第6話 初めての学校生活①

翌日、僕は食事や準備を済ませてロビーに来た

ロビーには軍服を着た男の人がいた 時間になったら、その人がしゃべりだした


「私は特別科一年主任だ 今から一年教室に案内するがその前に寮の階ごとに集まって欲しい

寮の階でクラスが違う 7階が1組、6階が2組、5階が3組、4階が4組となる さあ、組ごとに固まってくれ」


寮の階で組が違うのか なら、僕は2組か!


(皆が組ごとに固まった)


一年主任「よし、ならば案内しよう」


そして僕達はそれぞれの教室に案内され、各教室にいるように言われたので、教室で待つことにした


「えー、2組の皆さんお待たせしましたー!

2組の担任の者ですー!気軽にせんせーいって呼んでね!」



軍服を着た先生が来たんだけど…チャラいな…


皆同じことを思ったのか、誰かが…


「なら、チャラ先生で!」と言った


凄いしっくりくるあだ名…

そんなあだ名をつけられた先生は…


チャラ先生「おっ!あだ名つけてくれるなんて、先生うれしー!」

と喜んでいた

それでいいのか…?


チャラ先生「えっと、今日は1日授業を受けて貰うんだけど、初めてだから実技の時間はその服のままで大丈夫だけど、次回からの指示が出されるからよぉく聞くように!お昼は皆寮に戻って済ませてね!後、高校生としての勉強もちゃんとするように!ネットで手短になってるけど、忘れたらだめだよ?最後に自己紹介は自分達で済ませてね!

もう先生から言うことはありません!おわり!今日も頑張ろう!ばいばーい!」


チャラ先生は言うことだけ言って帰って行った…


と、思ったらまた来て、


チャラ先生「あと、黒板に時間割貼ってあるからみてね!今度こそばいばーい!」


と言って今度こそ帰っていった



……

沈黙する教室内…

あまりに気まずいので僕はつい、

「ま、まずは時間割確認しよっか!」

と言った


すると

「賛成です ですが、時間割表に皆集まるのは良くないので、口頭で説明しては?」

と眼鏡の子が言った


僕は黒板に向かい、時間割を読み上げる

「そ、そうだね!えーと、1限神秘世界学、2限戦術学、3限神秘術学ここで昼休みを挟んで四限基礎鍛錬、5限神秘術実技、6限武術実技で終わり

座学は先生が教室に来て、基礎鍛錬は鍛錬場、神秘術実技は神秘術道場、武術実技は武術道場に各自向かうようにだって

授業時間は1時間、休み時間は10分、昼休みは40分だね」



眼鏡「ということは次は神秘世界学で教室で待てばいいのですね」


「そういう事だね」


皆は安心しかのか隣の人と話し合っている


「助けてくれてありがとう 僕は旭輝 君は?」


「僕は東南 角 (とうなん かく)と言います」


「角くんだね!」


角「後、同じ組に幼馴染もいるので呼んできていいですか?」


「もちろん!」


角「円!ちょっと来て下さい!」


円「なにー?」


角「此方の旭輝さんと自己紹介したので貴方も自己紹介したらどうかと…」


円「わかった! 俺は東 円(あずま まどか)! 角と幼馴染だから、よろしく!」


「うん!よろしく!」

円くんは大きいからちょっとビビったけど、優しい子だな


なんやかんやで始まった学校生活

初日から友達ができてできそうだ




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化け物退治への道 千夜 @senya293

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