第23話 『023 獅子の聖者』
『023 獅子の聖者』
「面白いことをいう獣人だな。情報にはない女だが、一緒に拘束する。おとなしく拘束されろ」
「拘束できるなら、やってみろ。私の爪で首を切ってやる」
獅子の聖者で副団長サジと激突開始。
俺はシクラという剣士と戦闘に。
ゲームでも獅子の聖者は見た。
勇者パーティーでプレイしている時だった。
ただ獅子の聖者から狙われることはなかったから戦闘は未知だ。
ただBランクパーティーは相当に強いことは間違いないので、いくら魔剣ライゼンを持っていても注意はする。
副団長サジは口だけはなさそうだ。
ニーナにケンカ口調だったがいうだけはある。
冒険者でも経験はかなりある。
ニーナと互角に戦いをできる冒険者は多くないからな。
そして俺に剣で向かって来るのが剣士のシクラだが、こいつも要注意だ。
副団長の下の役職という位置だろう。
俺は魔剣ライゼンで防御しつ敵を観察した。
シクラが3番手なら、その手下のレベルも予想はできる。
そこらの雑魚冒険者の集まりではないと思えた。
50人もいるなら、獅子の聖者に狙われたら、Bランク冒険者でないと命はないだろう。
「あははは、シクラ、ガイルはだたの金しかわからない貴族だ。獣人を護衛に雇っただけの貴族。すぐに倒して拘束してくれ」
「そうします」
団長のムヒは俺が勇者パーティーを殺したと想像もしていないようだ。
ただ奴隷商人と関係があったくらいの認識だったのが失態だろう。
敵の状況を観察しているとニーナにサジが猛攻する。
ここはニーナを見守る。
副団長サジは魔法を使えるようだ。魔法は火魔法か。
「ファイアーボム!」
「この程度の魔法か」
ファイアーボムが襲ってくるもニーナは回避。
しかしファイアーボムは回避してから効果があった。
「爆発しろボム!」
「うううう、爆発かよ!」
「ニーナ!」
地面に当たった瞬間に爆発してニーナは巻き込まれた形になった。
回避したと思ったら2段階で効果がある魔法だった。
ゲーム中にもファイアーボムはあって、面倒な魔法攻撃だなと思った。
回避しても爆発に巻き込まれるので、防御は難しいがニーナはどうするかな。
「あはははは、俺のファイアーボムは最強魔法だぜ」
その後もニーナは爆発に巻き込まれる。
ダメージを蓄積していった。
副団長だけあって魔法に自信があるのはわかったが戦いはこれからだ。
ニーナが本気を出す。
狼状態に変形したからだ。
「なっ! この女はただの獣人じゃない。魔狼か。気をつけろサジ」
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