第7話 『007 賢者ジャヤと武闘家ピケ』

『007 賢者ジャヤと武闘家ピケ』


なぜこの3人だとわかったいうと、俺もこの3人パーティーを経験しているからだった。


本来なら思い入れのある3人だけに、違う形で会いたかったが。


「勇者オーディナルは俺が殺した。襲って来たんだ。信じてくれ」


「信じるかよ。俺は賢者ジャヤだぜ。襲って来たのを殺したというのか。狂ってんのか。誰が貴族が勇者を殺した話を信じるかよ。じゃあ俺が襲ってやるから、殺してみろよ!」


賢者ジャヤが剣で襲ってきた。


願わくばこの3人を敵にはしたくなかったが、戦闘になった。


賢者ジャヤの剣術は勇者オーディナルにも匹敵する。


Aランク冒険者でもこの剣術は耐えきれない。常識では俺は死ぬ。


ジャヤもそう思っている。








俺を賢者ジャヤだと知っているのか?


悪事で有名な貴族のガイルと思われる。


勇者オーディナルは貴族ガイルと奴隷商人を追求していた。


だとしたら本当に勇者を殺したかだが、俺の賢者の剣術をだせばわかる。


国内でも最強の剣術を受けてみろ、この悪徳貴族め!






ジャヤが剣術できた。


最悪の事態となった。


凄まじい剣の速度。


ドラゴンも殺せるのが迫るも。


俺は魔剣ライゼンを出す。


オーガ斬りで勝負した。


「嘘だろ、俺の賢者の剣術を突き破るとは」


「ジャヤが死んだ! こいつ強いぞサラ、気をつけろ」


「勇者オーディナルを殺したのは本当のようだわ」


「ふふジャヤは油断していた。俺の武術は違うぜ、烈火のバースト」






俺はピケ。


最強の武道家だ。


賢者が死んだのはショックだったが油断したのが敗因だろう。


俺は賢者のような失態はしない。


あいつは貴族であるが、もしかしてガイルか。


最低の貴族の一人であるから、俺が殺せば国王も喜ぶだろう。


そうすれ俺が新たな勇者になれるか。


勇者オーディナルが死んだなら、次は俺だろう。


あはははははははは、死ね貴族。


烈火のバーストを受けてみろ!






烈火のバーストだな。


間違いないのは俺がゲームをプレイした時にお世話なったから。


素手の拳ではあるが防御無視してダメージを与える恐ろしい攻撃。


それが武闘家ピケだ。


しかし俺のオーガ斬りは負けない。


もはや最強のレベルになった。


勇者オーディナルの失態だ。


俺に魔剣ライゼンを取らせた時点で、勇者パーティーは敗北だったのだ。


「うわああああああ」


「ピケ!!!!」


ピケを瞬殺。残ったのはサラだな。

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