第2話 特別科入学説明会

あの後僕は準備して、両親に見送られながら指定された会場にやってきた


「大きい所だなー っていうかここ皇財閥系列会社が運営してるのか まあ当たり前か」


中に入って、案内された所に座って始まるのを待つ



そして…説明会が始まった



??3「この説明会の招待状を送られた全ての者達が、この会場に集まってくれて非常に嬉しく思う。さて、この説明会で説明をする、五ノ宮学園学園長の五ノ宮歳星(いつのみや さいせい)という。」



招待状がきた全ての人が来たのも驚きだけど、まさか学園長直々に説明するのか!!しかも皇家の分家で有名な一族!


五ノ宮「まず、君達は神秘的なことを信じるか?現代で流行っているファンタジーとやらに近いことだと思ってもらって構わない それに近いことが現代にも存在するとしたら?君達はどう感じる?」


何を言っているんだこの人は?それが特別科入学説明会と何に関係しているんだ?

よくわからないけど、もしファンタジーな事が実在するならワクワクするなー!

魔法とか使ってみたいよなー!


なんて呑気に考えていた僕だが…

五ノ宮さんの次の言葉に驚愕してしまう



五ノ宮「ふむ、事情を知っている者達を除いて、楽しそう、面白そうと思う人が多いか…残念だが、そんな気楽な話では無い」


え?


五ノ宮「単刀直入に言おう 神秘的な事は存在するよ

何故ならその力を宿しているのが他ならない皇家を本家、皇家当主を長とした我等一族なのだから」


うそ… ファンタジーな事は実在する…?

確かに呑気に楽しみだとか、考えていたけど…

まさか本気で聞いていたのか!



五ノ宮「我等は神秘の力で化け物を退治している

今までは我等で対処出来たのだか、

ここ百年化け物の数が爆発的に増加してな

流石に我等だけでは対処出来なくなった

神秘な力の適性があるのはごく一部の者達だけ

そして少子高齢化も影響して大人数とは言い難い しかし化け物の数は増える一方で、化け物退治の人手は足りず…

更に偽装の為の皇財閥や傘下の会社が大企業となり人手は不足するばかり…


そこで人手を集める為に五ノ宮学園をつくった

様々な準備…化け物退治のことを隠しながら遂に特別科を10年前に設けることができた

もうそろそろ分かってきただろう

特別科は化け物退治の戦力を育成する所だ

特別科の詳しい情報が世間に知られていないのは我等が情報規制をしているからだ

君達には酷なことを強いてしまうが特別科入学は強制であり、これから戦闘訓練をしてもらう

それと特別科は寮制だ

この事は決して家族や中々会わないだろうが進学科の生徒に他言してはならない

今からバスで君達を五ノ宮学園に送迎する

これは決定事項だ」



いきなり、沢山の情報が入ってきて僕はつい固まってしまった



今となっては分かる

もうこの時には

僕はもう平穏な生活を送ることはできないと

僕に拒否権はないと

とんでもない事に巻き込まれてしまったと

確定していたのだと…





一気に情報が押し寄せましたね…

それと第一話で話してた、怪しい三人衆のうちの「??3」の正体が判明!

五ノ宮歳星(いつみや さいせい)

歳星は木星の別名  木星イメージの人です





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