28話「家事」

「洗うのはやるから食器持ってきてくれる?」


「はーい」


 晩ごはんを食べ終わりボクは食器を洗う準備をするそうして持ってこられた食器を洗い始める

 そうして洗い終わった食器はキッチンカウンターの上に乗せていく。


「お姉ちゃん〜悠も手伝う!!」


 怪我をしなさそうで出来そうなやつ……食器拭いてもらうか


「それならお皿拭いてくれる?」


「うん!!」


「私も手伝う?」


「大丈夫だよ。ソファーで休んでいて」


「……うん、分かった」


 食器洗いは悠の手伝いのおかげか予想より早めに終わった

 なのである程度時間がかかる洗濯機を回すことにした

 いくら昔より時間が短く出来るようになったと言うがそれでも15分程度かかるので先に回しておけばその分後の負担が減る


「ご飯何合炊けばいいんだろう」


 まあそこら辺は後にしたほうがいいだろう

 必要なものはネットの中に入れ洗濯機の中に突っ込む

 そうして中に固形型洗剤を入れて洗濯機を起動させる

 ガタガタと大きい音を出しながら洗濯機が動き始める


「うん、これでよしっと」


 脱衣所から出てもう一度キッチンへと向かう

 リビングの方を見ると悠と白が楽しそうにテレビを観ている


「大丈夫、大丈夫」


 小声で自分自身に言い聞かせる

 嫉妬だろうか?今まで感じなかった感情にボク自身も驚いているのかもしれない


「二人共、明日何食べる?」


「……ご飯」


「悠もご飯でいい」


「了解」


 お米……2合いや2.5合でいいか

 米を内釜にいれて始めに20回その後水を捨ててもう10回を研ぐもう一度水を捨て合数分水を入れれば完璧だ

 炊飯器にいれて明日の5時30分に炊けるようにする


 少し白たちを観ている時間が長かったのかもしれない。すぐに洗濯機が終わった音が聞こえた


「さて、洗濯物を干すのは手伝ってもらいましょうかね」


 洗濯機から洗濯物を取り出す。いつもよりは数が少ないので一括でできたのは楽だったと思う

 ネットに入れてあるものも中身を出してからネットを含め洗濯かごに入れていく


「手伝おうか?」


「……いきなり来るとびっくりするんだけれども」


「ごめん、気をつける」


「いや別に注意したわけでもないんだけれども……」


 びっくりした、いやほんとまじで

 ただ本当に注意するつもりではなかったので少しだけ申し訳ない気持ちがわく


「で、手伝ってくれるの?」


「ん、いいなら手伝う」


「じゃあ手伝ってもらうかな」


「そうえば注意って誰からきたの?」


「それは運営代理の女神から……あ゙!!」


 あの女神に文句言うの忘れてた


「次は忘れないようにしよう」


 その後普通に手伝ってもらったが身長がたりず苦戦した


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー更新させていただきました

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