第3話
次の日、、、何故か、母さんに僕が、喋れる事が出来ることが、、『バレて』しまった―――
(ちくしょー、いったい、、何処の誰だよ。
僕が、喋れる事を、母さんにバラした奴は)
「ご、ごめん。ソビア、、私だ……」
(あぁ、何だぁ、そうだったんだ……って、いやいやいや、喋れる事は、姉さんにも話して、いないんだけど?!何で知って――)
姉さんは、僕を、見ると「だって、おねぇちゃん。だから」と、、言った。
「…………(だとしても、、母さんだけは、言わないで欲しかったな。)」
「だって、それは、母さ――」
「リリアちゃん…?ダメよ――」
「ぴゃ、ぴゃい!お母さま。」
「うん、いい子ね。」
母さんは、姉さんをひと撫ですると、、
僕を、横目で見る。
「ふぅ、見ていなさい、これが、「破壊の魔女」と、恐れられていた。私の――」
すると、母さんの周りに「雷鳴」が集まり
ピシャッ!と、鳴り響く。
その怒涛は、獲物を狙う 蛇の如く―
「「………」」
姉さんと、僕は…ただ、見ている。事しか
出来なかった―
「どうだったかしら?―」
「す、すごーーい!!」
「た、確かに――」
「ふふーん。」
母さんは、得意げに、、、
「い、今の爆発は、いったい、なん―」
「あら…?「ロリナ」じゃない。どうしたの
そんなに、慌てちゃって――」
「はっ、す、すみません。奥さま……」
「もう、べつに、怒ってはいないわよ。それで、何があったの…?」
「ありがとうございます。いえ、ただ…
爆発音が、したものですので、」
「あぁ、なるほどね。だったら、大丈夫よ
さっきの爆発は、私だから――」
「あっ、、そうなのですね。……って、うえぇぇぇーー!??」
「何よ、そんなに、驚かなくても。いいじゃない……」
「ムリです。」
「え?」
「絶対に、ムリです!」
「今日という、、今日は、もう、我慢の限界です。奥さま、お覚悟を……」
「ぜぇー!たいに!いやー」
「あっ、奥さま。逃げないでくださーーい」
「ねぇ、ソビア―」
「うん、なに?姉さん。」
「どうしようか、コレ……」
「ほんと、まいった。」
僕と姉さんは、互いに頷き合い……
「「よし、逃げよう…」」
蛇腹剣使いの俺は…異世界へと転生する 秋里 夏 @ATPS
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。蛇腹剣使いの俺は…異世界へと転生するの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます