何故に蛍は光るのか

何故に蛍は光るのか

やあ、人類。ケツをピカピカさせて分かり合える人類。お元気か？

君たちのそのケツの光はとっても便利だろうが、たまには旧式コミュニケーションを取ってみては如何だろうか？今の僕はめちゃくちゃ幸せなのでそう思う。

だって、光での通信は一瞬だけど、僕は好きな女の子が僕のために一生懸命紡いだ「告白」を聞くことが出来るんだ。

それって、何だか人間にだけ許された特権だって思わないかい？

きっと、蛍も長い愛の言葉を考えてるけど、それを光にしか表すことが出来ないから頑張って光ってたんだろうって、勝手に僕は思う。

人間、蛍を真似しなくても案外簡単に相互理解が出来たんじゃないか？まあ、そこら辺は苦労を知らない子供の無知故の無邪気な発言だ。許して欲しい。

何故に蛍が光るのかなんて、蛍じゃなきゃ分からないものね。