普段の優斗の日常 前編
午前7時 朝の支度
ピッ、ピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピピッ「ポチッ」
「うーん!よく寝た。」
俺の名前は姫口 優斗!高校一年生だ。突然だが俺はとあることを除いて普通の高校生だと思う。今日は、俺の一日を見てもらおう。
…俺は誰に話しかけているんだ?…まあいっか!
俺は朝一番にご飯を食べる。もし誰かにパン派?ごはん派?と聞かれたらごはん派と答える。なぜならお米は焼肉、魚など様々な料理と合うからだ。俺が好きな組み合わせは…ラーメンの汁にお米を浸したものだ。若いからできることなので今のうちに堪能しておきたいと思っている。おっと早く学校に行く準備をしなきゃ!
午前8時 高校到着
ガラガラガラッ
「おはよう!」
「オカンおはよう」
「ねえ、オカン以外にも呼び方あるでしょ?」
「ない!」
「えっ、言い切っちゃうの?!」
そう、何故か俺はオカンと呼ばれている。何故かは知らないけど、高校に入学して1ヶ月でこのあだ名がクラスに定着した。
もっと色んな呼び方があると思うんだけど、と言ったところ皆がオカン以外のあだ名が想像できないと言われた。…解せない。
シュッ「痛っ」
どうやら友達の奏翔が紙で手を切ってしまったらしい。
「奏翔大丈夫か?絆創膏あるからこっち来て。」
ペタッ
「よし、これで大丈夫だ。」
「優斗、そういうところだぞ。」
…?どういうところだろう?まぁいいや。
午後12時30分 昼ご飯
「なぁ、優斗はVtuberで誰が好き?」
「えっ?うーん…そうだな。俺は桜羽場 雪乃かな。明るいし、話し方がすごい上手なんだよね。そう言う奏翔は?」
…正直、友達の好きなVtuberは気になる。
「俺?俺は桜川 かすなが好きだな。配信面白いし、何より少し鈍感で抜けてるところが可愛いんだよな!」
「へ、へぇーそうなんだ!」
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