第7話

はい、え~こんにちは皆さん

俺は今、休憩中にへまをしてしまい麻痺毒を食らてしまいました。今俺の腕をもしゃもしゃと食っているこのハリネズミを3倍くらいした魔物がその犯人です。


あぁ~、まじでどうしよう......


=====

一定の条件を達成しました。

【麻痺耐性】Lv,1を取得しました。

==============--


マジか!あっ!動ける少し違和感はあるけど動けないほどでもない!


「ックッソ!むしゃむしゃと人の腕食いやがて!『ファイアボール』!」


「キュュュュ~~.......」


数秒後あのデカハリネズミは燃えつきて灰になった


====

マヒネズミの討伐を確認

経験値を取得

これによりLv,21→23へ上昇。それに伴い個体名【武】のステータス値の上昇を確認。また、空腹耐性のLvが4→5へ上昇。

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Lv,23

体力:260/260

魔力:240/250

筋力:255(+10)

敏捷:245

技術:240

精神:320(+400)


【状態】

空腹

【skill】

勇気Lv,4

痛覚無効

棍棒術Lv,5

八艘飛びLv,1

空腹耐性Lv,5

魔力回復速度上昇Lv,3

剣術Lv,1

麻痺耐性Lv,1

【unique】

疫病神[SSS]

無限再生

不死

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これ.....毒とか接種し続ければすぐに無効にできるのでは?


や、やばい......自分の可能性に恐怖すら感じる





♦♢♦♢♦♢♦♢

(?????視点)

「なに?魔物の死体が死絶の森に散乱してるだと!?」


バンッ!と机を叩く音と共に男の声が響く


「はい....それも1匹や2匹ではなく大量にです」


「.......変異種が現れたか?」


「その可能性も考えて周辺を調査しましたが死体を詳しく確認すると剣のような物による切り傷や魔法の痕跡が多くありました。初めは魔物同士の争いか何かだと思いましたが、これは魔物ではありえないことです。おそらく非冒険者によるものかと」


「何故そう思った?」


「冒険者ならば討伐した魔物の証明部位を切り残りの部位をアンデッドが生まれない為に燃やすはずなのにそれがそのままになっていた。これは冒険者としての掟を知らないということです。」


「なるほど.......」


男は忍びの装いをした女性の情報を聞き頭を抱える


「討伐された魔物の詳細を教えてくれ」


「はい、まずゴブリンが12体。ホブゴブリンが1体。コボルトが10体です。また、マヒネズミらしき焼死体を1体確認」


「これだけ聞くと実力的にはD級冒険者レベルだ.....」


「今後の方針はどうなさいますか?」


「う~む........」


男はどうするべきか迷っていた.....


「よし、お前に正式な依頼を出す。内容は魔物の変死の原因の特定とその者との交渉。交渉が難しく悪人だと判断すれば殺しても構わん俺が責任を持つ!報酬は前金として金貨2枚成功報酬は金貨4枚でどうだ?」


「ありがたいのですが大丈夫なんですか?そんなに出して。この間奥さんに夜のお店に行ってるのばれてお小遣い減らされたってぼやいてませんでしたか?」


「うぐ......それは言わんでくれ。俺だってヘソクリくらいある」


「はぁ....了解しました。では、失礼しますね」




ガチャンッ    扉が閉まる


「はぁ.....勘弁してくれ、なんで俺がギルマスの時にこんなことが起きるんだよ....胃が痛いのは家族問題だけでお腹いっぱいだ」

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