隅田川
あー、さて。オマケのコーナーでーす。
拙作の特徴。
はいっ。
それは「主人公はあくまで隅田川だということ」だと思いまーす。
怪異の正体は「隅田川の記憶」をイメージしてデザインしたし。なんなら全編通して隅田川のことしか書いてないくらいの気持ちです。途中、諸々の過程を経て、最終的にあんな感じに落ち着きました。
地域を書け、というレギュレーションに対する、それが私の答えだったよ。
どストレート(笑)
あとはなんだろう?
作品を書くにあたって心懸けたこと?
これについては。
小説の投稿サイトであるカクヨムから作品を出す以上、カクヨムらしさ、すなわち小説らしさを残した作品にしたいなーと思って書きました。
肝心な音声化の部分については「読み心地」についてダケ考えることに。
私が応募したのは、朗読部門。
だから朗読者が気持ちよく読める文章にしよう。
さーせん。
基本、それ以外のことはなーんも考えませんでしたー。
でも、まあ、結果。
普通に朗読劇の台本ができあがった感じはするのね。
それに、朗読部門は全編通して1人の声優が表現する、という規定になっておりましたから。
映像よりは1人舞台のほうがイメージしやすかったということもあります。
だから。
舞台ならここで音響が入るなー、とか。そういう演出はそれなりに考えたし、実際にSARFさんがつけてくれた音声は期待通りでした。
ですから、たぶん正解だったんです、拙作の在りかたも。
だって答えあわせが合っていたのだから。
まあ、ぶっちゃけ、その時の私には引き出しにそれしかなかったというのが正しく。
精いっぱい。
もー、ほんとぉーに、せーいっぱいでしたのよぉー。
今だったら本稿で勉強したおかげで、もう少し別の作品も書けるかもしれないなあ、とは思います。
が、だからこそ。
『「釣れますか」暗い流れの向こうから』は小説を書き始めて二か月目の、あの瞬間にしか書けなかった作品だったなー、と思ったりもします。
なんかね。
もう、勝手がよくわからないから、とりあえず全力投球しちゃった荒れ球みたいな作品なのかも、です。
だって、ハナっからAR音声化するって言われてるのに、参考にしたのが舞台なんだよ?(笑)
すなわち。
これをキャッチしてくれたSARFさんの腕前よ!
いちおー拙作『「釣れますか」暗い流れの向こうから』はこれ。参考にどぞー↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16818093072929936921
そんなわけで。
先日。
音声化された作品『釣れますか』を聴いて参りましたー(*≧∇≦)ハ(≧∇≦*)イエーイ
地下鉄浅草駅A2a番出口から地上に出て川に向かって歩き始めると間もなくスポットに入る利便の良さ。
エリア中心の目じるしになる地下鉄湧水は知る人ぞ知る名所だそうな。
スカイツリーを遠景に、働く船やら屋形船、かの松本零士デザインの遊覧船も眺めることができる、最高のロケーション!
そして流れてくる『釣れますか』。
いやあ。
すんげえカッコよくなってて、ビビったッす!
「おおう、めっちゃ男前な声が私の書いた文章を読んでるよー!!」
と、悶絶しきりの20分でした(笑)
でも、その一方で。
もはや私の手を離れた作品でもあり。
かなり客観的にも聴くこともできました。
私がイメージしていた通り、全体的に抑えめに展開してくれていて。
でも、私が持っていたイメージよりは明るさも(色気もwww)あって。足りないところがシッカリ補われていた!
素晴らしい!
そして。
結構「文学」だったです。
そういう解釈をされたんだなあ、と思うと。
感慨深かったですU^ェ^Uモジモジ
浅草のクラシカルな雰囲気と、近代的な雰囲気。それらがミックスされた空気感とも、とてもよく合っていたと思いますし。
ほんっとーに勉強になりましたし。
なによりも面白い体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
なんだろう。
もはや誰に何にお礼を言えばいいか迷うくらいに、あらゆるところに「ありがとう」と言いたい(笑)
感謝の気持ちは溢れるままに。
次回最終話。明日も更新は22時だぜ! ありがとぉーい!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます