第12話 セム語が読める(話せる?)高校生の特技の活かし方
昔読んだ某漫画に、ある高校生が何百年も前に書かれたヘブライ語で書かれた本を手に入れて必死に翻訳するって話があったのだけど、高校生の時点でヘブライ語が読めるのは大したものだ。この高校生が手に入れた本を書いたのは、敬虔なユダヤ教徒だったのだろうか?あまりに超正統派寄りだと、ヘブライ語は聖なるものなので、慎重な扱いになりそう。タルムードに多少通じていた所謂世俗的保守派かも知れないが。こうやってどんな著者か想像するのもありだ。
この全く読めない言語を(その漫画が出版された時代はネットがない)高校生が翻訳するって設定が凄くワクワクする。今ではGoogleレンズ先生で古文書も読めてしまうから凄い時代なのである。
それで、ヘブライ語はアラビア語とかなり近い言語なので、将来はアラビア語通訳とかやってサウジアラビアでブイブイ言わす将来とか想像したのだが、サウジだけでなくUAEやカタールなどは英語も話すから、ビジネスだけならアラビア語必要かな?
レバノン、シリア、エジプト辺りもありなんだが、こっちのアラブ人もフランス語話すからな。
セム語ができる高校生は設定が最高なのである。あの時代のオタク文化のような、大人が完全に意味不明なものに高校生が挑戦するワクワク感といったら。こんなワクワクはついぞ見ない最近は。
ヘブライ語ができたら、現代ヘブライ語を覚えて(聖書ヘブライ語とかなり違う気がする)、イスラエルのポチをやって、ついったらんどの有名人の大使とお友達になって、シェマー・イスラエルとかなりそうなのが現代というやつで、なんという時代なのだ。
今は想像力が掻き立てられるものがあまりないの。
ヘブライ語できると、アラビア語との関係が開けるのが想像できた。
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