私の想いは届かない

地獄の4回の内容の1部

おまけ

―――1回目―――

「ねぇ山江さんから結構連絡来るんだけどなにか言ったの？山江さんには確認できてないけどタイミング良すぎではないの？」

「好きな食べ物とか趣味の話ぐらいまでいけたよ」

「朝弱いっていう共通点があったの！」

―――2回目―――

「山江くんってやっぱり気配り上手だよねって言ったらすごく照れてたの。ちょっと可愛いなって思っちゃった」

「山江くん来週誕生日らしくて、何欲しいか聞いたんだけど出てこないって言われたから日曜日に一緒に買いに行くことにしたの。あれ？これってデートに誘ったってこと！？」

「どんな服着ていったらいいかな？？」

―――3回目―――

「昨日すごく喜んでくれたの！お礼がしたいから今週の日曜日空けて欲しいって今日言われたの！これって期待していいってことよね？」

「謙佑くん結局決められなくて結果的に私が選んだんだの」

「色が一緒だとあからさまだから色違いのブレスレット買ったよ。これ絶対脈アリだよね」

「謙佑くんってみんなの中心でワイワイしてる系だけど、たまに年上の人に見えちゃうぐらいかっこいい時があるの。それがもうギャップ萌え過ぎて〜」

―――4回目―――

「あのさ、山江くんから晴子に好きな人を聞かれたって聞いたんだけど、もしかして好きだったり…」

「デートの場所がね、遊園地だったの！これはもう告白されるなって思って〜」

「観覧車の1番上のところで告白されたの！ありがちな話ではあるけど何重の意味でもドキドキした」