レトロで和洋折衷なロマンある怪異もの、素敵です~~!!
一話読んで、「なるほど、これは幻影が降り注ぐ町だ!」と納得でした!
普通の人々に混ざって怪異憑きの面々が堂々と暮らしているのが不思議で、でも「ちょっと怖いけどまあいいか」と大らかに受け入れている町が、なんだかすっごく好きです(*´▽`*)
怪異屋さんは探偵や警察のようでもあり、傷が治らなくてやってくるところを見ると、きっと町医者のようなポジションでもあるんでしょうね!
御影くん、夕暗ちゃんのこと好きですよね…!?
目の色が変わったり、手をつないだりしてますもんね…!?
生真面目なプロである夕暗ちゃんに御影くんがどうアプローチしていくのか、夕暗ちゃんはどんな反応を見せてくれるのか、楽しみです!!
作者からの返信
愛実さん! 読んでくれた上に感想もありがとうございます。゚(゚^ω^゚)゚。
そうですね、一括りに怪異屋といっても色々な怪異屋がいます。その中でも麒麟堂はなんでも屋なイメージが強いです。
回復を得意とするのは御影と享火だけでして、むしろ戦いメインのやつらばかりです。
怖いけどまあいいか< そうです! それです。この世界のこの時代は、怪異という存在を恐れながらも日常の一つとしてみてるのですよ。そこを拾ってもらえて嬉しいです!!
御影くんの気持ちをさっそく理解してる……さすが愛の女神!
夕暗ちゃんを前にして目の色が変わるのも、しれっと手を繋ぐのも、全部御影くんが無意識のうちにやっていることです。
そして本編では詳しく語られませんが、目の色が変わるのにも訳があります。ちょっと塩庭も忘れていた設定でした汗
生真面目で天邪鬼でツンデレな夕暗ちゃんを是非是非ご堪能ください~!
改めまして、感想ありがとうございました!
和洋折衷な怪異屋さん!
描写も素敵で、情景がありありと浮かんで、読んでいてとても楽しいです。
途中の依頼者の語り口も、怪談モノ大好きなので、最高でした。
途中のバトルも、祝詞も、すべて素敵です!!!
御影さんと夕暗さんの二人がどうなるのか、とても楽しみです!!!
作者からの返信
木曜日さん来てくださりありがとうございます!
楽しいと言っていただけて嬉しい! 作者冥利につきます.°(ಗдಗ。)°.
語り口調、そこに気づくとは……!
結構拘ってるので踊っちゃうぐらい幸せです〜
祝詞は見せかけですが、それっぽく見えていましたか? 素敵と言われると調子に乗っちゃいますよー!!
バトルがメインか! ってぐらいバトルしますが、もちろん最後は溺愛でしめますので! 楽しんで読んでもらえれば嬉しいです〜
改めまして、感想ありがとうございました!
匿さん!
楽しく拝読させていただいております!
和洋折衷、怪異ものにバトルものな世界観、本当に最高です!
それとキャラクターさんたちのお名前が皆大変美しい✨
夕暗さんの祝詞、めちゃくちゃカッコよかったです〜!
祝詞とかの詠唱大好き人間なので、めちゃくちゃ癖に刺さりました……!
そして、夕暗さんと御影さんの仲もどうなるのかワクワクしながら引き続き楽しんで拝読させていただきます✨
作者からの返信
感想ありがとうございますー!!
祝詞いいですよね……塩庭もある作品で読んでからずっと使いたいと思ってたんです! やっと使えて満足……
名前、すごく悩んで決めたので嬉しいです〜特に夕暗ちゃんはコロコロ変わってまして……やっと行き着いた先がこれでした。
日本の名前はこだわり強めなので、そう言ってもらえてよかったです!
改めまして、感想ありがとうございました!
