本編
S1 アルカディア紅葉ギルド 7月27日
――アイリスオンラインⅢ――
「ご購入ありがとうございます。このゲームはフルダイブ型MMORPGになっております。当ゲーム世界では、1日この世界で生活すると、1時間の時間が経過します。ログインする場所には十分お気をつけください」
▶ナイトキャップにウサミミをした妖精っぽい少女が目の前に現れます
ウサメリ「アイリスオンラインⅢの世界にようこそ!私はウサメリ!これからアイリスオンラインⅢの世界に潜り込む為の、キャラメイクを一緒にやっていきましょう!」
ウサメリ「先にこの利用規約の書類に判子を押してね。面倒なら見なくてもいいわよ」
▶Yoloしくはウサメリに直接書類を手渡され、中身を見ないでハンコを押します。
ウサメリ「ありがとう!じゃあキャラメイクしていくね。私は鏡になるから、何かあったら呼んでちょうだい!!」
▶ウサメリがどんどん姿見鏡になっていき、自分の姿が映るようになります。空中にキャラメイクUIが浮かび上がっていき、スライドバーをいじることで体型や身長、見た目がほぼ全ていじれるようですね
――しばらくして
ウサメリ「本当にこれでいい?変更したい時はマイハウスを手に入れてから、姿見鏡を覗き込んで課金する必要があるけど……」
Yoloしく「いいよ。愛くるしいだろう?」
ウサメリ「では、夢と幻想の大地!アイリスオンラインⅢの世界にようこそ!私のことを見かけたらよろしくね!!」
▶目の前が自分とウサメリしかいなかったのが、奥に小さく光が見えるようになります。歩いていくと光はどんどん大きくなり、気づくと砂漠っぽい場所に立っている塔から出てきたのだな、と感じました
――??? 初心者の塔――
▶外に出ると砂漠のような場所です。ただ、そこまで暑さは感じず、寧ろ風が強く吹いて涼しいなと感じるほどです
Yoloしく「さて、これからどうしたものかな」
???「やあ、お嬢さん。お困りかな?良ければ俺と一緒に街にいかないか?」
▶そう言って声をかけてくる野郎がいます。色黒な肌で、汚い金髪をしたツーブロックの男のようですね。アロハシャツみたいな装備をしており、チャラ男感を全面にアピールしてきているのを感じます
ときがね「俺はときがね。こう見えてもこっちの世界で15年はやっててね。これでも中堅って自信はあるんだけど」
Yoloしく「お嬢さんとはお目が高い。ちゃんとそう見えるように作れてて安心したよ」
ときがね「おっと魂は男のタイプね。よくいるから大丈夫だぜ。それでどうだい?」
Yoloしく「よく見れば男に見えるようにしてるはずなんだけど、まあいいか。ジブンはYoloしく、よろしく。送ってもらえるのならお願いしようかな」
ときがね「よっしゃ。アイオンは稼げていい場所なんだが、倫理観がちょっとな。ユーザーウィンドウを開いて、信用できるよリストってのがあるからそこに俺を入れてくれ。そうすると俺が道案内をする時に地面に矢印を表示できたりするんだわ」
Yoloしく「ふむ。これでいいかな?」
ときがね「ああ、さんきゅ。正直、見た目が男だろうが女だろうが。魂が男だろうが女だろうが関係ねえ。かわいければ金で買われる世界なんだわ。特に初心者なんてすぐ泡に落ちてすっかり出来上がっちゃうなんてことも珍しくねえのよ。お前さん、風俗で稼ぎに来たのか?」
Yoloしく「そんなつもりはないんだが……、もしかしてそれ以外だと結構苦労するかな?」
ときがね「いーやそんなことはねえよ。ただ、適当にほっついてると娼婦だと間違われるってことさ」
ときがね「さて、ついたぞ。ここがアルカディア王国さ」
――アルカディア王国 城門――
▶湖畔に囲まれためちゃくちゃでかい中世の城っぽい場所に辿り着きます。かなり城壁も大きく、なろう系やファンタジーで見た城そのものを感じます。騎士団っぽい衣装の人が詰めていたりしているようですね
ときがね「よーぉセレストちゃん!今日も可愛いね」
▶セレストと呼ばれた青髪の少女は露骨に嫌そうな顔をした後、後ろに人がいるのを見て真面目な顔に切り替わります
セレスト「あら、新しいユーザー族の人ですか。私はセレスト。フラミー騎士団に所属しています。主に街の巡回をしているので、不審者を見つけたら私に声をかけてくださいね。主にこいつとか」
ときがね「俺そんな悪いことしてないけどなあ。逮捕だってないしさあ。――あいつらのほうがゴミじゃんか」
セレスト「まあ……。それはそれとして、こいつの代わりに街を案内しますよ」
