第34話 大人の下着デビュー
「お姉ちゃん……。あの下着スケスケだよ。見えちゃうよ……。」
「あっちの下着はスケスケじゃないけど、すごい大人っぽい」
「二人とも大人デビューする?まだ、お子様パンツだからね。」
「する!!お姉ちゃんにびっくりさせるんだから!!」
「サリアがするなら私もしようかな?」
そう。今日は大人の階段をひとつ上る日。
疑似体験でも、大人の下着は買うことなく終わってしまったのでドキドキが止まらない。
私がドキドキしている間に、サリアは色んな下着を手に取って自分に当てて似合っているか確かめている。
「せっかくだから、ひとつは赤色にしてみたら?赤色の下着は勝負下着ともいうからね。」
「勝負下着?絶対買う!!」
サリアは急いで、勝負下着を探してみるが、サリアのサイズではスケスケのものしか無かった。
それに比べて、私のサイズはスケスケなものの方が少ない……。
決して、貧乳だからってことではないよね……。
唯一見つかったものは、花柄の可愛らしい下着だった。
私はサイズを確かめる為に、試着室へ。
私が服を脱いで、下着姿になったタイミングでなんとまたサリアが入ってきた。
「サリアダメでしょ。それに今回は下着なんだから、特にダメ!!恥ずかしいところが丸見えになっちゃうでしょ」
「でも、一緒にお風呂も入ったことあるから大丈夫。」
「そういうことを言ってるんじゃないの!!」
「ダメ!!お姉ちゃんの大人の下着は私が初めて見るんだから!!お姉ちゃんよりも私が先!!その代わり、私の下着はお姉ちゃんが初めに見てね♡」
「……。どうすればいいの!!」
私が迷っていたら、サリアが私に抱きついてきた。
「サリア?」
「ちょっと待っててね。」
少し経った後にサリアが離れたら、ブラがすらっと落ちていった……。
「サリア!!」
「だって、いつまでたってもお姉ちゃん着替えないんだもん。だから、私が着替えさせてあげる♡」
「……」
さすがにこのままではまずいので、急いで勝負下着を試着しようとしたが、サリアから止められる。
「お姉ちゃん。今日は私が着替えさせてあげるから、自分で着替えちゃダメ!!これは、絶対に譲れないんだからね!!」
こうなってしまったサリアは、絶対に考えを変えることは無い……。
私はしょうがないので、サリアに着替えさせてもらう事にする。
「ありがとう。お姉ちゃん。お姉ちゃんのおっぱいいつ見ても可愛いね」
「っ!!」
顔を赤くしている私にサリアはブラをつけていく。両手を通し終わって後ろでホックを閉めた後に私のおっぱいをブラ定位置に入れ込むのだが……。
サリアは何故か入れこみながらずっとおっぱいを揉んでくる。
「ん。サリア。もう。いいでしょ。」
「もうちょっとだけ。堪能させて。」
「ダメっ。ここはお外なの。お風呂の時にやっていいから。」
「もうちょっとだけ。」
「んんん!!サリア……。」
「分かったよ。今日は一緒にお風呂入るからね!!」
サリアは、そう言いながら両方のおっぱいを寄せて定位置に戻してくれた。
「次はパンツだから、片方ずつ足をあげてね」
「わかったよ。」
私は片方ずつ足を上げ、サリアは私のパンツを下ろしていく。
流石に、サリアの前で下半身丸出しは恥ずかしい。しかも、サリアの顔の前にお股が……。
私は無意識に手でお股を隠した。
「お姉ちゃん。恥ずかしいけど、我慢!!パンツ履かせるから手を退けて!!」
「あっ。ちょっと。んんん!!」
サリアが、手をどかそうとするから、思いもしないところに手が当たってしまった。
その後、顔を真っ赤にしながらサリアは私に赤いパンツを履かせてくれた……。
「お姉ちゃん。大人っぽい。絶対にこの姿は誰にも見せない!!私だけのお姉ちゃんだもん!!」
「サリア……。」
「お姉ちゃん私に着せて。」
「……うん。」
私は緊張しながら脱がていき、サリアは下着状態に……。
いつ見ても、なんて大きいおっぱいなのか……。
それに比べて私は……。
……。
ブラのホックを取るためにサリアに抱きつくが、サリアの大きいおっパイの感触がなんとも言えない。ブラのホックを取って少し離れるとブラからおっぱいがボインと姿を現す。
……。
これが、私を虜にしてしまったのか……。
さすがに、ここではあまり揉まないでと言ってしまった為、今回は素早くブラをつけるとこに。
手を通して、後ろのホックをつけ、ブラの定位置におっパイを寄せて持っていく。
「お姉ちゃん。ん!!ちょっと当たってる。んんん!!」
私は急いで、両方のおっぱいをブラの定位置に入れ込む。
サリアの顔は真っ赤で、恥ずかしくて私と目を合わせてくれない。
そんな可愛いサリアを見ながら下着をずらしていくが、「んんん!!あっちょっと!!」などと、つい声が出てしまっている。
少し時間はかかったが、サリアの下着姿完成!!
