ!」
▶オルター サモン鳥
[ムーブアサルト]47ダメージ[京極]59ダメージ
[引くこと覚えろカス:ピネトレイン]52ダメージ
[ムーブアサルト]49ダメージ
[ハニリイト:なつみSTEP]
▶女の首をすっ飛ばすと、レギオンと呼ばれた人型の溶けた魔物も掻き消えるように消えていきました
花崗「『デッドマン・ウォーキング:黒』!貫け、打ち砕く程重く!『黒風双腕』!」
白銀「回復はいいものですね……。継戦能力が高まります……」
オルター「俺の力、魅せてやるぜ! Come on! Jennif―――!???」
ジェニファー「Yes! ってアレ? オルター、敵は? ドコいる?」
オルター「すまんな……もういなくなったようだ」
花崗「ふふふっ、これこそが私の『デッドマン・ウォーキング』の威力です!」
銀河高原「まあ、この肉になったやつを持っていけばいいか。白銀。こいつ持って」
白銀「今晩のつまみですか?」
銀河高原「んなわけあるか。金だよ」
白銀「精肉ギルドになるのですねぇ……」
Yoloしく「せめておつまみとかじゃないかなあ」
スカレア「ううむ、やはり魔力が足りぬな……。例の強化術とやらで幾らか封印が緩んでくれれば良いが」
――アルカディア王国 アルカディア紅葉ギルド――
▶肉塊をタテワキに引き渡すと、表情1つ変えずに受取って800ポキを出してくれます
タテワキ「確かに。これが報酬になります」
銀河高原「どうも。これでギルド登録できるわ。ぼっちdeロックとかいうしょーもなギルド設立よ」
白銀「いいネーミングセンスです……」
花崗「最初はどうなることかと思いましたが……これで目標達成、ですねっ♪」
オルター「目の前でスプラッターを魅せられた俺の身にもなってくれ……」
銀河高原「これでなんか強化パーツ買えたらいいけどねえ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます