化け物退治への道

千夜

第1話 招待状

第一話 招待状


ここは現代の日本。何も面白味のない、ファンタジーや戦いなんかと無縁の世界。そう思っていたのに…

今までの僕の常識を覆す出来事が近づいているなんて、化け物退治を目指すことになるとはこの時の僕は思いもしなかったんだ…





??1「__それで以下の入学条件を満たした者達の保護者宛に招待状は送ったか?」


??2「はい。配布は完了済みです。そして、殆どの保護者は了承の返事を確認しておりますので説明会はいつでも行えます。」


??1「そうか。学園の準備はどうなっている?」


??3「彼等が入学する特別科制度の見直し、進学科の新入生生徒含め在校生への情報規制、特別科に関わる教師の調べ、それ以外の教師への情報規制、彼等保護者の内我等と直接関わりがある者達以外への説明など、学園として、学園長として出来ることは全て終えたよ。だからこちらはいつでも受け入れ可能だ。」


??1「そうか。彼等を我等の事情に巻き込むのは気が引けるのだが… しかし時間が無いのだ。まずは彼等への【戦力化計画】を始めよう。まずは彼等を【特別科入学説明会】へ招待しよう。」







母「こらー、輝!起きなさーい!今日は用事あるんだから!」


「うーん、わかったー!」

僕は旭 輝(あさひ てる)。もうすぐ高校1年生になる、変わってる所といえば金眼なくらいのごく普通の16歳。っていうか今日、用事なんてあったっけ?



「おはよー」


父「おう、おはよう」

母「あら、おはよう」


「今日の用事って何?用事なんて何もなかったと思うんだけど…」


父「お前が今日の用事に見覚えないのは当たり前だ。だって今から伝えるんだから。」


「は?え?今から伝えるの?今日の用事を?何で早く伝えないんだよ!」


父・母「だって…驚かせたかったから!」


「あぁ、もう!驚いたから、内容言って!」


父「お前宛にあの皇財閥の分家一族が運営する、

五ノ宮学園特別科の入学説明会への招待状が来たんだ!」


母「確か一週間位前にきてたわよね!

あと調べたけど、特別科ってここ10年で出来て、

特別科の入学基準や学習内容とか誰にも明かされてないらしいわよ?」


父「でも!五ノ宮学園の卒業生は、どこも大企業ばかりの皇財閥系列の会社へ入る人が多い、エリート校!特別科が何をするかは分からないが、こんな機会は中々無いのは事実!お前がお金の事とか色々考えて断るかもしれないから、直前まで言わなかったんだ!」


「…え?五ノ宮学園?特別科?入学?…僕が?」


父・母「そう!」


「…いいの?入学して?」


父・母「もちろん!」

父「ちなみに、説明会は●時からだぞ〜!」


「…っ! 僕、準備してくる!」






誰かが何か不穏な話をしていますね…

彼等は話の重要人物なのでこれからも出てきます

どんな人物なのでしょう…



今回初めての長編に挑戦します!٩( 'ω' )و

練りに練った妄想にぜひ最後までお付き合いくださいm(_ _)m



最後まで読んでくださってありがとうございます

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感想や誤字報告、お待ちしております!

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