御伽噺戦争・VR旅行記二回目
やあ、こんにちは。今回から
つ 戦乙女と思わしき鎧を身にまとった女性の像
今回から本格的にメルクリVRの世界をめぐっていくよ。読者の諸君は美しい世界を堪能し、もっと見たいと思う人はぜひメルクリVRをプレイしておくれ。
さて、まずは冒頭の写真だけど、もっとしっかりとみるとこんな感じだよ。
つ 女性像を四方から撮ったスクリーンショット、真正面はアップもある
こちら、
戦乙女公国ワルキュレアの来歴をちょっとだけここで書いていこう。これはコンシューマ時代から変わらないので、コンシューマのメルクリを知ってる人は聞き覚えがあるかもね。
もともと、ワルキュレアのある場所とスネドゥロニジェンがある場所、ブルー・バードのある場所は一つの王国だったんだ。
VRでもコンシューマでもいろんなところで話を聞いていると聞こえてくる、最悪の
この後、ブリュンヒュルデがワルキュレアに押し込められた数年後、フィンブルは弟であったラグーナレックによって下剋上されて政権はラグーナレックに。このラグーナレック、とーっても脳筋で政治なんてな~んもできないダメ男だったから、もう国はしっちゃかめっちゃか。
そこに立ち上がったのがブリュンヒュルデとブルー・バードのある地域を収めていたミィ・チル・チ・ルチルと、スネドゥロニジェンのある地域を収めていたカイ・ゲルディアルの三人の領主さま。
彼らに周辺諸国も手を貸して、狂国トゥオネラは滅ぼされ、ブリュンヒュルデはそのままワルキュレア領を、ミィ・チル・チ・ルチルとカイ・ゲルディアルで自身が納める地方を含めた近隣地方を分配して統治することになって、今の三国になったって感じ。
で、後者二人は自信を王様として統治することにしたけど、ブリュンヒュルデは自分の家系から再度ラグーナレックみたいなのが出ないように、あくまでも公国として自身は公爵であるという形で土地を統治していくことにしたらしいよ。
あくまでも簡単にまとめたんだけど、実際にゲーム内で話を聞いて回ると結構えぐい内容が聞けるんだ。ラグーナレックの統治期間なんてたった数年だったはずなんだけど、その時に虐殺された村とか、町とかは数十に上って、人口が一気に減ったんだって。
グロ系の内容も含まれるから、苦手じゃない人はぜひコンシューマでもVRでもゲームで聞いてみて! けなされまくるラグーナレックと反対にブリュンヒュルデがめっちゃ聖人としてあがめられてるから。
あ、これはワルキュレア以外でもね。ワルキュレアでは神様みたいに扱われてるけど。
つ 先の女性像と同一人物と思われる女性が柔和にほほ笑む絵画
ワルキュレア首都の北側にあるワルキュレア歴史博物館に飾ってある、ブリュンヒュルデの肖像画だよ。きれいな人だよね~。
わたしとしては、ブリュンヒュルデが聖人っていう口伝より、フィンブルに地方に追い出されたのはブリュンヒュルデ自身がラグーナレックと同じくらいの脳筋じゃじゃ馬娘で、戦争したいって騒ぐから落ち着かせるため、っていうマジカヨエピソードが真実だといいな~なんちゃって。
はー、来歴なんておもっ苦しい話をまとめたら疲れるね! 次のお写真行きましょ!
つ 美しい女性が天に手を掲げる図が彫り込まれた左右対称のアーチ門
こちら、ワルキュレア首都の南にある、城壁の門になりま~~す。
ワルキュレアはあと東西にそれぞれ門があって、画像はこちら。
つ 美しい女性が剣を握りしめ俯いている図が彫り込まれた左右対称のアーチ門
つ 美しい女性が槍を抱え込み上を向いている図が彫り込まれた左右対称のアーチ門
門に彫り込まれた女性はブリュンヒュルデがモチーフって言われることもあるけど、この門自体はブリュンヒュルデがなくなってから百年以上あとに建立されてるらしいから、おそらく当時のワルキュレアを治めてた女公爵がモデルだと思うな。
ワルキュレアって、ブリュンヒュルデ以降女系の家系になったらしくて、生まれるのは女の子ばっかりだから、いつも婿を取るんだって。
え~っと、今のワルキュレア女公爵が十七代目だったから、その間ずっと女の子しか生まれないらしいよ。呪いって言われてるね。
それはそれとして、こう、現実ではあまりない、いい感じにファンタジーっぽいもんだよね。石門なんだけど、話によると普通の石門に、薄目の一枚岩をプレート上にして女性の掘り込みを掘って、それをいろいろファンタジーな素材で張り付けてこんな感じになってるらしいよ。
当時の施工業者が今も残ってて、その石工の旦那に話を聞いたらいろいろ苦労話を聞けたよ。モデルの話もここから聞いたから、VRをやってる人は聞いてみてもいいかも。
つ ワルキュレア首都を城壁の上から撮った俯瞰スクリーンショット
これが首都ワルキュレアの俯瞰写真だよ! みんな撮ってると思ったらどこにもなかったので、わたしが堂々とお見せしようじゃないか。
いや~、門番の兵士さんと仲良くなったら城壁に登らせてくれてね、せっかくなのでパシャっと撮ってみたよ。
ワルキュレアって長方形なのかなって思ってたんだけど、実は楕円形だったんだねぇ……。中は思ったよりもしっかり区画整理されててわかりやすかったし、住むにはいい場所だと思ったよ。
ま、わたしは根無し草。この世界に移住しに来たんじゃなくて、旅行に来たからね! いろんなところをめぐって、いろんな写真を読者におすそ分けしていこうじゃないか。いつも通りね。
(ちなみに、主要国家全部の俯瞰写真ももう撮ってあるから、各国の記事を書いたときにお披露目するからお楽しみに☆)
つ 門番らしき兵士と南門、見切れる右手のピース
重たい話をまとめて疲れたから、今日はここまでにしようと思うよ。
本当は街の外の風景まで進めたかったんだけど、銅像と門でいっぱいいっぱいになっちゃった。反省反省。
次こそ、南門から先の風景についてお届けしよう。
それでは、また次回をお楽しみに!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます