第7話 『007 賢者ジャヤと武闘家ピケ』
『007 賢者ジャヤと武闘家ピケ』
なぜこの3人だとわかったいうと、俺もこの3人パーティーを経験しているからだった。
本来なら思い入れのある3人だけに、違う形で会いたかったが。
「勇者オーディナルは俺が殺した。襲って来たんだ。信じてくれ」
「信じるかよ。俺は賢者ジャヤだぜ。襲って来たのを殺したというのか。狂ってんのか。誰が貴族が勇者を殺した話を信じるかよ。じゃあ俺が襲ってやるから、殺してみろよ!」
賢者ジャヤが剣で襲ってきた。
願わくばこの3人を敵にはしたくなかったが、戦闘になった。
賢者ジャヤの剣術は勇者オーディナルにも匹敵する。
Aランク冒険者でもこの剣術は耐えきれない。常識では俺は死ぬ。
ジャヤもそう思っている。
◇
俺を賢者ジャヤだと知っているのか?
悪事で有名な貴族のガイルと思われる。
勇者オーディナルは貴族ガイルと奴隷商人を追求していた。
だとしたら本当に勇者を殺したかだが、俺の賢者の剣術をだせばわかる。
国内でも最強の剣術を受けてみろ、この悪徳貴族め!
◇
ジャヤが剣術できた。
最悪の事態となった。
凄まじい剣の速度。
ドラゴンも殺せるのが迫るも。
俺は魔剣ライゼンを出す。
オーガ斬りで勝負した。
「嘘だろ、俺の賢者の剣術を突き破るとは」
「ジャヤが死んだ! こいつ強いぞサラ、気をつけろ」
「勇者オーディナルを殺したのは本当のようだわ」
「ふふジャヤは油断していた。俺の武術は違うぜ、烈火のバースト」
◇
俺はピケ。
最強の武道家だ。
賢者が死んだのはショックだったが油断したのが敗因だろう。
俺は賢者のような失態はしない。
あいつは貴族であるが、もしかしてガイルか。
最低の貴族の一人であるから、俺が殺せば国王も喜ぶだろう。
そうすれ俺が新たな勇者になれるか。
勇者オーディナルが死んだなら、次は俺だろう。
あはははははははは、死ね貴族。
烈火のバーストを受けてみろ!
◇
烈火のバーストだな。
間違いないのは俺がゲームをプレイした時にお世話なったから。
素手の拳ではあるが防御無視してダメージを与える恐ろしい攻撃。
それが武闘家ピケだ。
しかし俺のオーガ斬りは負けない。
もはや最強のレベルになった。
勇者オーディナルの失態だ。
俺に魔剣ライゼンを取らせた時点で、勇者パーティーは敗北だったのだ。
「うわああああああ」
「ピケ!!!!」
ピケを瞬殺。残ったのはサラだな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます