第6話
食料不足になり、地上に出てきたはいいものの、ゴブリンぐらいしかいない。でもゴブリンはどう調理しても不味そうなのでスルーする。
あと1時間探してもいなかったらもう木になったり生えたりしてるベリーみたいなのをたべるか。
狼のようなモンスターを見つけられた。狼は犬の近縁種で、中国人には食犬文化があったらしいから不味くはないだろう。
ダンジョンに帰って来た。途中に落ちていた木の枝も持って帰った。
早速、持って帰ってきた木の枝を円形に並べ、火魔法で火を付けようとしたのだが。
「火魔法!」
…あれ?なぜか火が付かない。火魔法にも色々あるのだろうか?本などがあれば分かりそうだが…
あいにく今は持っていない。
そうだ!人間の街に行こう!街に行けば本もあるはず。と思ったが女神の言い分を考えると人間と魔族は敵対してそうだな。だから、このまま行っても殺されてしまって終わりだろう。だが、人間との違いといえば肌の色が少し黒いのと耳が尖り、細い角が生えているだけだ。これなら、きちんと服を着てフードを被ればいいんじゃないか?もしも肌の色について指摘されたら日焼けしたとでも言えばいい。
フードはマントについてるから気を付ければ人間の街に行けそうだな。空腹を満たすためにも、今後の生活のためにも、できるだけ早く行ってみるか。
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