第8話A

テトラゴット,てめえ強くなんなよ...。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「場所は,学校でいいか?」

「「「「「「はい」」」」」」「...はい。」

結局,「監視」ということで生徒会の参加が決まったが,この状況...。

なぜか部長の先輩より,生徒会長が取り決めている。

これもう生徒会の合宿なんじゃね...?俺場違いすぎんだよ...。

てかこれ監視なんだよな。生徒会長が一番張り切ってんじゃねえか。

という感じでとんとん拍子で決まっていったのだが,

「てか先輩,合宿って何するんですか。」

「まあ遊べばいいんじゃない?報告書は適当に書けばいいでしょ。」

「この人,本当に副会長でいいの?」

「いや,実は変態のくせに仕事は優秀なんだよ。自分の担当の仕事はな。」生徒会長が答える。

「大前〇子かよ...。」

「変態のくせには余計だよ?」

「いや誰がどう見ても変態ですから。そうですよね,皆さん。」そういうと

「変態だしね...。」

「うん,変態」

「この学校の誰に聞いても変態と答えるだろ。」

「変態にもほどがあるぐらいだよ」

「なんか後輩が私より仲良くなってる...。」




そんなこんなで,決めているあいだにさっさと合宿の日が来た。

夏休み何してたかって?転生前に見切れなかったアニメの消化と,最新ゲームに決まってんだろ!あの時代は,原〇とかブルア〇とかなかったからな。でも俺の幼少期と転生前の時系列かぶってるっぽいんだよな。神の前では時間なんぞ関係ないのだろう。どのみち助けたら,今の俺がどうなるかわからないし,あの時の体じゃ助けることも家に行くこともできなかったしな。


まあ閑話休題(物語シリーズ面白い)ということで学校に着いた。まじで旅行バックって重いよな。まあそれも気にしなくなるぐらい,楽しいのが旅行なんだが。

ーーーーーーーーーー


あ,そういえば今回のメンバーの話をしよう。

生徒会長 矢代寧々 参戦! 備考;むっちゃ張り切ってる。だが一番眠そう。

生徒会副会長 佐原麗華 参戦! 備考:むっちゃダルそう。お前が部長だろ!

生徒会書記 山田桂里奈 参戦! 備考;唯一の二年生。不思議ちゃん。人に興味なさそう「...?だれ?」って言ってたし。ちなみにこの子学年トップらしい...。

生徒会会計 河合楓太 参戦! 備考:一年生。派手な見た目に対し,かなり頭がいい。ちなみに「今日帰ったらガチャ引こ...。」の子。同志(オタク臭)がする。

生徒会庶務 原田雪 参戦! 備考:一年生。むっちゃ大人しめで純粋そう。変な人ばっかに囲まれてかわいそ。ちなみに「明日は雪でも降るのでしょうか?」の子。

場違い 小樽蓮 参戦! 備考:なし

とまあ,こういったところだろう。俺だけ超少ない。


「よし!みんな揃ったな」クマがある生徒会長が声をかける。絶対楽しくて寝れなかったんだろうな。目は死んでいるが,行動自体はエネルギッシュだ。

「「「「「はい」」」」」 「はぁーい」先輩がやる気なさそうな声を出す。

こいつ部長なんだよな?ほんとに?


俺らは合宿を行うにあたって,空き教室を使って寝泊まりすることになった。ちなみに布団は部長の先輩ではなく...生徒会長が用意したらしい。まじであの部長,準備なんもしてねえだろ。

話を戻そう。この合宿,二泊三日なのだが,スケジュールは部長によるとまじで決まってないらしい。まあ正直生徒会長が決め手そうな気が無茶苦茶するのだが。


そんなこんなで男子側の空き教室に荷物を置くと,作戦会議をするとのことで女子部屋に移動した。


「さあこれからの予定を決めようと思う。」急に先輩がしきりだし,先輩がそういうと,

「「「「「...」」」」」全員が黙った。

そんな気まずい空気の中なか生徒会長が言った。

「もう決めてあるぞ」やっぱおめえ何もしてねえじゃん。


文芸部の合宿ということで本を読もうということになった。これって合宿なのかと思っていると,先輩がガサゴソとものを取り出す。そういやこの人のカバン以上に膨らんでたなと思いながら見ていると

「じゃーん!お菓子セット――!」

分かっていたよ。この人が普通に本を持ってくるわけないって。でもさ部長なんだから期待しちゃうじゃん?ほら「文芸部大丈夫?」的な目で俺は見られているよ?てか鞄の中身ほとんどおかしだし。どんだけ買ってんだよ。

そう思っていると先輩がいなくなっていた。

その瞬間頭に柔らかい物が乗っかった。

「私のロッカーのぬいぐるみシリーズ持ってきたよ―――!」

変態と呼ばれる理由を再認識した。まあまず学校のロッカーにぬいぐるみを持ってきているのは許そう。だが,それのセンスが全部ホラゲのキャラで光景がやばいのだが?しかも有名じゃないやつ見るからさらに怖えよ。うん,これは全校生徒満場一致だわ。雪ちゃんガクブルしてるよ?そうだね,変態怖いね。

「それってハ〇ーワ〇ーですか?それにガーデンオブバ〇バ〇もD○○rsまで...。

どうやってこの量のお金作ってるんですか!?」

あ,前言撤回。この人も変態だった。変態の中に場違いな普通の人。

ある意味俺が少数派だから変態なのか...?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

UndeadのMVすごかった。主題歌より二次創作か?ってぐらい愛に満ち溢れてた。

ちょっと雑談が長すぎるかも...。NTRまでの道のりはまだ遠いそうです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生したら幼馴染に嘘告された。 @kaihne

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