第16話 短歌の秋「濃さ」没短歌(笑)
・恋?鯉?濃い! 名詞ではなく形容詞 苦悩の色濃い詩作の予感
・濃い味の煮もの見るたび思い出す今は亡き父の料理の好み
・終わる秋濃い紅一筆腹に差しオスの訪れ待つ
・「濃い」じゃなく「濃さ」だったのか!聞き違い?ショックのあまり思わず一首
第二回の公開句会の時、司会の方が、次回のお題について、「こい、魚の鯉じゃなくて・・・濃い」って言われたと思ったので、「濃い」をお題にさっさと作ってみたのですが、後で確認したら、どうやらお題は「濃さ」。
イメージに合わないと思ったのを泣く泣く没にして、新たに6首(普通に作ったの5首になんちゃって短歌1首)ひねり出しました。
で、せっかく作ったのを完全に没にするのも悔しいので、ここに3首。
一つ目のは、第二回終了後直後に速攻で作ったもの。まあ、没ですよね?
二つ目ですが、ありがちだから、どちらにしても没にしたかも。
父は香辛料が一切ダメで、ワサビやショウガさえダメ。カレーなんてとんでもない。とにかく、好きな料理は醤油味。一番好きな料理?がキャベツを醤油と砂糖、鰹節で煮込んだもの。肉はあまり好きでなくて、一番好きなのは野菜。安あがりの人でしたよ。なのに、当時の男性としては体格がよくて、172センチの骨太体形。なぜ?
いろいろユニークな人でもありました。一人トランプやスーファミの上海に何年もはまったり。私がSFや推理小説や超常現象ものが好きなところは父譲りかな。
三つ目のは、それなりに情緒あるかなあって思ったんですが…勘違いかも。
ジョロウグモってご存じですか?
コガネグモとともに最も人家近く、街路樹なんかにいるありふれたクモで、春に卵から孵ってあっという間に成長して秋の終わりに卵を産んで死んでしまいます。
うちの近所では秋の終わりが近づくと、腹に赤い模様の入ったジョロウグモのメスが街路樹にたくさん巣をかけているのが目につきます。で、すみっこにちっさいオスがこそっと。
毎年の、いわゆる秋の終わりの風物詩って感じで。
最後のは、まあ、そういうことです(笑)
なんちゃって短歌・俳句まがい、徒然、時々日記 浬由有 杳 @HarukaRiyu
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