第4話
「とりあえず家に帰ってきたけど、そういえばステータスを見てなかったな」
レベル4
HP 400/400
MP 400/400
スキル ポイント3
ゴーレム製造lv1
ゴーレム使役lv1
使役距離延長lv1
使役数増加lv1
アイテムボックスlv1
物質鑑定
「レベルが4に上がって、スキルの横にポイントが追加されてるな」
HPとMPが上がったから死ににくく、ゴーレム製造しても失神しないようになったんじゃないか? とりあえずまずはこのポイントが何なのか調べてみるか。意識してみると使い道や使い方がわかった。
まず一つ目の使い道は、習得済みのスキルのレベルを上げることができる。例えば今のゴーレム製造はlv1だがこれをlv2に上げることができる。というかこのポイントを振らないとスキルレベルが上がらない方が重要だ。
「スキルレベル上げないと強くないスキルとかもありそうだ」
二つ目が新しいスキルの習得。例えば剣術や赤魔術といったスキルを習得できるみたいだ。いろいろとリストが表示されているが、気になるのはゴーレム施設製造とスキル詳細鑑定だ。
「ゴーレム施設製造は単純に気になる。スキル詳細鑑定はもっと詳しく知れるかもしれない。そうすれば重点的に上げるスキルを決めれるかもな」
そう口に出して整理する。リストの状態だとスキルの詳細が見れないが、もしかしたらスキル詳細鑑定があれば見れるかもという期待がある。
「まあ習得してみるか」
これで習得できたか。とりあえず持ってるスキルに浸かってみるか。
ゴーレム製造……ゴーレムを製造するスキル。レベルと同じランクまでの素材を扱うことができる。
ゴーレム使役……ゴーレムを使役するスキル。レベル×10体まで使役することができる。また使役数増加のスキルがあると『ゴーレム使役レベル×10×使役数増加レベル×100』体まで使役することができる。
使役距離延長……レベル×100キロメートルまで使役距離を延長する。
使役数増加……レベル×100体まで使役数を増加させる。
アイテムボックス……物を亜空間にしまえるスキル。レベル×100キロ立方メートルまでしまうことができる。
物質鑑定……物の情報を知ることができる。
スキル詳細鑑定……スキルの詳細な情報を知ることができる。
「ゴーレムの使役数が1000体かよ……」
あまりの多さに少し呆然とした。しかも二つのスキルをレベル10にすれば10万体だろ。管理できるきがしない。
「とりあえずリストのスキルを見てみるか」
予想通り習得可能リストのスキルをスキル詳細鑑定で見ることができたし。とりあえずその中で良さそうなスキルをまとめてみる。
ゴーレム施設製造……ゴーレム型の施設を製造できる。レベルと同じランクまでの素材を扱うことができる。
並行処理……情報を並行処理する能力を拡張する。。レベルが上がると並行処理数が多くなる。
情報処理……情報を処理する能力を拡張する。レベルが上がるとたくさんの情報を処理できるようになる。
武器製造……武器を製造できる。レベルと同じランクまでの素材を扱うことができる。
防具製造……防具を製造できる。レベルと同じランクまでの素材を扱うことができる。
「情報系は将来的に必要になりそうだよな。今の限界使役数の1000体でも操れる気がしないし。武器防具製造はゴーレムの戦力強化と思ったけど、防具はいらないよな。ゴーレム施設製造はよくわからなかったけど、普通に考えれば鍛冶場とかの施設か?」
とりあえず必要な武器製造は必ず習得するとして、残りはどれにするか。
「ゴーレム施設製造にするか? 習得して損はないだろうし、情報系を習得するならまとめて習得したいし」
そんなわけでゴーレム施設製造と武器製造を習得した。早速確認するとゴーレム施設製造は農園や鍛冶場から裁縫室といろいろな施設のゴーレムを作れるようだ。その分素材がたくさん消し飛ぶが。
武器製造はゴーレム製造と同じ感じで扱えそうだから特に問題はないな。
「施設はどんな効果があるんだ?」
まさか施設ができるだけじゃないよな? 詳しく見たところその心配は杞憂に終わった。
基本的に施設の中にいるゴーレムに施設に対応したスキルを付与するようだ。例えば農園の施設だと栽培のスキルが付与され、鍛冶場だと鍛冶のスキルが付与される。
といっても対応したスキルがないと意味ないが。例えば農園の施設を作っても、栽培系のスキルを俺が持ってないとスキルが付与されない。だけど鍛冶場だと、武器製造のスキルを持ってるから鍛冶スキルが付与される。
「なんというかややこしいな」
まあなんとなくわかるからいいか。さてそれじゃあポイントを使い切ったし、次はゴーレム製作と武器製作をするか。
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