【ボイスドラマ】私立・聖コープル女子高等学園「エロ研究部へようこそ♡」(※エロくはないです。矛盾では?)【「G’sこえけん」応募用に文章調整】
第4話(ボイスドラマ) また第三野球部の話してる……(´・ω・`)
第4話(ボイスドラマ) また第三野球部の話してる……(´・ω・`)
バンッ、と勢いよく扉を開いて
「ごきげんよう、皆様! 挨拶はさておき……た、大変ですわ!」
なかなか律儀な彼女に、ルナとカヲリが感心したような反応を返す。
「お~、お嬢様っぽい挨拶してきたねー……さすがおチン夫人♡」
「最初からその感じでいけたら良かったのにな、ペニスの商人」
「そのアダ名やめろや! シバき倒しますわよ!? って、そんなことより……!」
不名誉なアダ名(※第二話参照)にキレつつ、けれどそれ以上に優先すべき事項があるらしく、花子が述べたのは。
「さっき見たら、この部屋の
「「…………」」
その恐るべき事実に、ルナとカヲリが――怪しい含み笑いを漏らした。
「「……クックック……」」
「!? な、なんですの……なぜ、なぜ笑ってるんですの!? ……まさか……」
「その通りよ、
「ハナコじゃなくフローラだっつってんでしょーが! それはともかく、なぜそんな自ら奈落へ身を
「だってアタシ達、〝エロ研究部〟だもーん♡ 〝文芸同好会〟は世を忍ぶ仮の名前……闇に
「闇に紛れし真実を
「
ぐっ、と拳を握ってテンション上昇中のルナ――に、すみれが横から水を差す。
「あ、ここの表札とかほとんどの生徒は見ないはずですし、
「「「……………えっ」」」
「いやあの、この部屋、どこにあるか分かってますよね? ……えっ、私以外、
呆然とするルナ・カヲリ・花子に、すみれが告げる
「ココ、もうほとんど使われなくなった、旧校舎ですよ。……あと本校舎の他に、
「「「………………」」」
「だからまあ、他の生徒さんも用件がない限り、ほとんど近づきませんから。表札なんてよっぽど見ない、っていうか……あ、あの……皆さん、大丈夫です……?」
「もっ……もう完全に第三野球部じゃんアタシら――!?」
「別に第三野球部にたとえなくても良くないですか?」
「や、でもっ……旧校舎っていう割りに、すごい
「まあ私立のお嬢様学園なので……資金は
「でも、にしたってでもっ……旧校舎なのに壁とかにヒワイな落書きとか無いし、〝オウ全裸でマラソンしてこいよ!〟とか言ってくる
「だからお嬢様学園なんですってば。というかなぜ第三野球部に寄せようとするんですか。そして今のご
割と
まあそれはそうと花子が、苦笑いしつつ提案した。
「ま、まあまあ、すみれさん。本当に色々とアレですけれど……せっかくメンバー全員集まってるんですし、
「ハナッ
「ねえすみれさん、ちょいちょい思ってたんですけれど、微妙にハナコって言いかけてませんわよね? わたくし、すみれさんだけは信じてんですけども、信じても大丈夫ですわよね?」
「もちろんですよ
「
「もちろん、もちろんですよ
若干、話を
「む……ムリだよーっ! 雨に濡れながら喫茶店なんて、いけるわけないよーっ! いいじゃん、雨がやんでから行って……適当にお茶して終わればイイじゃん~!」
「いえまあ普通にそれでも
「る、ルナ、このバカヤローッ! ホントのクズになっちまってイイのかーっ!」
「いやカヲリさん? ちょっと小雨に濡れて喫茶店に行った程度で〝僕たちはクズじゃない!〟とか
ツッコミを
「おし、んじゃいこっか~。アタシ、ケーキ食べた~い♡ ……そして食べながら読むのもイイわよね……あ〇なろクンの活躍をね」
「そだな。確かに古い漫画と呼ばれても仕方ないかもしれない。しかし今のご時世だからこそ、再び盛り上がるコトもあろうってもんだぜ。何せ今は、かさばるコトもなく読みやすいコンテンツがあるだろう……そう、電子書籍ならね」
「もちろんそれは第三野球部に限ったハナシじゃなく、多くの名作漫画やラノベ・小説、諸々に言えるコトよ。そういう意味じゃ、今やメジャー級の登録作品数を
「さすがだなルナ、ウチも負けてらんねーや。負けないといえば電子書籍ストアにはそれぞれ特徴があるもんだけど、『DLsite comipo』は特にボイスコミックが強い印象だぜ。これも素晴らしい声優さんが音声作品を
「お二人のダイマがなぜか熱いのは、この際だから良いですけど……その
変な感心をするすみれ、の横から今度は花子が声を上げて。
「……お、お待ちになって! わたくしとしては国内最大級の『BOOK☆WALKER』も忘れてはならないと念を押させて頂きますわ! もちろん『DLsite comipo』も素晴らしい個性を持つストア……けれど選択肢は二つあってもいい、両者にリスペクトを持つのもよいのではなくって――!?」
「まさかあなたまで乗っかるとは思いもしなかったですよ
「えっすみれさん完全に今ハナコって――」
「
「えっなにそれ嬉しいですわ……なんかすげぇ友達っぽいですわ……え、ええ! 全力で
何だか誤魔化されている感あるし、若干の
こうして
(……結局、今日ほぼ第三野球部の話だったな……)
何ならエロ研究することのほうが
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