「メリークリスマス!!」

「もう寝たかな」


 ボクは静まり返った家の中の廊下を移動する

 空気は冷たく澄んでいた


 家に帰った後、お風呂に入った後そのままボク達は二人とも自室に戻っていた。


 ボクがこうして廊下にいる理由は、クリスマスプレゼントを真正面から渡すには恥ずかしいから、白の部屋に置いて来ようとしているだけである。


 静かな空間は普段は聞こえない自分の足音ですら大きく聞こえる

 それでも好きか嫌いかで言ったら好きに入るのだが……っと話が脱線した


 ゆっくり、慎重に動きながら白の部屋の前まで辿り着く


 一瞬廊下に置いておこうか、考えたが、見つけられなかったら悲しいのでやめておく


 慎重に扉を開けて中に入る

 中に入ると白は静かな寝息を立てながら眠っていた


 久し振りに寝ているところをみたが、やっぱり白はかわいいと思う


 プレゼントを枕の横に置き軽く白の髪をなでる


「おやすみ」


 言葉を残した後慎重に部屋を出て、そのまま自室に戻る


「今日はもう寝よう」


 さてこれを読んでいるあなたにも


『メリークリスマス!!』

            なんちゃってな。


 ああもう眠い。それじゃあおやすみ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは少し先の未来のクリスマスを書きました。

なので二人とも多分大学生ぐらいだと思う……

話は変わりますが、クリスマスに予定はありますか?

私はありません

それでは作者からも皆様へ『メリークリスマス‼』

プレゼントの中身は皆様の想像にお任せします


また次の話でお会いしましょう

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