編集済
青色の短髪に、皺の寄った眉間と鋭い目。身長は、これでいて背が高い夕暗よりも低くて、百六十二"センチメートル"だ。常に和傘を持ち歩いていて、とても変わった男だと思う。
ここまで時代に即した書き方をされるなら、|糎《センチメートル》にしてしまった方が合ってるかと
「はじめまして、糸 曙と"申します"」
京言葉なら"申しおす"の方が好ましい
が、東に来てそれなりの時間が経っているのなら、混ざる可能性はあるため微妙なところ。以下関西弁の指摘では同文省略。敬語の大阪弁などでは申しますで適当。
「ああ、これですか。これは亡くなった父が最期に"残してくれた物なんです"」
この場合、"遺して"が好ましい。
また、京言葉なら"遺してくれはった物なんどす"が適当。
敬語の大阪弁でも"遺してくれはった物なんです"が適当。
「こんな早く来てくださると思わなかったから、もてなしの準備もできてへん。ええ、構いませんと? ありがたいですわ。では、本題に入らせてもらいますね」
「こないに早う来て下さるとは思わへんかったさかい、もてなしの準備もできとらへん。ええ、構いませんと? ありがたいですわ。ほな、本題に入らせてもらいますね」
が適当。京言葉、敬語の大阪弁に同じ。
「これは一年ほど前からの話"です"。お隣に住む女学生の赤松"さん"。彼女の部屋からカリカリ、カリカリと物を引っ掻く音が聞こえてくるのですわ。"だから"わたし"は聞きました"。『赤松"さん"、猫でも"飼ってるんです"か?』と」
"どす""はん""せやから""聞きましてん""はん""飼ってはるんどす"
が京言葉では適当。
敬語の大阪弁ならばさん→はん、並びに"飼ってはるんですか"が適当。
「『いいえ、猫は飼ってません。だって動物禁止のアパートじゃないですか』赤松さんはそう言いましたわ。じゃあ何の音かと、わたしは背筋が凍るようでした。それから暫くは夜も眠れへんかったんですが、暫く経ってから、赤松さんの部屋の中を見てしまったんです」
「『いいえ、猫は飼ってません。だって動物禁止のアパートじゃないですか』赤松はんはそない言いはりましたわ。ほな何の音なんやと、わたしは背筋が凍るようでしたわ。それから暫くは夜も眠られへんかったのですが、暫く経ってから、赤松はんの部屋の中を見てしもうたんどす」
が、京言葉では適当。大阪弁でも、どす→ですで適当。ん音便化とら抜き言葉が用いられていたが、前者は他の箇所と統一するべきであり、後者は敬語に相応しくない。
「そこには、悍ましい毛むくじゃらの獣が居ました。白くて尾っぽが長かったです。手は鎌になっていて、明らかに動物じゃなかった……びっくりしたわたしは赤松さんに聞きました。そしたらあの子、イタチを拾ったと正直に言ったんですわ」
「そこには、悍ましい毛むくじゃらの獣が居りました。白くて尾っぽが長かったどす。手ぇは鎌になっとって、明らかに動物ではなかった……びっくりしたわたしは赤松はんに聞きましてんな。そしたらあの子、イタチを拾ったって正直に言いよったんですわ」
が京言葉で適当。大阪弁ではどす→ですで適当。
「季節が巡って、夏になりました。わたしは赤松"さん"に『調子はどうですか?』と聞いたんですわ。そしたら、『イタチを森に帰しても、帰しても、部屋に戻ってくる』と泣き出しました。それに、彼女の腕にはびっしりと切り傷がついていましたわ。彼女自身は気づいて"いない"ようでしたけど……」
"はん""おらへん"が適当。
「わたしには何もできないですが、それでも見届けたいですわ。なぁ怪異屋さん、わたしもついて行っちゃ駄目ですか?」
「わたしには何もできへんどすけど、それでも見届けたいですわ。なぁ怪異屋はん、わたしも付いて行ってはあきまへんか?」
が京言葉では適当。大阪弁ならばどす→ですで適当。
「……服の下とかも見といた方が"いい"かもしれへん」
"ええ"が適当。
「赤松"さん"、いつもと同じ時間に帰ってくる言うてましたわ」
"はん"が適当。
「赤松"さん"、大丈夫!?」
"はん"が適当。
「ええ、大丈夫です。赤松さん、気を失ってるだけみたいですわ」
「ええ、大丈夫どす。赤松はん、気を失っとるだけみたいですわ」
が京言葉では適当。大阪弁ではどす→ですで適当。
「怪異屋"さん"、赤松さんはどうしてわたしの部屋に"居たんでしょうか"」
"はん""居ったんでっしゃろか"が適当。
「待ってくださいまし、御影さん。どうして赤松さんに怪異が憑いとったんですか」
さん→はんが適当。
「夕暗さん?」
同上。
「怪異屋さん……いえ、夕暗さん、御影さん、今回はありがとうございましたわ」
同上。
奈良弁はある程度分かりますが京言葉も大阪弁も専門外なので悪しからず
糸さんの出自がないので両方書いておきましたが、標準語圏の方が頑張って書かれてるのが分かる文調で微笑ましかったですわ
なんかお嬢様言葉っぽくなっとたんが気に掛かりましたけど(笑)
それではこの辺りで失敬
作者からの返信
細かいところまでありがとうございます!
あまり詳しく書いていなかったのですが、糸はわざと関西の方言を使わないように気を付けているお金持ちの娘という設定なので、このまま通させてもらいますね。
余談ですが、わたしは静岡人なので、糸の会話で静岡弁が出ないようにするのがとても大変でした汗
方言って気づかないうちに出てきますよね。その点では今回の校閲では関西弁のことを学べてとても助かりました!
本当にありがとうございます! 素敵な企画の開催にも感謝を……!!
お読みくださりありがとうございました。
編集済
素敵な世界観に読みやすく美しい文章、うっとりしてため息が出るほどです。
続きも大切に拝読いたします。
作者からの返信
髙さん感想ありがとうございます!
そう言ってもらえてとても嬉しいです~! 一話は文章にこだわったからってのもあるかもしれません。世界観も褒めてくださり感激です……!!
続き、ごゆっくりどうぞ~(*''▽'')