ときがね「ちょいちょいちょい!当然よろーくんは俺選ぶよね?」
Yoloしく「Yoloしくだよ、よろしく。困ったことにまだ親切にしかされていないからね、何かあったらお願いするよ」
セレスト「そうですか……。この門の辺りにフラミー騎士団の詰め所がありますから。何かあればそちらへ」
ときがね「わかってんじゃ~ん。いいやつだなあお前!じゃあとっておき!アルカディア紅葉ギルドに案内してやるよ」
Yoloしく「よろしくね」
セレスト「あなたいつもそこにしかいないじゃないですか……」
――アルカディア王国 アルカディア紅葉ギルド――
▶ときがねに連れられて、大通りにあるかなり大きな酒場に足を踏み入れます。昼間にも関わらず、既に酒に呑まれてるのか騒々しいですね
ときがね「ここがアルカディア紅葉ギルドだ。身体で稼がない場合、あそこにいる和服の美人のお姉さんいるだろ?あれがタテワキさんだ。あの人から依頼を受けて金を稼ぐのが基本だ。間違ってもセクハラすんなよ?セクハラしたら次の瞬間にゃ首と胴体が永遠の別れを告げるぞ」
ときがね「俺はやべーやつが勇敢にも胸を揉みに行って十六分割されてんのを見てっからな……」
Yoloしく「そんなつもりは毛頭ないんだけど、肝に銘じておこうかな……。ゲームの進め方がわかったのも良いことだ。ありがとう」
ときがね「後、クエストを受注すんのはいいが、ソロプレイで魔物しばけるほど弱くない。どいつもこいつもだくそ?やせきろ?って感じの強さらしい。酒場で仲間作るか、どっかのギルドに所属して集団で1匹をなんとか仕留めるのが基本だ。魔物が徒党組んでたら死しか見えねえから逃げるんだぞ」
ときがね「俺で良けりゃ暇か酔ってなけりゃ一緒に行ってやってもいいからな!ま、大抵酔ってるけどよ」
Yoloしく「その場合、さっきのセレストくんにお願いしたら彼女は引き受けてくれそうかな?」
ときがね「いやあ、あいつはアイリス族だ。ざっくり言うならこの世界でちゃんと生活してる人ってことだな。俺らは死んだらセーブポイントから復活できるが、アイリス族はそうじゃない。普通に死ぬからまともなユーザー族はアイリス族の人は連れ回さないのがマナーなのさ」
ときがね「街の危機とかなら全然頼ってもいいんだがな。俺らのクソプレイであんなかわい子ちゃん死んだらやってられねーだろ?」
Yoloしく「そうか、そうだね。わかった、ありがとう。また何かあったら連絡させてもらうよ」
ときがね「じゃーな。最初はゴブリンがオススメだぜ」
▶ときがねはすっと酒場方面に向かっていきました
Yoloしく「そういえば採取とかの、より初心者向けのクエストとかないのか聞きそびれたな。直接聞いちゃうか」
Yoloしく「こんにちは、お姉さん」
タテワキ「なんでしょうか?」
▶黒髪ロングの着物の綺麗なお姉さんですね。腰に長い刀を提げており、常に片手は柄に触れています
Yoloしく「クエストの一覧を見せてもらってもいいかな?できれば初心者向けのものがいいんだけども」
タテワキ「そうだね。今はこの辺かな」
▶タテワキは依頼ボードを空中に浮かばせ、君たちの目の前に表示させます
タテワキ「この辺かな。質問があれば詳細をお答えします」
Yoloしく「この☆は難易度だよね?多分。とっても簡単と書いてあって、魔物について特に記載のないこのクエストがどうして☆6なのか聞いても?」
タテワキ「はい。これは初心者向けに指定されたクエストとして登録されましたが、実施地域が新大陸と呼ばれる場所なのでこちらで難易度を底上げさせていただきました。内容そのものはファブリー草と呼ばれる野草を集めるだけですので、依頼者の不手際はありません」
Yoloしく「ああ、新大陸って話題の……。難しいと噂の場所だよね。わかった、ありがとう」
タテワキ「初心者の方は4人程人数をお揃えになり、☆2程のクエストを受注するのがおすすめです」
Yoloしく「ちなみに、実験台って言うクエストは何をされるクエストかな?」
タテワキ「不明です。依頼者はハーバルと呼ばれる女性です」
Yoloしく「大人しくゴブリン退治に勤しむよ。よろしくね」
タテワキ「はい。PTを組む人を最低残り3人集めてもう一度こちらにお越しください」
Yoloしく「ああ、そっちが先なのか……。まあ変に事故ってもよくないか。わかった、またくるね」
