『ミステリ小説を執筆されている方に10の質問！』へ。

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Q1 ペンネームとその由来を教えてください。

　　成阿（なりあ）　悟（さとる）です。

　　よろしくお願いします。

　　サートゥルナーリアという競走馬からいただきました。

　　元々は、古代のお祭りの名前のようです。

Q2 ミステリ小説を読み始めたきっかけは？

　　小学校の図書室にあった、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んだのが最初だと思います。

　　その中で、一番最初に読んだのは「怪人二十面相」でしょうか。

Q3 一番好きな短編ミステリ小説のタイトルと作家名を教えてください。

　　「花緋文字」連城三紀彦

　　花葬シリーズと呼ばれる短編の一作です。

　　美しく流麗な文体で、こんなお話を書くのか！　と、衝撃でした。

　　連城先生の天才には、憧れしかないです。

Q4 一番好きな長編ミステリ小説のタイトルと作家名を教えてください。

　　「向日葵の咲かない夏」道尾秀介

　　好き嫌いの分かれる小説だと思いますが、唯一感がすごいです。

　　道尾先生の小説は大好きで、ほぼ全作読んでます。

Q5 一番好きな海外ミステリ小説のタイトルと作家名を教えてください。

　　「殺人交叉点」フレッド・カサック

　　いろいろあって悩みますね；

　　名作は数え切れないほどありますが、あえてこれにしました。

Q6 一番衝撃を受けたミステリ小説のタイトルと作家名を教えてください。

　　「殺戮にいたる病」我孫子武丸

　　いろんな意味で……いろんな意味で衝撃でした；

Q7 無人島にミステリ小説を1冊だけ持っていくとしたら？　

　　「戻り川心中（ハルキ文庫）」

　　連城三紀彦先生の傑作中の傑作です。

　　ハルキ文庫版に限定したのは「花葬シリーズ」を発表順に全て収録してあるからです。（晩年書かれた花葬シリーズの最終作「夜の自画像」は収録されてません）

Q8ミステリ小説を描こうと思ったきっかけは？　

　　ミステリ小説ばかり読んでいて、ちょっと書いてみたいな、と思ったのと、あるラジオ番組に投稿するためです。

Q9 自分が書いた中で、現時点で最高傑作と思う作品を教えてください。

　　「引っ越し」

　　いただいた星の数で決めるとしたなら、この作品でしょうか。

　　 https://kakuyomu.jp/works/16817139557093829234

Q10 最後に、自分の作品のアピールをお願いします。

　　「紫陽花」

　　https://kakuyomu.jp/works/16818093079945452244

　　「蛍」

　　https://kakuyomu.jp/works/16817330656733995732

　　「お墓参り」

　　https://kakuyomu.jp/works/16817330649795491707

　　ミステリ風味が好きで、空き時間に読めるような物を探している方におすすめです。

　　少しでも気になったら、読んでいただけると嬉しいです。

追記：

　　参加いただいた皆様に「有名ではないけれど、隠れた名作だと思うものを教えてください」とお訊きしたかったのを忘れておりました；

　　とりあえず、自分のを書いておきます。

　　「散り行く花」伽古屋 圭市

　　あの連城さんの花葬シリーズを彷彿とさせる連作短編小説です。

　　少しも話題になってないのが不思議なくらいの傑作だと思います。

　　連城三紀彦先生をお好きな方は必読ではないでしょうか。