戻る
「元彼とは友達に戻った」
はっきり言おう。私こういう人ちょっと嫌いだ。そして、今から私が語り出すことは全部が全部私の主観と衝動200パーセントだ。どうか気にしないで欲しい。
人と人とが、付き合う。それって、尊いことだと思う。一概にそうとは言えないから私はこのシリーズを書いてるんだけどね。人と人とが信頼し合って愛し合うのって恐ろしく奇跡だ。
人と人とが、付き合う。それって、物語だと思う。それぞれが持ち合わせた物語を、ひとつの本にまとめていく、それが恋人っていう関係の二人が送る生活なんだろうなと、想像する。
真っ白だった二人の本が、二人の色に染め上がる。
そこに影が差しても、それが真っ白に「戻る」ことなんてありえない。
二人の本を切り離すことになって、お互いの本が綺麗な色をしていても、
真っ白に戻すことなんて、絶対に出来ない。言い切る。言い切るの嫌いだけど言い切る。出来ない。
だから、「元彼とは今も仲良いよ」っていう言い方なら納得するんだよ。
戻れる訳無いだろばーか!ばーか!
すみませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます