第2話

====

名づけにより個体名【武】のステータスの上昇を確認

また、【skill】勇気Lv,1を取得

これにより、精神値+100


============


なんだこの声は.....

名づけ?いや、この変な声の通りなら何とかなるかも....

いや、何とかするんだ!


=========

名無し《ノーネーム》

種族:ヒューマン

Lv,1

体力:40/40

魔力:30/30

筋力:10+25

敏捷:10+15

技術:10+10

精神:10+90+100


【状態】

高揚

【skill】

勇気Lv,1(NEW!)

【unique】

疫病神[SSS]

無限再生

不死


==============


====

勇気Lv,1

パッシブスキル

精神値に常時+100の補正が入る

=========


先ほどまで頭から足先まで全身を支配していた恐怖はない。その代わり不思議と胸の奥がスッとする。


「俺は諦めない!絶対にだ」


拳を握り迫りくる緑の化け物共のうち一番近い一体の顔面目掛けて拳を振るう。


グシャ


「うぐぅッ!....」


攻撃の反動で殴った右手首が折れる....つぶれる音がした。だが、一体確実に戦闘不能にした。昔You〇ubeで見た、相手の顎を殴ることで脳震盪を起こしことができるってっていう護身術が役に立った......ありがとう


「ガフッ......」


「「ギギギギ」」


と、そんなことを考えていると後頭部と腹部に強烈な痛みが走る。思わぬダメージその場で倒れてしまう。その間に砕けた右手首は再生していた。


「ギ、ギギッ!」  「ギギ?ギャーギャー!!」


俺が虫の息だと思い込んでどっちの餌にするかで争ってるのか?でも、助かった....その間に後頭部と腹部の痛みが消えた。反撃だ!


「うおぉぉーー!!」


「「ギギッ!?」」


不意を突かれた緑の化け物は行動が一瞬鈍化した。

その一瞬を武は見逃さなかった。

先ほどと同様に顎に一発入れた。今度は反動がなかった。目の前で仲間が倒され呆然としている化け物を二体目が持っていたこの棒で頭部を強打


ドスッ.....

低い音と共に3体目の化け物はピクッピクッと痙攣した後動かなくなった


====

ゴブリンの討伐を確認

経験値を取得

これにより、Lvが1→3へ上昇。それに伴い個体名【武】のステータス値の上昇を確認

また、【skill】痛覚耐性Lv,1を獲得

============


おっしゃ!

レベルアップだ!心なしか体が軽くなったきがする。これがレベルアップの恩恵か.....


「ステータスオープン」


======

Lv,3

体力:60/60

魔力:50/50

筋力:35+20

敏捷:25+20

技術:20+20

精神:100+20(+100)


【状態】

高揚

【skill】

勇気Lv,1

痛覚耐性Lv,1(NEW!)

【unique】

疫病神[SSS]

無限再生

不死

==============

======

痛覚耐性Lv,1

パッシブスキル

痛みに少しだけ強くなる

==============

やった!

このスキルのレベルを上げていったらいつか痛みを克服できる!

っていうかあの緑の化け物ゴブリンなのか

創作物で見るゴブリンより10倍グロい...........


よし、残り二体も仕留めるか......

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る