▶周りを見渡すと、なんかボロ布を纏った厨二っぽい少女が酒とにらめっこしています。ナンパをしている人が何人かいましたが、あまりの厨二感に娼婦ではないと判断されて立ち去られています
Yoloしく「こんにちは、お嬢さん。お一人かな?」
少女「……む、我に何用か?……ちょうど良い、用があるならばまずそこの酒を我に飲ませよ。この手では持つこともままならなくてな」
Yoloしく「頼む立場はジブンだから良いんだけど、格好って自分で選べたよね?不便じゃないかい?」
少女「う……いや、これは我の力が強大すぎるあまり封印されているのだ。我の好みでは断じて無いぞ」
Yoloしく「頼む人間違えたかな……?これからゴブリン退治に行こうかと思うんだけど、手を貸してもらっても……、貸せそうかい?」
少女「ほう……?我の力が必要か?ふっ、いいだろう、封印されている故に本来の力には到底及ばぬが……それぐらいならば我の加護があればどうとでもなるだろう」
Yoloしく「初心者向けらしいしね、頼りにしてるよ。ジブンはYoloしく、よろしく」
スカドラ「我は
Yoloしく「こんにちは。席いいかな?お願いしたいことがあるんだけども」
▶両手両足だけガチガチの鎧で、残りはドスケベ鎧の幼女に声を掛けると、物凄く大きな大剣を椅子のそばに立てかけてるのが見えます。やはりナンパ野郎が声をかけてはいるのですが、ネット慣れしてないのかしょうもない正論を飛ばされて辟易してどっかに行ってしまうことを繰り返しているようです。その間、ずっと1人でもくもくとオジロエールをガブ飲みしているようです
幼女「はい。……何でしょうか?」
Yoloしく「ジブンは来たばかりの初心者なんだけど、手始めにゴブリン退治の依頼を受けようかと思って。少し時間は取らせてしまうけど、手伝ってもらえると嬉しいなと」
スカドラ「実戦ではいくら我でも予測不能な事柄は多い。人数が多ければその分安定もするというものよ」
花崗「貴方は……先程の方達と違ってマトモな用事のようですね。私でよろしければ喜んでお手伝いいたします。私は
スカドラ「ほう、剣士か。我はこの通り機動力は奪われておるのでな……前衛は任せたぞ」
Yoloしく「話が早くて助かるよ。名前は……、見ての通りだね。よろしく」
お姉さん「おい白銀!酒持って来い!!チッ、今日出勤かよ」
Yoloしく「こんにちはお嬢さん。少し良いかな?話自体はすぐ終わるんだけども」
▶ピンク髪の飲んだくれてるお姉さんに声を掛けると、なぜかつけているメイドのヘッドドレスを揺らし、エールのコップをドンと机に叩きつけ、Yoloしくを睨みます
お姉さん「あー?誰だてめえ。この辺りの顔じゃねえだろ」
Yoloしく「Yoloしくだよ、よろしく。ここには来たばかりなんだけど、ゴブリン退治に人数がほしいんだ。良ければ手伝ってほしいんだけれども」
お姉さん「なるほど新人か。基本回復しかやらねえがいいか?前に立たせてるうちの店のキャストは今日いねえから前衛じゃねえけど」
銀河高原「銀河高原な。水曜日のネコも美味しいからいいぞ」
花崗「私は垰花崗です。回復役がいるのは助かりますね。私はまだ戦ったことが無いので……」
スカドラ「ほぉ、回復術士なのか……人は見かけによらぬということだな」
Yoloしく「助かるよ。酒は百薬の長というけれど、昔は材料に使われていた薬草も、現代では効果がないとされているから、飲み過ぎには気をつけてね」
銀河高原「ふかしかよ。ま、リキュール飲んだこともねえガキ相手すんのもわるかないか」
銀河高原「タテワキんとこで申請しといてやるよ。ゴブリン程度ならてめーらがトチらなきゃ殺せるだろうからよ」
Yoloしく「バレちゃったか。ありがとう、よろしくね」
▶銀河高原はタテワキのところに気怠そうに向かっていきました
――雪姫(ミーチェリア)の紅茶――
▶アルカディア王国から外に出て、一番最初に見かける街道です。少し雪が降っているようですね。噂に出ていたゴブリンの巣穴は街道を少し進んだ外れの位置に出現したようですね
銀河高原「ガキの引率っぽくて趣味じゃねえが、一応説明しておいてやる」
銀河高原「まず、てめえら面はみんな女……でもねえか。まあでもS字結腸あるし一緒か。ゴブリンは無性生殖だ」
Yoloしく「気づいてもらえて嬉しいよ」
銀河高原「ゴブリンが繁殖する為には、ガキを胎内で温めたいがゴブリンにはそういう器官がない。だが当然人肌で適度な空間が必要になる。そのために一番手頃な場所が別の種族の子宮ってわけだな。元々ないやつもいるようだが、手足をもがれて動けないようにして死なないように給餌をし、子孫代々まで袋として使う習性を持つ」