スケスケで、中身が結構見えてしまって、すごく大人っぽい……。
私とは天と地の差……。
「お姉ちゃんどうかな?結構スケスケで恥ずかしいんだけど、」
そう言いながら、大事なところを隠すサリアだったが、またそれがエロい……。
これこそが、大人の色気というものなのだろうか……。
それに比べて、私は……。
私は少しムッとしたのでサリアをからかうことにする。
「サリア。可愛いよ。」
「んん!!お姉ちゃん……。」
耳元で囁きながら、右腕を腰にまわし、左腕でおっぱいを揉む。
サリアは耐えきれなくなり、少し声を漏らしてしまうが、またそこも可愛い。あれだけ私に恥ずかしい思いをさせたんだから、もっと恥ずかしくなってもらわないとね。
私はサリアの耳を舐めながら、おっぱいを揉み続ける。
「んん!!おっお姉ちゃん!!もうダメ!!」
サリアは腰が抜けたのかその場に倒れ込んでしまった。サリアは顔を真っ赤にして、息遣いが荒い。
ギリギリ足が試着室から出なかったのが唯一の救いだ。
私は、サリアに覆い被さるように四つん這いになって、あごを少し上に持ち上げた。
「サリアって悪い子ね。これだけで、倒れちゃうなんて。でも、そこが可愛いところだよ。」
「んん!!」
サリアは余計息が荒くなり、口から少しヨダレがたれてしまっている。
私はそのヨダレを指で拭き取って自分の口の中に入れる。自分以外の体液を初めて味わうけど、そんなに嫌な味ではないな。
もしかして、サリアだからなのかな?
そんなことを考えていると、サリアの足がモゾモゾと動き出した。まるで尿意を我慢しているような感じ。
私はどこかネジが外れてしまったのか自分の理性が制御できなくつい、サリアに言ってしまう。
「サリア。ここがムズムズするの?大丈夫?もしもダメそうならお姉ちゃんが、サリアの大事なところ、触ってムズムズ取り除いてあげようか。」
「はっ。お姉ちゃん……。」
私の手がサリアのお股に触れようとした瞬間。
「お客様?先程から変な声しますけれど、大丈夫ですか?もしかして、転んでしまいましたか?」
「「!!」」
私たちは一気に冷静になり、このままではヤバいと思い急いで反応することに。
「大丈夫です。ズボンを履く時に少し転んでしまっただけなので!!」
「それなら大丈夫なんですけど……。」
私達はは店員さんがさる音を聞いて安心したのかため息が出た。
それにしても、もう少しで一線を超えてしまいそうだったから、店員さんが来てくれて本当に良かった。
もし来なかったと考えると……。
私は自分の理性を失わないようにサリアへのスキンシップを制御することを心に誓うのであった。
「お姉ちゃん。私は隣の試着室で着替えてくるから……。また後でね……。」
「……うん。」
サリアは顔が真っ赤になりながら、服を持って隣の試着室に急いで駆け込んだ。
その後、元の服に着替え、勝負下着をカゴの中に入れる。
カゴに入っている勝負下着を見ると、サリアと試着室で起きてしまった光景が思い浮かぶ。
……。
これは絶対に外で着れないな……。
私は、下着を眺めていると試着室から真っ赤な顔をしたサリアが出てきた。
「サリア大丈夫?」
「だっ大丈夫だから……。」
サリアは全く目をさわせてくれない。相当恥ずかしかったんだろう。
その時、サリアの試着室の隣からお母さんが出てきた。
「おまたせ。ちょっと時間がかかっちゃった。2人とも下着は決めた?勝負下着以外も買ってもいいのよ?」
「……。分かったよ。」
「……。ありがとう。」
「?」
他の下着は別々に選び、カゴの中に入れた。流石に先程の事件があったあとなので、二人で選ぶのが少し恥ずかしいだ。
下着を選んでいる時もサリアは、チラチラとこっちを見てきて、目が合うと顔を真っ赤にして、急いで目を逸らしていた。
サリアも相当恥ずかしいのだろう。
買い物が終わり、会計をしてお店を出ると、お父さんは店の前で待っていた。お父さんは一人で服を見ていた為、早く終わってしまったみたい。
私たちは、次の予定の噴水に向かって歩き出した。
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今回は久しぶりの暴走サリア回です!!どうでしたか?結構ドキドキしましたか?私の目標は小説を読んでくれた方の感情を動かすことなので少しでも動いてくれると嬉しいです!!
【お知らせ】
また毎日投稿始めます!!
いつまでかは未定です!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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