「第二回 SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト」に向けて、傾向と対策を練っちゃうぞ～！！

千葉 柏

　◇◇◇脚本部門　優秀賞◇◇◇

「一つ目のなぞなぞ。死を皮で挟む植物なーんだ？」その少女、囁き囀る災い

『囁囀害（しょうてんがい）～異界までの謎々隠れんぼ～』

　著者＝笹 慎

　◇◇◇

　☆☆☆講評☆☆☆

　ホラー×謎解きという考え方が斬新でした。内容もわかりやすく、入り込みやすい世界観だと感じました。それぞれのスポットで謎を解きながらホラーを楽しめる構成は、まさに音声ARの王道的な楽しさを両立できる作品だと思います。☆☆☆

　なぞなぞ。

　好きな子はめちゃくちゃ好きですよねー。

　うちは親戚まわりも含めてなぞなぞっ子はいなかったけど。

　友人の子供が小さい頃は「なぞなぞやって！」攻撃をかなり受けましたよ、私も。あれ、エンドレスなんだもんなあ……(笑)

　という思い出話はさておき。

　なぞなぞで物語を進行するというのは、子供向けの作品に相応しい、良いチョイスですよね。

　その手があったか！　正直、思ったもの。

　まず、たいへん勉強になりました。

　アイデアからなにから、きちんと構築されていて、音の指定もしっかりしているのよ。

　しかもドラマチック。

　かなり意図的に練られていて、欲しいところに欲しい素材がくる感じ。

　気持ちいいなあって思いますU^ェ^U

「まさに音声ARの王道的な楽しさ」という、講評さんの言うことは正しい。

　第二回SARF×カクヨム短編こわ～い話コンテストに応募予定の貴方には、ぜひとも目を通しておいてほしいなー。

　とっても良いお手本になってくれる作品です。

　それにしても。

　このなぞなぞっ子、シャレにならん怖いですよ！

　いらっとする喋りかたといい、ゾワゾワするぅ。

　不快なノイズもかぶさって。

　あおられまくったあげく、でっかいなんかに追っかけられたりもするんでしょ？

　めっちゃ威嚇されてる！ し。

　いやあ、怖いだろ、これ。

　期間中、柏には遊びに行きたいなと思っているんだけど。

　いやだわー。

　あたち、ひとりで聴いたら泣いちゃうかもー。

　……というくらい怖い（笑）

　ひとつひとつは定番なんだけど。

　組み合せかたが上手いんだと思う。

　怖さの質が今っぽいし、この分かりやすさは、SARFさんも音声を作りやすかったんじゃないかなあ。

　共有しやすいイメージがあるって、大事だよねー。

　なんとなく、良い作品に仕上がっていそうで、とても期待している。

　とても期待しているんだけど。

　原作に輪をかけて怖くなっていたらどうしよー。

　とも思っているぅー ´;ﾟ;∀;ﾟ;)ｶﾞｸﾌﾞﾙｯｽｰ

　もしも。

　柏二番街でひとりメディアを聴きながら号泣している人がいたら、それは私かもしれません。

　見つけても、そっとしておいてくださいね……(･ω･｀人)ｵﾈｶﾞｲ

　まずは読むべし。震えて学べ。↓↓↓

『囁囀害（しょうてんがい）～異界までの謎々隠れんぼ～』

　笹 慎

　https://kakuyomu.jp/works/16818023212286683943/episodes/16818023213936903745#end

　うーん。

　子供向きの年齢制限がないホラーとはいえ、王道ってヤバいよなー。

　と、あらためて怖かったー。

　でも、肝だめしとか、お化けやしきとかって、こういうもんだろう。

　子供たちを震えあがらせてナンボってとこ、あるもんね。

　うん。きっとそーだ。

　実力の名店でした。

　ごちそうさまでしたー(* ´ ▽ ` *)ﾉ

　そして。

　今日も今日とてくじ引きちゃんの出番です。

　じゃかじゃんじゃんじゃーん。

　～次に訪問する名店～

『怪談の現場で語られる不穏な通話』

　佐倉真理

　あ。

　つぎも怖いヤツだ！

　でも、直球どまんなかというより、変化球。

　ちょっと不思儀な味わいの名店ですよ。

　次回の更新予定は８月２４日２２時です。お楽しみにーU^ェ^U