スカドラ「何と言う下劣な……悍ましい……」
銀河高原「だからてめえらが万が一全滅しそうになったら私は容赦なく見捨てる。ゴブリンをわざわざ退治してくれるような無貌の英雄なんて都合のいいやつはここにはいねえからな」
銀河高原「それでだ、最近になって出てきたなんだっけな、……そう。スタンゴブリン。こいつは要注意だ。あまり攻撃を受けるとそのまま連れ去られるからな。そもそもゴブリンの攻撃に当たらないのが大事になる」
花崗「まあ、なんて酷いんでしょう。――では、あの緑の方々を皆殺しにすればよろしいのですね?」
銀河高原「出来んならそういうことだわな。っと、ついたぞ。戦術はどうするんだ?私は結局回復しかやんねえぞ」
▶ゴブリンの巣穴のようです。あまり大きくないようで、少し大きめのゴブリンが2体いるだけのようですね。2体共、巣穴の周りをうろついて、巡回しているようです
花崗「私は適度に距離を取って戦いますが……いかがしますか?」
スカドラ「我はこの通り諸々を封じられている……だが術による支援程度ならば任せよ。――数発が限度だが……」
花崗「ある程度の距離……『約10m』程が私の『スタンド』……『デッドマン・ウォーキング』の射程距離となります。一応、記憶に入れておいてください」
銀河高原「スタンド使いか。今どき逆に珍しいな」
Yoloしく「頼んでおいて申し訳ないんだけど、もともと戦闘はあんまり想定していなかったから、ジブンも支援程度の攻撃しかできないんだよね。少し様子を見て回りたいな」
▶花崗 潜伏
失敗
▶Yoloしく 尾行
失敗
▶君達に気付いたゴブリンは大型の槌を振り回してドスドスとこちらによってきます
銀河高原「おうおうお出ましだぞ!継戦支援くらいならしてやる」
▶戦闘前行動 Yoloしく メイキングレイナ
▶Yoloしく オーシャンティア
▶スタンゴブリン ハンマープレス(スタン値を4削る。通常攻撃)
▶Yoloしく 回避判定
失敗[人間振り直し] 17ダメージ
▶Yoloしく 致命傷判定
成功
花崗「い、いきなり!?私がなんとかしなければ……!」
銀河高原「はあ、なんで後ろに立ってるようなやつが前出てぶちのめされてんだ。あんな面で男感じてたのか?」
▶花崗 通常攻撃
成功 76ダメージ
[イドンプ]計76ダメージ
花崗「いきますよ!『デッドマン・ウォーキング』!」
▶ゴブリンを薙ぎ払いでぶん殴ってぶちのめしました。銀河高原は苦い薬を飲ませてあげます
銀河高原「起きな。あの娘が全部やってくれたよ」
Yoloしく「いっっったいで済まないねこれ……。ゲームの中とは言っても」
花崗「大丈夫ですか?私の射程距離内だったので無理しなくても良かったんですよ?」
銀河高原「死の感覚は冷たく暗いらしいよ。白銀がドヤ顔で言ってた」
Yoloしく「まだそこまで行きたくはないかな。いやごめんね、頼み込んだジブンがこのザマで」
銀河高原「ま、責任感あるってことでいいんじゃないの?人間味もあるし。じゃあっと、ウィンドウ開いてみ」
▶銀河高原はウィンドウを開き、アルカディア紅葉ギルドを表示させます
銀河高原「ここに依頼完了ボタンが増えてるから、ここ押したら依頼終わり。どうやら1人750ベルの支給だってさ」
▶デフォルメされたタテワキのハンコがぽふって音と共に押され、ウィンドウから金貨袋が落ちてきます
花崗「なるほど……これで依頼完了ということですね」
銀河高原「これで日銭が手に入るってわけ。君等の口座にも300円近くが入金されてるってこと」
花崗「一日寝ていても1円にもならないことを考えれば充分な収入ですね!ふふっ、ちょっと楽しくなってきました」
銀河高原「初心者はこのゴブリン退治を繰り返して日銭といい装備を揃えてくってわけ。まあ、センスがないとここで袋にされて泡行きになったりするんだが」
Yoloしく「流石にそんな道には進みたくないかな。センスは頑張って磨いておくよ……。今日はありがとう」
花崗「私も剣が振れるのを確かめられて良かったです!動けるのがこんなにも楽しいなんて……!」
銀河高原「まあ今日はとりまこれで酒を飲むのがいいよ。この金があるならしばらくはアルカディア紅葉ギルドにも泊まれるだろうしね」
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