3話

 午後8時


 俺はデスクに座り、あるスタートボタンを押す。


ー 大手会社ラスが運営しているVtuber。沢山の有名人を輩出してきた超がつくほど有名なところだ。

 俺は登録者30万をを持つ「桜川 カスナ」という人物の中の人だ。俺はなぜか会社に「女の子として頑張ってください」と言われたので頑張って女の子を演じている。(でも正直、男Vtuberとして活動したかった…!)もしバレたら炎上間違いなしだなと思いながら毎回配信をしている。ブルッ。

 だけど今のところはお金も入ってきて平和だ。

 ずっとこの平和が続くといいな。と思いながら生活している。



 …この発言がフラグになったのかもしれない。

なぜなら些細なミスで今、平和が崩れているのだから…。

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